2023年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 | 海岸施設の設計と管理 | ||
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 後藤・高橋 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A55R |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 学習目標の要点は以下のとおりです。 ・水の波の基礎理論を理解できるようにします。 ・波浪現象について理解できるようにします。 ・海岸構造物(防波堤ほか)の設計法を理解、港湾計画を理解できるようにします。 すなわち、「海岸および河川で発生する波動現象の概要およびその理論に関する説明」、「沿岸域での災害についての説明」、「災害を起こすの外力の理解」、「災害を引き起こす外力に対する対策構造物の紹介」、「対策構造物の設計法の考え方に関する説明」、「港湾施設の計画の考え方に関する説明」などについて説明できるようにします. 本授業科目はDP1・3・5及びCP1・3・5に該当しています。 |
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授業形態及び 授業方法 |
スライドを用いて講義します.補足的に板書も致します.必要に応じてプリント教材を配付します. |
履修条件 | 水理学Iおよび水理学I演習、水理学IIおよび水理学II演習、応用水理学演習、海岸環境工学を履修していることが望ましいです。 |
授業計画
第1回 | 本科目の意義について説明し、沿岸域水理概説・波浪推算法を学ぶ。(担当:後藤) 事前学習:参考書等に目を通し,円滑に授業内容を理解できるよう準備すること(120分) 事後学習:配布資料及び板書をもとに授業内容を振り返りレポートを作成する(120分). ※レポートに関するフィードバック方法 授業時間内に課題を例に解説を行い,それに基づくレポートを課す.さらに,そのレポートの提出後.改めて解答を配布する. |
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第2回 | 波圧の算定法(その1)について学ぶ.(担当:後藤) 事前学習:参考書等に目を通し,円滑に授業内容を理解できるよう準備すること(120分) 事後学習:配布資料及び板書をもとに授業内容を振り返りレポートを作成する(120分). ※レポートに関するフィードバック方法 授業時間内に課題を例に解説を行い,それに基づくレポートを課す.さらに,そのレポートの提出後.改めて解答を配布する. |
第3回 | 波圧の算定(その2)・消波ブロックの設計について学ぶ.(担当:後藤) 事前学習:参考書等に目を通し,円滑に授業内容を理解できるよう準備すること(120分) 事後学習:配布資料及び板書をもとに授業内容を振り返りレポートを作成する(120分). ※レポートに関するフィードバック方法 授業時間内に課題を例に解説を行い,それに基づくレポートを課す.さらに,そのレポートの提出後.改めて解答を配布する. |
第4回 | 円柱構造物等の設計・防波堤の設計(安定計算)について学ぶ.(担当:後藤) 事前学習:参考書等に目を通し,円滑に授業内容を理解できるよう準備すること(120分) 事後学習:配布資料及び板書をもとに授業内容を振り返りレポートを作成する(120分). ※レポートに関するフィードバック方法 授業時間内に課題を例に解説を行い,それに基づくレポートを課す.さらに,そのレポートの提出後.改めて解答を配布する. |
第5回 | 打ち上げ高・越波量・埠頭や係船岸の設計・標準設計法(信頼性設計法)の概要について学ぶ.(担当:後藤) 事前学習:参考書等に目を通し,円滑に授業内容を理解できるよう準備すること(120分) 事後学習:配布資料及び板書をもとに授業内容を振り返りレポートを作成する(120分). ※レポートに関するフィードバック方法 授業時間内に課題を例に解説を行い,それに基づくレポートを課す.さらに,そのレポートの提出後.改めて解答を配布する. |
第6回 | 海岸構造物の耐震設計法について学ぶ.(担当:後藤) 事前学習:参考書等に目を通し,円滑に授業内容を理解できるよう準備すること(120分) 事後学習:配布資料及び板書をもとに授業内容を振り返りレポートを作成する(120分). ※レポートに関するフィードバック方法 授業時間内に課題を例に解説を行い,それに基づくレポートを課す.さらに,そのレポートの提出後.改めて解答を配布する. |
第7回 | 非定常流の連続の式と運動方程式を学ぶ.(担当:高橋) 事前学習:参考書等に目を通し,円滑に授業内容を理解できるよう準備すること(120分) 事後学習:配布資料及び板書をもとに授業内容を振り返りレポートを作成する(120分). ※レポートに関するフィードバック方法 授業時間内に課題を例に解説を行い,それに基づくレポートを課す.さらに,そのレポートの提出後.改めて解答を配布する. |
第8回 | 水の波(長波)について学ぶ.(担当:高橋) 事前学習:参考書等に目を通し,円滑に授業内容を理解できるよう準備すること(120分) 事後学習:配布資料及び板書をもとに授業内容を振り返りレポートを作成する(120分). ※レポートに関するフィードバック方法 授業時間内に課題を例に解説を行い,それに基づくレポートを課す.さらに,そのレポートの提出後.改めて解答を配布する. |
第9回 | 水の波(微小振幅波理論)(その1)について学ぶ.(担当:高橋) 事前学習:参考書等に目を通し,円滑に授業内容を理解できるよう準備すること(120分) 事後学習:配布資料及び板書をもとに授業内容を振り返りレポートを作成する(120分). ※レポートに関するフィードバック方法 授業時間内に課題を例に解説を行い,それに基づくレポートを課す.さらに,そのレポートの提出後.改めて解答を配布する. |
第10回 | 水の波(微小振幅波理論)(その2)について学ぶ.(担当:高橋) 事前学習:参考書等に目を通し,円滑に授業内容を理解できるよう準備すること(120分) 事後学習:配布資料及び板書をもとに授業内容を振り返りレポートを作成する(120分). ※レポートに関するフィードバック方法 授業時間内に課題を例に解説を行い,それに基づくレポートを課す.さらに,そのレポートの提出後.改めて解答を配布する. |
第11回 | 水の波(微小振幅波理論)(その3)について学ぶ.(担当:高橋) 事前学習:参考書等に目を通し,円滑に授業内容を理解できるよう準備すること(120分) 事後学習:配布資料及び板書をもとに授業内容を振り返りレポートを作成する(120分). ※レポートに関するフィードバック方法 授業時間内に課題を例に解説を行い,それに基づくレポートを課す.さらに,そのレポートの提出後.改めて解答を配布する. |
第12回 | 段波の水理特性(その1)について学ぶ.(担当:高橋) 事前学習:参考書等に目を通し,円滑に授業内容を理解できるよう準備すること(120分) 事後学習:配布資料及び板書をもとに授業内容を振り返りレポートを作成する(120分). ※レポートに関するフィードバック方法 授業時間内に課題を例に解説を行い,それに基づくレポートを課す.さらに,そのレポートの提出後.改めて解答を配布する. |
第13回 | 段波の水理特性(その2)について学ぶ.(担当:高橋) 事前学習:参考書等に目を通し,円滑に授業内容を理解できるよう準備すること(120分) 事後学習:配布資料及び板書をもとに授業内容を振り返りレポートを作成する(120分). ※レポートに関するフィードバック方法 授業時間内に課題を例に解説を行い,それに基づくレポートを課す.さらに,そのレポートの提出後.改めて解答を配布する. |
第14回 | 港湾の役割・港湾計画・港湾施設とその配置(その1)について学ぶ。(担当:後藤) 事前学習:参考書等に目を通し,円滑に授業内容を理解できるよう準備すること(120分) 事後学習:配布資料及び板書をもとに授業内容を振り返りレポートを作成する(120分). ※レポートに関するフィードバック方法 授業時間内に課題を例に解説を行い,それに基づくレポートを課す.さらに,そのレポートの提出後.改めて解答を配布する. |
第15回 | 港湾の役割・港湾計画・港湾施設とその配置(その2)、海洋に関する法律について説明する。(担当:後藤) 事前学習:参考書等に目を通し,円滑に授業内容を理解できるよう準備すること(120分) 事後学習:配布資料及び板書をもとに授業内容を振り返りレポートを作成する(120分). ※レポートに関するフィードバック方法 授業時間内に課題を例に解説を行い,それに基づくレポートを課す.さらに,そのレポートの提出後.改めて解答を配布する. |
その他
教科書 |
適宜、資料を配する。
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参考書 |
大津・安田編 『水理学』 理工図書 1999年 第1版
長尾監修 『港湾工学概説』 オーム社 2002年 第9版
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成績評価の方法 及び基準 |
定期試験および提出された課題等の平常点等により総合的に評価をします。 |
質問への対応 | 授業終了後質問を受け付けます。メールによる質問は随時対応します。 |
研究室又は 連絡先 |
後藤浩:駿河台校舎タワー・スコラ12階S1210室,メールアドレス:gotou.hiroshi@nihon-u.ac.jp 高橋正行:駿河台校舎タワー・スコラ10階S1012室,メールアドレス:takahashi.masayuki@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
金曜 駿河台 12:15 ~ 13:15 駿河台校舎タワースコラ12階S1210室
木曜 駿河台 12:15 ~ 13:00 駿河台校舎タワースコラ10階S1012室
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学生への メッセージ |
本科目は海岸・河川流域で発生する様々な興味深い現象を紹介し、その現象の解析方法を解説します。また、本科目では、人命や資産を津波や高潮などの脅威から守るための海岸構造物や港湾構造物を取り上げて、その設計手法を学ぶことができます。重ねて、ここでは河川・海岸構造物が設計対象ですが、土木構造物の基本的な設計の総合的な素養を修得することができる科目です。また、就職試験の一つである公務員試験の水理学分野の内容をカバーするためには学修が必要な科目です。なお、単位取得にあたっては、教授した内容の理解度を測るレポートの提出や演習による成果物の提出など日ごろの学習を重要視しています。 |