2023年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 | 地盤力学Ⅰ演習 | ||
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 重村 智 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 金曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A56M |
クラス | 1組 、 2組 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 地盤や土の種類とそれらの力学的性質に大きく影響する種々のパラメータや基本法則、地盤内の水の流れが引き起こす諸問題、さらに粘土などの軟弱地盤特有の現象と対策について、具体的な計算や計算に必要な式の誘導・証明を通じて理解を深める。土は結合力の極めて弱い土粒子の集合体のため様々な力学現象に影響されるので、力学諸法則の基礎的理解と相互関連性についても理解を深める。 本授業科目はDP1・3・4・5及びCP1・3・4・5に該当しています。 |
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授業形態及び 授業方法 |
この科目は「対面授業」として実施します。 事前の予習の指示,事後の課題の指示,また課題の解説等はCST-VOICE(Classroomを含む)で指示します。 |
履修条件 | 地盤力学Iを同時に履修していること。 |
授業計画
第1回 | 地盤力学Iの講義および演習で学ぶ内容の概要を説明する。 【事前学習】特になし 【事後学習】授業を通じて講義の復習をすること。(30分) |
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第2回 | 土を扱う上で基本となる土の分類について、粒度特性を調べる「粒度試験」の演習を通じて理解を深める。 【事前学習】前回の演習内容を復習すること。(30分) 【事後学習】演習問題を通じて講義の復習をすること。(30分) |
第3回 | 土の特性を表現する基本パラメータについて演習を通じて学ぶ。 【事前学習】前回の演習内容を復習すること。(30分) 【事後学習】演習問題を通じて講義の復習をすること。(30分) |
第4回 | 地盤力学の基礎となる土粒子間の水圧と接触力について演習を通じて学ぶ。 【事前学習】前回の演習内容を復習すること。(30分) 【事後学習】演習問題を通じて講義の復習をすること。(30分) |
第5回 | 地盤内の全上載圧,間隙水圧,有効上載圧の考え方について演習を通じて学ぶ。 【事前学習】前回の演習内容を復習すること。(30分) 【事後学習】演習問題を通じて講義の復習をすること。(30分) |
第6回 | 土の基本パラメータと上載圧に関して総合的な演習を行う。 【事前学習】第4回までの演習内容を復習すること。(30分) 【事後学習】演習問題を通じて講義の復習をすること。(30分) |
第7回 | 地盤の透水性を表す透水係数(ダルシーの法則)について演習を通じて学ぶ。 【事前学習】前回の演習内容を復習すること。(30分) 【事後学習】演習問題を通じて講義の復習をすること。(30分) |
第8回 | 中間試験:第7回までの範囲の理解度を確認する中間試験および解説を行う。 【事前学習】第7回までの範囲の復習をすること。(60分) 【事後学習】中間試験までの範囲で理解の不足している点を復習すること。(30分) |
第9回 | 透水性の異なる層から成る地盤の透水性について演習を通じて学ぶ。 【事前学習】前回の演習内容を復習すること。(30分) 【事後学習】演習問題を通じて講義の復習をすること。(30分) |
第10回 | 地盤の水の流れが引き起こす浸透圧による破壊現象について演習を通じて学ぶ。 【事前学習】前回の演習内容を復習すること。(30分) 【事後学習】演習問題を通じて講義の復習をすること。(30分) |
第11回 | 粘土地盤の沈下現象を引き起こす粘土層の過剰間隙水圧の発生と消散について演習を通じて学ぶ。 【事前学習】前回の演習内容を復習すること。(30分) 【事後学習】演習問題を通じて講義の復習をすること。(30分) |
第12回 | 圧密試験より得られる圧縮指数,圧密降伏応力の求め方および粘土地盤の正規圧密・過圧の判定方法について演習を通じて学ぶ。 【事前学習】前回の演習内容を復習すること。(30分) 【事後学習】演習問題を通じて講義の復習をすること。(30分) |
第13回 | 粘土地盤の最終圧密沈下量を予測する方法について演習を通じて学ぶ。 【事前学習】前回の演習内容を復習すること。(30分) 【事後学習】演習問題を通じて講義の復習をすること。(30分) |
第14回 | 粘土地盤の圧密沈下時間を予測する方法について演習を通じて学ぶ。 【事前学習】前回の演習内容を復習すること。(30分) 【事後学習】演習問題を通じて講義の復習をすること。(30分) |
第15回 | 平常試験および解説:地盤力学Ⅰ演習全体の理解度を確認する平常試験および解説を行う。 【事前学習】地盤力学Ⅰ演習全般を復習をすること。(60分) 【事後学習】特になし |
その他
教科書 |
プリントを毎時間配付している。
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参考書 |
特にないが、必要に応じて「地盤力学」「土質力学」等の専門書を購入することを勧める.
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成績評価の方法 及び基準 |
毎演習時の課題,中間試験および平常試験(理解度確認期間)により総合的に評価する。 |
質問への対応 | 疑問が発生したら、先ず、自ら可能な限り考える習慣が、本人の能力向上の面から大切である 。質問は演習の授業時間、オフィスアワーのほかE-mailでも受け付けます. |
研究室又は 連絡先 |
重村(タワースコラS1109室) shigemura.satoshi@nihon-u.ac.jp 鎌尾(タワースコラS1008室) kamao.shoji@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 12:20 ~ 13:10 重村:shigemura.satoshi@nihon-u.ac.jp
木曜 駿河台 12:20 ~ 13:10 鎌尾:kamao.shoji@nihon-u.ac.jp
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学生への メッセージ |
授業への積極的参加が必要である.時間内における演習課題への取り組みとレポートの提出、特に後日示される課題の解説の理解は重要である.自宅における復習がより一層学習効果を高める.理解重視の勉強を実践して欲しい. |