2023年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 |
土木工学キャリアデザイン
羽柴キャリアデザイン
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 梅村・大沢 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 土曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A65M |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 土木技術者としての各自のキャリアについて考える機会とし,主体的行動力・判断力などの人間力の涵養を目標とする.また,各自の志望する卒業研究に関連する学問分野において,卒業研究に必要な準備を行う. 羽柴研究室では,地球観測衛星によるリモートセンシングや様々な空間情報による、環境・災害調査と評価を題材に講義聴講および現地調査、報告会、ミーティングや懇談会の体験を通じて、自ら考え、積極的に取り組む姿勢を養い、プレゼンターションやディスカッションの楽しさ・重要性を体験することにより発表できる能力を身につけることができる。(本授業科目はDP1・2・3・4・5・6・7・8及びCP1・2・3・4・5・6・7・8に該当しています。) |
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授業形態及び 授業方法 |
衛星リモートセンシングや種々の空間情報を利用した環境調査や評価についての講義を実施した後、実際の衛星観測情報や空間情報を利用した解析の基本実習と課題への取り組みを実施する。また後期にはグループでの解析実習を行う。解析実習は個人またはグループで環境・災害調査や評価に関するテーマを設定し、最後にまとめとしてプレゼンテーション会を行う。その他、関連する種々の現地調査や見学等もゼミ期間中に随時実施する。授業は対面形式で実施する。 |
履修条件 | 授業への出席と課題レポートの提出を履修条件とする。また、当ゼミを受講する上でプログラミングの技術は必要としない。 |
授業計画
第1回 | 空間情報の概説 ・スケジュールと受講上の留意事項と空間情報の概説講義 事後学習:講義内容の整理を行い、講義ポイントを自ら再整理する(60分) |
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第2回 | 空間情報のいろいろ(講義形式) ・土木工学の中での環境・災害調査や評価に対する空間情報の基本事項について 事後学習:講義内容の整理を行い、講義ポイントを自ら再整理する(60分) |
第3回 | リモートセンシングによる環境・災害調査について(講義形式) ・人工衛星観測・航空機観測およびUAV(ドローン)の多方面から見たリモートセン シングの全体像と先端技術動向について 事後学習:講義内容の整理を行い、講義ポイントを自ら再整理する(60分) |
第4回 | GIS(地理情報システム)の概説(講義形式) ・GIS(地理情報システム)の概要と最新の技術動向・応用例について 事後学習:講義内容の整理を行い、講義ポイントを自ら再整理する(60分) |
第5回 | UAV(ドローン)、GPS(汎地球測位システム)の現状概説(講義形式) ・UAV(ドローン技術)やGPS(汎地球測位システム)の概要と最近の最新の技術動 向・応用例について 事後学習:講義内容の整理を行い、講義ポイントを自ら再整理する(60分) |
第6回 | PCとソフトウェアによる衛星画像の処理・解析の基本実習1 ・地球観測衛星によるリモートセンシングによって観測された地表面の画像データの 入力・表示についての基本的な事項について 事後学習:講義・演習内容の整理を行い、ポイントを自ら再整理する(60分) |
第7回 | PCとソフトウェアによる衛星画像の処理・解析の基本実習2 ・衛星画像データの様々な画像表示方法と画像判読の基本的な事項について(主に、 都市空間の判読、自然環境の判読について) 事後学習:講義・演習内容の整理を行い、ポイントを自ら再整理する(60分) |
第8回 | PCとソフトウェアによる衛星画像の処理・解析の基本実習3 ・衛星画像データに対する初歩的な解析処理について(主に土地被覆分類処理、画像 間演算処理など) 事後学習:講義・演習内容の整理を行い、ポイントを自ら再整理する(60分) |
第9回 | PCとソフトウェアによるGIS操作の基本実習1 ・GISデータの入力、表示方法について 事後学習:講義・演習内容の整理を行い、ポイントを自ら再整理する(60分) |
第10回 | PCとソフトウェアによるGIS操作の基本演習2 ・GISデータの表示、分析方法について 事後学習:講義・演習内容の整理を行い、ポイントを自ら再整理する(60分) |
第11回 | 空間情報の処理・利用についての課題取り組み1 ・課題取り組み(グループワークによる実習形式) 事後学習:演習内容の整理を行い、ポイントを自ら再整理する(60分) |
第12回 | 空間情報の処理・利用についての課題取り組み2 ・課題取り組み(グループワークによる実習形式) 事後学習:演習内容の整理を行い、ポイントを自ら再整理する(60分) |
第13回 | 空間情報の処理・利用についての課題取り組み3 ・課題取り組み(グループワークによる実習形式) 事後学習:演習内容の整理を行い、ポイントを自ら再整理する(60分) |
第14回 | 空間情報に関する課題報告と意見交換 ・課題取り組みの報告および意見交換 事後学習:演習内容の整理を行い、ポイントを自ら再整理する(60分) |
第15回 | 報告会、レポート、ディスカションに対する講評とまとめの講義 事後学習:演習内容の整理を行い、ポイントを自ら再整理する(60分) |
その他
教科書 |
特に設定しない。随時プリントを配布する。
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参考書 |
特に設定しない。随時プリントを配布する
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成績評価の方法 及び基準 |
課題に対するプレゼンテーションの内容、成果物の提出内容で評価する。 |
質問への対応 | 随時受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎 羽柴研究室 (駿河台 タワー・スコラ11階1105室) 研究室電話:03-3259-0669 メール:hashiba.hideki@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 10:30 ~ 18:00
金曜 駿河台 10:30 ~ 18:00
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学生への メッセージ |
地球観測衛星によるリモートセンシングや空間情報の先端技術の内容に触れていきます。また、これらを題材に環境・災害調査と評価に関する自らの解析実習を通じて、研究プレゼンテーションやディスカッションの楽しさや重要性を共に体験していきます。積極的な姿勢で取り組むことを期待します。なお、毎週のゼミは駿河台校舎にて実施します。 |