2023年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 |
ユニバーサルデザイン
交通空間のユニバーサルデザイン
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 下川・江守 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B32C |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 我国ではバリアフリー法が制定され「道路」「車両」「公共施設・建築」「路外駐車場」「公園」のバリアフリー化が求められている.また障害者差別解消法の施行により,さらなるインフラの円滑化が求められる社会となりつつある.これらの実現のために地域社会では「市民参加」によるまちづくりを推進されている。このように「交通空間のバリアフリー・ユニバーサルデザイン」と「福祉のまちづくりと市民参加」「まちづくりワークショップ」さらに「情報ユニバーサルデザイン」の4つのタームから・基本的な考え方や用語,さらにワークショップ実習からユニバーサルデザインを実現するための技術者としての能力を養う。 本科目は交通システム工学科の学習・教育到達目標A~IのうちF(コミュニケーション能力・ファシリテイト能力)、G(チームワーク力・実践能力)の達成に主体的に関与する科目であり、さらにD(専門応用力)、I(デザイン・総合力)の達成に補足的に関与する科目である。 本授業科目はDP1・3・4・5・6・7及びCP1・3・4・5・6・7に該当しています. |
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授業形態及び 授業方法 |
授業方法は、対面授業を基本とする。 主にパワーポイントを使用して講義を行う。また毎回,授業ノートを配布し記入したものを回収する。 提出された課題等のフィードバックは第15回目に行う. |
履修条件 | 両コース選択 交通環境・情報系科目 都市デザイン,景観設計,道路工学、道路工学演習を修得・受講することが望ましく効果的である。 |
授業計画
第1回 | 交通空間のバリアフリー・ユニバーサルデザイン① 「バリアフリー法とガイドライン」 【事前学習】ポータルに掲載する授業ノートに事前学習から空欄を埋めて読み理解しておくこと(120分) 【事後学習】講義での内容を個別にノートにまとめておくこと(120分) |
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第2回 | 交通空間のバリアフリー・ユニバーサルデザイン② 「対象者とユーザーエキスパート、心のバリアフリーなどのソフト整備」 【事前学習】ポータルに掲載する授業ノートに事前学習から空欄を埋めて読み理解しておくこと(120分) 【事後学習】講義での内容を個別にノートにまとめておくこと(120分) |
第3回 | 交通空間のバリアフリー・ユニバーサルデザイン③ 福祉のまちづくりのススメ方「重点整備地区と生活関連経路」「道路・駅・公園・路外駐車場の整備基準」 【事前学習】ポータルに掲載する授業ノートに事前学習から空欄を埋めて読み理解しておくこと(120分) 【事後学習】講義での内容を個別にノートにまとめておくこと(120分) |
第4回 | 交通空間のバリアフリー・ユニバーサルデザイン④ 「道路工学・道路構造とユニバーサルデザイン1」基礎知識の修得 【事前学習】ポータルに掲載する授業内容を読み理解しておくこと(120分) 【事後学習】講義での内容を個別にノートにまとめておくこと(120分) |
第5回 | 交通空間のバリアフリー・ユニバーサルデザイン⑤ 「道路工学・道路構造とユニバーサルデザイン2」バリアフリーの実際 【事前学習】ポータルに掲載する授業内容を読み理解しておくこと(120分) 【事後学習】講義での内容を個別にノートにまとめておくこと(120分) |
第6回 | 福祉のまちづくりと市民参加① 「公共交通機関とユニバーサルデザイン」 【事前学習】ポータルに掲載する授業ノートに事前学習から空欄を埋めて読み理解しておくこと(120分) 【事後学習】講義での内容を個別にノートにまとめておくこと(120分) |
第7回 | 福祉のまちづくりと市民参加② 「国内外の市民参加手法の必要性」 【事前学習】ポータルに掲載する授業ノートに事前学習から空欄を埋めて読み理解しておくこと(120分) 【事後学習】講義での内容を個別にノートにまとめておくこと(120分) |
第8回 | まちづくりワークショップ① ワークショップの方法と進め方及び分析・まとめの方法「市民参加手法とファシリテーション」 【事前学習】ポータルに掲載する授業ノートに事前学習から空欄を埋めて読み理解しておくこと(120分) 【事後学習】講義での内容を個別にノートにまとめておくこと(120分) |
第9回 | まちづくりワークショップ② ワークショップの方法:テーマ:船橋キャンパスバリアチェック(代替:個人エリアでのバリアチャック) 【事前学習】ポータルに掲載する授業ノートに事前学習から空欄を埋めて読み理解しておくこと(120分) 【事後学習】講義での内容を個別にノートにまとめておくこと(120分) |
第10回 | まちづくりワークショップ③ ワークショップの成果とまとめ方1 【事前学習】ポータルに掲載する授業ノートに事前学習から空欄を埋めて読み理解しておくこと(120分) 【事後学習】講義での内容を個別にノートにまとめておくこと(120分) |
第11回 | まちづくりワークショップ④ ワークショップの成果とまとめ方2 【事前学習】ポータルに掲載する授業ノートに事前学習から空欄を埋めて読み理解しておくこと(120分) 【事後学習】講義での内容を個別にノートにまとめておくこと(120分) |
第12回 | まちづくりワークショップ⑤ ワークショップの成果を受けて「ユニバーサルデザインとまちのデザインについて」 【事前学習】ポータルに掲載する授業ノートに事前学習から空欄を埋めて読み理解しておくこと(120分) 【事後学習】講義での内容を個別にノートにまとめておくこと(120分) |
第13回 | 情報ユニバーサルデザイン① 観光・世界遺産/日光・京都・奈良世界遺産境内のUDとテーマパークのUD 【事前学習】ポータルに掲載する授業ノートに事前学習から空欄を埋めて読み理解しておくこと(120分) 【事後学習】講義での内容を個別にノートにまとめておくこと(120分) |
第14回 | 情報ユニバーサルデザイン② 公共空間の情報ICTや工業製品のユニバーサルデザイン 【事前学習】ポータルに掲載する授業ノートに事前学習から空欄を埋めて読み理解しておくこと(120分) 【事後学習】講義での内容を個別にノートにまとめておくこと(120分) |
第15回 | 理解度確認試験及びその解説およびこれまでの解説 【事前学習】ポータルに掲載する授業のまとめ,およびこれまでの授業ノートをしっかりと復習し平常試験に臨むこと(120分) 【事後学習】試験の内容を個別のノートにまとめることでより深く理解をすすめること(120分) |
その他
教科書 |
伊澤 江守ほか 『交通バリアフリーの実際』 共立出版 2006年 第1版
伊澤 江守ほか 『観光のユニバーサルデザイン』 学芸出版社 2010年 第1版
日本福祉のまちづくり学会 編 『福祉のまちづくりの検証』 彰国社 2013年 第1版
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参考書 |
財)国土技術研究センター 『 増補 改訂版 道路の移動等円滑化整備ガイドライン』 大成出版社 2015年 第2版
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成績評価の方法 及び基準 |
当日課題(30%)ならびにレポート課題と授業ノート(30%)によって、達成度を評価する。授業内理解度確認試験で40%の評価を行う。 授業の出席が80%に満たない場合は採点しない |
質問への対応 | オフィスアワーで対応する |
研究室又は 連絡先 |
江守:空間情報研究室:7号館 7212室 047-469-8147 emori.hisashi@nihon-u.ac.jp 下川:道路マネジメント研究室:7号館 745室 047-469-5503 shimokawa.sumio@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:10 ~ 13:10 江守
月曜 船橋 12:20 ~ 13:00 下川
火曜 船橋 12:20 ~ 13:00 下川
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学生への メッセージ |
デザインとバリアフリーの融合を視点に授業を行う |