2023年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 交通安全 | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 福田・菊池 他 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B34A |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 本科目のカリキュラム上の位置づけは、我が国および諸外国における交通事故と交通安全対策の現状を理解するととともに、交通安全対策を推進する上で必要となる様々なアプローチを習得することである。 本科目は、学科の教育・学習到達目標A~I(「学生生活のしおり」p.1参照)のうち、A「基礎学習力」、D「専門応用力」の達成に主体的に関与する重要な科目である。また、B「技術者倫理」、C「専門基礎学力」、I「デザイン・総合力」に補足的に関与する科目である。 本授業科目はDP1・2・3・4・5・6及びCP1・2・3・4・5・6に該当しています。 |
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授業形態及び 授業方法 |
交通安全に関する様々なテーマを非常勤講師も含めてオムニバス形式で授業方法は「対面授業」で行います。 |
履修条件 | 選択、専門教育科目、両コース共通 |
授業計画
第1回 | 日本の交通安全の取り組みと海外への貢献(1)(福田) 【事前学習】戦後から現在までの我が国の交通事故の概要を調べてまとめてくること(120分) 【事後学習】配布されたプリントを読み復習すること(120分) |
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第2回 | 日本の交通安全の取り組みと海外への貢献(2)(福田) 【事前学習】世界における交通事故の実態を調べまとめてくること(120分) 【事後学習】配布されたプリントを読み復習すること(120分) |
第3回 | 交通事故統計と交通安全対策概論(1) (福田) 【事前学習】交通事故が発生した場合どのように調査記録されるのかを調べまとめてくること(120分) 【事後学習】配布されたプリントを読み復習すること(120分) |
第4回 | 交通事故統計と交通安全対策概論(2) (福田) 【事前学習】交通白書などを読み、実施されている交通安全としてどのようなものがあるかまとめてくること(120分) 【事後学習】配布されたプリントを読み復習すること(120分) |
第5回 | 交通安全教育(1) 交通安全教育を実施する体系と内容、学校教育における交通安全教育、コミュニティーにおける交通安全教育、運輸事業における交通安全教育を理解し、それぞれの環境で交通安全を実施できる基礎的能力を修得する。(菊池) 【事前学習】小学校の時に自分が受けた安全教育の内容をまとめてくること(各学年毎)、運行管理者制度を調べてまとめてくる(120分) 【事後学習】授業内で配付した資料に基づいて復習し、内容を十分に理解しておくこと(120分) |
第6回 | 交通安全教育(2) ヒヤリハット活動に基づく交通安全意識の醸成と改善の取り組みの方法を理解し、実際するための能力を修得する。(菊池) 【事前学習】ヒヤリ地図をネットで探し印刷してくること、また活動内容を理解してくること(120分) 【事後学習】授業内で配付した資料に基づいて復習し、内容を十分に理解しておくこと(120分) |
第7回 | 交通事故分析(1)交通事故データを活用した事故分析(富永) 【事前学習】交通事故現場での処理に関する情報を探し内容を理解すること(120分) 【事後学習】配布されたプリントを読み復習すること(120分) |
第8回 | 交通事故分析(2)衝突実験と事故解析、交通安全デバイス(富永) 【事前学習】衝突実験に関する情報を探し、内容を理解してくること(120分) 【事後学習】配布されたプリントを読み復習すること(120分) |
第9回 | 四輪車と異なる二輪車の特性(旋回時のロール運動、横力の発生メカニズム、荷重移動に起因する前後輪制動の特徴)(関根) 【事前学習】二輪車の運動に関する情報を探し、内容を理解すること(120分) 【事後学習】配布されたプリントを読み復習すること(120分) |
第10回 | 二輪車の走行位置などに起因する事故事例、事故予防安全デバイスの研究事例紹介(関根) 【事前学習】二輪車事故の特徴に関して情報を集め、理解すること(120分) 【事後学習】配布されたプリントを読み復習すること(120分) |
第11回 | 海外における交通事故の現状と交通安全の取り組み 道路安全監査制度、ビジョンゼロ政策(福田) 海外における交通安全に対する様々な取り組みを理解する。交通安全対策を多面的に説明できる能力を習得する。 【事前学習】ビジョンゼロ政策について調べ内容をまとめてくること(120分) 【事後学習】配布されたプリントを読み復習すること(120分) |
第12回 | 幹線道路の交通安全施策・事故対策の進め方(吉岡)日本の幹線道路における近年の交通安全の施策、事故対策の進め方やマネジメント手法について学ぶ。 【事前学習】事故対策のマネジメントサイクルについて調べること(120分) 【事後学習】講義の内容を復習すること(120分) |
第13回 | 交差点における交通安全対策(1)(吉岡) 交通安全の観点から交差点構造・運用のあり方を学び、適切な改善案を提示できる能力を習得する。 【事前学習】交差点の安全対策について調べること(120分) 【事後学習】交差点の改良案を作成しまとめること(120分) |
第14回 | 交差点における交通安全対策(2)(吉岡) 交通安全の観点から交差点構造・運用のあり方を学び、適切な改善案を提示できる能力を習得する。 【事前学習】交差点の改良案について調べること(120分) 【事後学習】講義の内容を復習すること(120分) |
第15回 | 平常試験及びその解説(まとめ・課題提出)(福田・菊池・吉岡) 【事前学習】これまでに学んだ内容をもとに、事故対策の提案に関する課題を実施し提出すること(240分) |
その他
教科書 |
(一社)交通工学研究会 『道路交通技術必携 2018』 丸善出版 2018年
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参考書 |
(一社)交通工学研究会 『交差点改良のキーポイント』 丸善出版 2011年
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成績評価の方法 及び基準 |
担当の講師ごとに出されるミニテストにより理解度を評価。全体的な知識の理解度を平常試験で評価。 総合評価は,試験(70%),ミニテスト(30%)の配点とし,GPA制度の基準にしたがって合否および優劣の評価を行う。 ただし、出席が80%に満たない場合は、原則として総合評価の採点対象としない(正当な理由がある場合に限り、追加課題の提出により許可)。 |
質問への対応 | 原則メールで対応する。 必要に応じて個別リモートにても対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋7号館3階 739室 福田 (fukuda.atsushi@nihon-u.ac.jp) (1,2,3,4,11,15回目) 船橋7号館3階 739室 菊池 (kikuchi.hiroki@nihon-u.ac.jp) (5,6,15回目) 船橋7号館4階 744室 吉岡 (yoshioka.keisuke@nihon-u.ac.jp)(12,13,14,15回目) 駿河台タワー・スコラ17階 S1713室 関根(sekine.tarou@nihon-u.ac.jp)(9,10回目) 駿河台タワー・スコラ17階 S1714室 富永(tominaga.shigeru@nihon-u.ac.jp)(7,8回目) |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:20 ~ 13:00 吉岡
月曜 船橋 12:20 ~ 13:00 富永(船612A)
木曜 船橋 12:30 ~ 13:00 関根(船644)※メールにて事前予約
火曜 船橋 12:30 ~ 13:00 菊池
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学生への メッセージ |