2023年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 多変量解析 | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 石坂・菊池・吉岡 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜1・2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B41D |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 本科目のカリキュラム上の位置づけは、交通工学の分野において行う様々な分析を行う上で必要となる数学・統計学を使った基礎的な分析手法を習得することです。特に、数理統計学、多変量解析等の複数の技法の中から、問題解決に適した技法を選び、各種要因や因果関係等を定量的に判断し、問題を解決していく力を養う。また、実際の交通に関するデータに関して、解析・考察する能力を養う。 本科目は、学科の学習・教育到達目標A~I(「学生生活のしおり」p.1参照)のうち、C「専門基礎学力」とH「計画的遂行能力」の達成に主体的に関与する重要な科目です。また、D「専門応用力」の達成に補足的に関与する科目です。 本授業科目はDP1・3・4・5・7・8及びCP1・3・4・5・7・8に該当しています。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業方式は「対面授業」にて行う。 交通計画に関わる実務経験がある教員が講義を行い、実践的な演習を通して実務での応用力を養う。 |
履修条件 | 両コース共通、専門教育科目、選択 数理統計学を単位取得していること。 多変量解析は数理統計学で講義した考え方や基本統計量を修得していることを前提に講義を行います。 |
授業計画
第1回 | <講義のガイダンス>講義内容と課題の説明 <多変量解析・データの基本統計量の基礎>多変量解析の概念・データの基本的性質など 【事前学習】教科書を用いて、該当する単元の講義内容を予習すること。(60分) 【事後学習】講義内容を復習し、多変量解析の基本概念を確認し理解すること。(60分) |
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第2回 | <一変量データ・二変量データの解析1>代表値/ヒストグラム/相関分析/分散分析など 【事前学習】教科書を用いて、該当する単元の講義内容を予習すること。(30分) 【事後学習】板書ノート、教科書に基づいて復習し、内容を理解すること。(60分) |
第3回 | <一変量データ・二変量データの解析2>代表値/ヒストグラム/相関分析/分散分析など 【事前学習】教科書を用いて、該当する単元の講義内容を予習すること。(30分) 【事後学習】板書ノート、教科書に基づいて復習し、内容を理解すること。(120分) |
第4回 | <回帰分析1>回帰分析の考え方/最小二乗法/決定係数など 【事前学習】教科書を用いて、該当する単元の講義内容を予習すること。(30分) 【事後学習】板書ノート、教科書、演習に基づいて復習し、内容を理解すること。(60分) |
第5回 | <回帰分析2・演習課題>重回帰分析/標準偏回帰係数/変数選択など 【事前学習】教科書を用いて、該当する単元の講義内容を予習すること。(30分) 【事後学習】板書ノート、教科書、演習に基づいて復習し、提出課題の演習により内容を理解すること。(120分) |
第6回 | <判別分析1>判別分析の考え方/相関比など 【事前学習】教科書を用いて、該当する単元の講義内容を予習すること。(30分) 【事後学習】板書ノート、教科書、演習に基づいて復習し、内容を理解すること。(60分) |
第7回 | <判別分析2・演習課題>マハラノビスの距離など 【事前学習】教科書を用いて、該当する単元の講義内容を予習すること。(30分) 【事後学習】板書ノート、教科書、演習に基づいて復習し、提出課題の演習により内容を理解すること。(120分) |
第8回 | <主成分分析1>主成分分析の考え方/データの集約化など 【事前学習】教科書を用いて、該当する単元の講義内容を予習すること。(30分) 【事後学習】講義内容を理解し、演習内容を復習し課題に取り組むこと。(60分) |
第9回 | <主成分分析2・演習課題>主成分の読み取り方など、交通に関連するデータを用いて主成分分析の演習課題を行う。 【事前学習】教科書を用いて、該当する単元の講義内容を予習すること。(30分) 【事後学習】講義内容を理解し、演習内容を復習し課題に取り組むこと。(120分) |
第10回 | <因子分析1>因子分析の考え方/主成分分析との違いなど 【事前学習】教科書を用いて、該当する単元の講義内容を予習すること。(30分) 【事後学習】講義内容を理解し、演習内容を復習し課題に取り組むこと。(60分) |
第11回 | <因子分析2・演習課題>データを用いて因子分析の演習課題を行う。 【事前学習】教科書を用いて、該当する単元の講義内容を予習すること。(30分) 【事後学習】講義内容を理解し、演習内容を復習し課題に取り組むこと。(120分) |
第12回 | <クラスター分析1>データを用いてクラスター分析の演習課題を行う。 【事前学習】教科書を用いて、該当する単元の講義内容を予習すること。(30分) 【事後学習】講義内容を理解し、演習内容を復習し課題に取り組むこと。(60分) |
第13回 | <クラスター分析2・演習問題>データを用いてクラスター分析の演習課題を行う。 【事前学習】教科書を用いて、該当する単元の講義内容を予習すること。(30分) 【事後学習】講義内容を理解し、演習内容を復習し課題に取り組むこと。(120分) |
第14回 | <総合演習1> 解析した内容を取りまとめ、レポートとして提出する。 【事前学習】第1回~13回の単元の講義内容を復習すること。(30分) 【事後学習】レポートの作成を実施すること。(90分) |
第15回 | <総合演習2> 解析した内容を取りまとめ、レポートとして提出する。 【事前学習】第1回~13回の単元の講義内容を復習すること。(30分) 【事後学習】レポートの作成を実施すること。(90分) |
その他
教科書 |
川崎智也・稲垣具志・石坂哲宏他 『土木・交通計画のための多変量解析』 コロナ社 2017年 授業は教科書に沿って進めるので必ず事前に購入すること。 なお,販売方法はCST-VOICEより確認し購入すること.
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
・各単元での課題60%、総合演習課題40%とし、GPA制度の基準にしたがって合否および優劣を総合評価する。 ・未提出課題がある場合または出席率が80%以下の場合は、原則として採点対象としない。 ・正当な理由があり講義を欠席し出席率が80%以下の場合は、欠席分の講義内容をまとめたノート及び演習課題を提出することで採点対象と認める場合がある。 |
質問への対応 | メールにて適宜対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
吉岡 慶祐(744)yoshioka.keisuke@nihon-u.ac.jp 石坂 哲宏(739B)ishizaka.tetsuhiro@nihon-u.ac.jp 菊池 浩紀(739C)kikuchi.hiroki@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:20 ~ 13:00 石坂
火曜 船橋 12:20 ~ 13:00 吉岡,石坂,菊池
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学生への メッセージ |