2023年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 鋼・コンクリート実験 | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 谷口・斉藤 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜3・4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B53B |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 本科目のカリキュラム上の位置づけは,交通施設構造物の建設に多く用いられる鉄筋コンクリート構造における,コンクリート(フレッシュコンクリート・硬化コンクリート)とその材料となる骨材,および鉄筋についての物理的,力学的な特徴について,試験,解析,結果,考察を通じて基礎知識を習得することです。具体的にはコンクリートの工学的特性を把握するための規格・基準の理解とその手順を実験を通じて学習すると共に,実験の計画,遂行,結果をまとめる能力を養います。 この学習によって,コンクリート構造物の新設のみならず,維持管理(補修・補強)業務にも必要な基礎知識を養うことができます。 本科目は,交通システム工学科の学習・教育到達目標A~I(「学生生活のしおり」p.1参照)のうち,F「コミュニケーション能力・ファシリテイト能力」、H「計画的遂行能力」の達成に重要な科目です。さらにG「チームワーク力・実践能力」の達成に補足的に関与する科目である。 本授業科目はDP4・5・6・7・8及びCP4・5・6・7・8に該当しています。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 この科目では,試験方法を習得するとともに,得られた測定データの解釈と工学的な適用法 について理解を深めるため,講義と実験を適宜交互に行います。 (講義)パワーポイントと板書を併用し講義を行う。 (実験)1班6人程度で実験を行う。 |
履修条件 | 専門教育科目 エンジニアリングコース:選択必修科目 マネジメントコース:選択科目 履修条件:建設材料を履修していること。 |
授業計画
第1回 | <講義と実験概要の説明>「建設材料実験」で学ぶこと/スケジュール/成績評価について/レポートの構成/実験を受ける際の諸注意/実施実験項目について/建設材料(木材・石材・鋼材・コンクリート)の基礎知識など。 【事前学習】CST-VOICEにアップした資料をよく読み理解しておくこと。(60分) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。実験結果を実験レポートにまとめること。(60分) |
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第2回 | <配合設計(講義・演習)>配合設計について各自計算を行う。 【事前学習】CST-VOICEにアップした資料をよく読み理解しておくこと。(60分) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。実験結果を実験レポートにまとめること。(60分) |
第3回 | <ふるい分け試験・密度試験方法(講義)>ふるい分け試験・密度試験方法の知識とデータ解析方法を習得する。 【事前学習】CST-VOICEにアップした資料をよく読み理解しておくこと。(60分) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。実験結果を実験レポートにまとめること。(60分) |
第4回 | <ふるい分け試験・密度試験(実験)(1)>ふるい分け試験・密度試験を行う。 【事前学習】CST-VOICEにアップした資料をよく読み理解しておくこと。(60分) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。実験結果を実験レポートにまとめること。(60分) |
第5回 | <ふるい分け試験・密度試験(実験)(2)>ふるい分け試験・密度試験を行う。 【事前学習】CST-VOICEにアップした資料をよく読み理解しておくこと。(60分) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。実験結果を実験レポートにまとめること。(60分) |
第6回 | <練り混ぜ・スランプ試験・打設方法(講義)>練り混ぜ・スランプ試験・打設方法の知識とデータ解析方法を習得する。 【事前学習】CST-VOICEにアップした資料をよく読み理解しておくこと。(60分) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。実験結果を実験レポートにまとめること。(60分) |
第7回 | <練り混ぜ・スランプ試験・打設(実験)(1)>練り混ぜ・スランプ試験・打設を行う。 【事前学習】CST-VOICEにアップした資料をよく読み理解しておくこと。(60分) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。実験結果を実験レポートにまとめること。(60分) |
第8回 | <練り混ぜ・スランプ試験・打設(実験)(2)>練り混ぜ・スランプ試験・打設を行う。 【事前学習】CST-VOICEにアップした資料をよく読み理解しておくこと。(60分) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。実験結果を実験レポートにまとめること。(60分) |
第9回 | <鉄筋引張試験・コンクリートの圧縮試験方法(講義)>鉄筋引張試験・コンクリートの圧縮試験方法とデータ解析方法を習得する。 【事前学習】CST-VOICEにアップした資料をよく読み理解しておくこと。(60分) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。実験結果を実験レポートにまとめること。(60分) |
第10回 | <鉄筋引張試験(実験)>鉄筋引張試験を行う。 【事前学習】CST-VOICEにアップした資料をよく読み理解しておくこと。(60分) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。実験結果を実験レポートにまとめること。(60分) |
第11回 | <コンクリートの圧縮試験(実験)(1)>コンクリートの圧縮試験を行う。 【事前学習】CST-VOICEにアップした資料をよく読み理解しておくこと。(60分) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。実験結果を実験レポートにまとめること。(60分) |
第12回 | <コンクリートの圧縮試験(実験)(2)>コンクリートの圧縮試験を行う。 【事前学習】CST-VOICEにアップした資料をよく読み理解しておくこと。(60分) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。実験結果を実験レポートにまとめること。(60分) |
第13回 | <コンクリートの圧縮試験のデータ整理>コンクリートの圧縮試験のデータ解析を行う。 【事前学習】CST-VOICEにアップした資料をよく読み理解しておくこと。(60分) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。実験結果を実験レポートにまとめること。(60分) |
第14回 | <建設材料実験の総括(実験結果の解説)(1)> 実験結果および実験レポートの解説を行う。 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。(120分) |
第15回 | <建設材料実験の総括(実験結果の解説)(2)> 実験結果および実験レポートの解説を行う。 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。(120分) |
その他
教科書 |
土木学会 『土木材料実験指導書』 丸善出版 2021年 第改訂版
特になし。
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参考書 |
戸川一夫 『建設材料』 森北出版 2012年 第2版
小谷昇,井田敏行,小平恵一 『図解 土木講座 「コンクリートの知識」』 技報堂 2003年 第5版
内山久雄,牧剛史,加藤佳孝,山口明伸 『ゼロから学ぶ土木の基本 「コンクリート」』 オーム社 2012年 第1版
特になし。
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成績評価の方法 及び基準 |
・成績はレポートの評価結果を,GPA制度の基準にしたがって合否および優劣の評価を行う。 ・正当な理由がなく講義および実験を欠席した場合およびレポート未提出の場合については評価の対象としない。 ・不正なレポートを提出した者は、評価の対象としない。 |
質問への対応 | オフィースアワー時に対応。 |
研究室又は 連絡先 |
谷口(taniguchi.nozomu@nihon-u.ac.jp) 齊藤(saitou.junpei@nihon-u.ac.jp) |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:30 ~ 13:00 齊藤
火曜 船橋 12:30 ~ 13:00 谷口
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学生への メッセージ |
適切な服装で実験を勤しむことを厳守してください。 本科目に望むにあたっては教科書,ノート,電卓,筆記用具(定規を含む)を常に持参すること。 |