2023年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 構造力学Ⅰ | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 宮里 直也 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C13M |
クラス | 1組 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 建築の空間構成にとって「構造」の果たす役割は重要である。構造の根幹は「力学」であり、力の釣合いと力の流れの理解は構造力学の第一歩である。力とは何か、建物は何故建っているのか、を考えながら、最も単純な構造部材である梁(ビーム)からラーメン架構に関する反力と応力を中心として構造の基本を学び、それらを理解することができる。 ●本授業科目はDP1・3・5・6及びCP1・3・5・6に該当しています。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 構造設計の実務経験をもとに、構造力学の基本、他の科目との関連や構造設計との関わりについて講義する。 授業は、前回の内容の復習から始め、徐々に新しい内容に導くよう配慮し、また適宜例題を示しながら理解の促進を図る。なお梁・ラーメンの応力の図解法について適宜復習を行い、ミニテストを実施する。 |
履修条件 | 構造力学演習Ⅰの受講も強く進める。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス -建築と構造/構造と力学/構造力学で学ぶこと [事前学習:シラバスの内容に関して関連図書等を用いて予習を行うこと(120分)] [事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること(120分)] |
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第2回 | 力の概念/外力・荷重/単位系について [事前学習:前回授業での案内に従って予習を行う(120分)] [事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること(120分)] |
第3回 | 図式解法(1)力の合成と分解・数式解法との関係 [事前学習:前回授業での案内に従って予習を行う(120分)] [事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること(120分)] |
第4回 | 図式解法(2)力の釣合 [事前学習:前回授業での案内に従って予習を行う(120分)] [事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること(120分)] |
第5回 | 片持形式の図式解法(1)集中荷重 [事前学習:前回授業での案内に従って予習を行う(120分)] [事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること(120分)] |
第6回 | 片持形式の図式解法(2)等分布荷重・モーメント荷重 [事前学習:前回授業での案内に従って予習を行う(120分)] [事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること(120分)] |
第7回 | 単純支持形式の図式解法(1)集中荷重 [事前学習:前回授業での案内に従って予習を行う(120分)] [事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること(120分)] |
第8回 | 単純支持形式の図式解法(2)等分布荷重 [事前学習:前回授業での案内に従って予習を行う(120分)] [事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること(120分)] |
第9回 | 単純支持形式の図式解法(3)モーメント荷重 [事前学習:前回授業での案内に従って予習を行う(120分)] [事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること(120分)] |
第10回 | 単純支持形式の図式解法(4)枝分かれラーメン [事前学習:前回授業での案内に従って予習を行う(120分)] [事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること(120分)] |
第11回 | 三ピン構造の図式解法(1)集中・等分布荷重 [事前学習:前回授業での案内に従って予習を行う(120分)] [事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること(120分)] |
第12回 | 三ピン構造の図式解法(2)モーメント荷重 [事前学習:前回授業での案内に従って予習を行う(120分)] [事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること(120分)] |
第13回 | M図とQ図の関係、N図 [事前学習:前回授業での案内に従って予習を行う(120分)] [事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること(120分)] |
第14回 | 複雑な形のラーメンの応力 [事前学習:前回授業での案内に従って予習を行う(120分)] [事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること(120分)] |
第15回 | 平常試験及びその解説 [事前学習:前回授業での案内に従って予習を行う(120分)] [事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること(120分)] |
その他
教科書 |
『建築構造力学(上)[978-4844607342]』 理工図書
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参考書 |
『くわしすぎる構造力学演習Ⅰ[978-4395320110]』 彰国社
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成績評価の方法 及び基準 |
各授業回ごとのミニテストや課題プリントの取り組み状況、及び授業内で実施予定の確認テストの成績、平常試験により総合的に評価する。 |
質問への対応 | 講義終了後又は研究室にて対応。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎 S908室 03-3259-0710 宮里直也 miyasato.naoya@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 12:00 ~ 13:00
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学生への メッセージ |
建築を学ぶ全員が力学の基礎を身につけて欲しい。 |