2023年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 建築設計Ⅱ | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 佐藤(光)・山中 他 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜2・3・4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C22O |
クラス | 1組 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 個人と社会、プライベートとパブリックがひとつの課題で入り組み、複合し合う建築空間のデザインを実践することにより、社会・都市・環境の分析・評価の方法を習得する。また、利用の多様性を理解し、プログラムの設定、プランニング、動線計画の方法を習得する。 本授業科目はDP1・3・4・5・6及びCP1・3・4・5・6に該当しています。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 1グループ15~20人程度の班分けをし、指導教員と学生のコンタクトを強めるように配慮する。設計課題のスケジュールにあわせて、学生が用意してくる図面・模型などについて個別指導しそれぞれの計画・設計上のアドバイスを行う。講評会を課題ごとに行う。優秀作品については合同でプレゼンテーションと講評会を行う。 |
履修条件 | 必修。原則として「デザイン基礎Ⅰ」「デザイン基礎Ⅱ」「建築設計Ⅰ」を修得していること。 |
授業計画
第1回 | 地域センター(1)指導① レク①:非常勤講師の紹介、参考事例の解説 計画敷地の特性を理解、類似事例の計画内容を理解、コンセプトの立案 |
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第2回 | 地域センター(2)指導② レク②:ゾーニング例の提示、法規解説 配置・ボリューム・ゾーニングの計画、平面スケッチとスタディ模型(1/200)を作成、要求諸室の面積を把握、建物高さの確認、建蔽率・容積率の把握 |
第3回 | 地域センター(3)指導③ レク③:架構、断面構成、階段など 平面図・断面図(1/200)の作図、スタディ模型(1/200)の作成、構造計画(柱・梁の位置)の確認 |
第4回 | 地域センター(4)指導④ 平面図・断面図・立面図(1/100)の作図、スタディ模型(1/100)の作成 |
第5回 | 地域センター(5)指導⑤ 平面図・断面図・立面図(1/100)の作図、スタディ模型(1/100)の作成 |
第6回 | 地域センター(6)指導⑥ 模型(1/100)提出 レク④:優秀作品をもとに解説(レイアウト、プレゼンなど) 透視図のアングル決定、面積表の確認、外構計画、プレゼンテーションボードのレイアウト、提出条件の再確認、模型の完成 |
第7回 | 地域センター(7)提出・評価+班別講評会 自らの班の学生の提案内容や教員の講評を聞き、課題への取り組みを振り返る サテライトキャンパス レク①:課題説明、ゾーニング例の提示、法規解説 課題の内容や設計条件を理解する(オンデマンド) |
第8回 | 地域センター(8)全体講評会・返却 他の班の学生の提案内容や教員の講評を聞き、広く課題に対する理解を深める サテライトキャンパス(1)指導① 計画敷地の特性を理解、類似事例の計画内容を理解、コンセプトの立案 |
第9回 | サテライトキャンパス(2)指導② レク②:コアの計画、架構(RC、S)、断面構成 配置・ボリューム・ゾーニングの計画、平面スケッチとスタディ模型(1/200)を作成、要求諸室の面積を把握、建物高さの確認、建ぺい率・容積率の把握 |
第10回 | サテライトキャンパス(3)指導③ 平面図・断面図(1/200)の作図、スタディ模型(1/200)の作成、構造計画(柱・梁の位置)の確認 |
第11回 | サテライトキャンパス(4)指導④ 平面図・断面図・立面図(1/100)の作図、スタディ模型(1/100)の作成 |
第12回 | サテライトキャンパス(5)指導⑤ 平面図・断面図・立面図(1/100)の作図、スタディ模型(1/100)の作成 |
第13回 | サテライトキャンパス(6)指導⑥ 模型(1/100)提出 レク③:優秀作品をもとに解説(レイアウト、プレゼンなど) 透視図のアングル決定、要求諸室面積を面積表で確認、提出条件の再確認 |
第14回 | サテライトキャンパス(7)提出・評価+班別講評会 自らの班の学生の提案内容や教員の講評を聞き、課題への取り組みを振り返る |
第15回 | サテライトキャンパス(8)全体講評会・返却 他の班の学生の提案内容や教員の講評を聞き、広く課題に対する理解を深める |
その他
教科書 |
日本建築学会 『コンパクト建築設計資料集成』 丸善出版 2005年 第3版
「2023年度建築設計課題集」をclass roomにて配布
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参考書 |
本杉省三・佐藤慎也・山中新太郎・山﨑誠子・梅田綾・長谷川洋平 『建築デザインの基礎 製図法から生活デザインまで』 彰国社 2010年 第2版
建築計画教材研究会 『建築計画を学ぶ』 理工図書 2013年 第改訂第1版
基本的な事実・歴史を知識として知るために、各自で必要な本・参考資料を読むこと、実際の建築を見学することも重要な設計作業のひとつである。幅広く建築・都市・景観の本を読むこと。
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成績評価の方法 及び基準 |
各課題の評価、授業の出席など全体を通した総合評価。各課題において、毎回指導を受けていない者の作品については採点されないことがある。課題提出において、提出時間終了後は、特別の理由がない限り受け付けられない。その他、受講上の注意については、「2023年度建築設計課題集」によるものとする。授業に際しては、「2023年度建築設計課題集」をよく読んでおくこと。また、上述の参考書を持参することが好ましい。 |
質問への対応 | 授業中に対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
科目担当 佐藤光彦 駿河台校舎 タワー・スコラ 7階 S707 建築設計講師室 03-3259-0725 研究室:タワー・スコラ 8階 S801室 メイル:satou.mitsuhiko@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 10:40 ~ 16:30 佐藤光彦/建築設計講師室タワー・スコラ 7階 S707
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学生への メッセージ |
建築設計は決まったひとつの解答はなく、考え方によって目標と成果に非常に幅があるものである。また、社会的な活動であるため、自分の意図や考え方を分かりやすく説明し、理解してもらうことが重要である。従って、日頃から多くの建築をはじめとした芸術・デザイン作品や論評に触れ、それらに親しむとともに、指導講師とのコミュニケーションを大切にする。また、他の学生による作品における考え方・プレゼンテーションにも関心を持つことが必要である。 |