2023年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 建築基礎構造 | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 山田 雅一 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C22R |
クラス | 2組 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | この授業は,地盤を構成する土の基本的性質と土の力学を扱う「地盤工学」および地盤工学の知識を応用した建築物の基礎構造の設計・施工面の技術的問題を扱う「基礎工学」を対象とする.土の物理的・水理学的性質および土の力学的性質の知識を習得し,これらの知識を建築物の基礎構造に応用し,直接基礎の支持力と沈下および杭基礎の設計について理解することができる. 本授業科目はDP1・3・5・6及びCP1・3・5・6に該当しています. |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 板書を中心とした講義形式で行う.なお,必要に応じて配付資料,パワーポイントおよびビデオを用いて説明を行う. |
履修条件 | 応用力学,建築材料を修得していることが望ましい. |
授業計画
第1回 | 建築基礎構造の学習の目標と意義 【事前学習】シラバスの内容を確認の上,授業に臨むこと(120分) 【事後学習】授業での案内に従って適宜,講義内容を把握すること(120分) |
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第2回 | 土の分類と物理的性質 土の生成と地質年代/土粒子の種類と粒度分布 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと(120分) 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること(120分) |
第3回 | 土の分類と物理的性質 土の組成と基本量/砂地盤の相対密度/粘土のコンシステンシー 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと(120分) 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること(120分) |
第4回 | 地盤調査 事前調査/原位置試験/室内土質試験 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと(120分) 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること(120分) |
第5回 | 土と地下水 有効応力と間隙水圧/土の透水性/砂地盤の液状化 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと(120分) 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること(120分) |
第6回 | 土のせん断強さ 土のせん断強さ/土のせん断試験法/土の破壊条件 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと(120分) 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること(120分) |
第7回 | 土圧 土圧の種類/ランキンの土圧論/静止土圧/クーロンの土圧論 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと(120分) 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること(120分) |
第8回 | 直接基礎の支持力 直接基礎の種類/直接基礎の鉛直支持力 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと(120分) 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること(120分) |
第9回 | 直接基礎の沈下 圧密沈下/正規圧密・過圧密・未圧密状態 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと(120分) 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること(120分) |
第10回 | 直接基礎の沈下 圧密沈下量の計算/地中応力/即時沈下/不同沈下 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと(120分) 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること(120分) |
第11回 | 杭基礎の設計 杭の種類/既製杭/場所打ちコンクリート杭 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと(120分) 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること(120分) |
第12回 | 杭基礎の設計 既製杭の施工法/場所打ちコンクリート杭の施工法 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと(120分) 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること(120分) |
第13回 | 杭基礎の設計 杭の鉛直支持力の機構/杭の鉛直支持力算定式/負の摩擦力 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと(120分) 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること(120分) |
第14回 | 杭基礎の設計 杭の水平抵抗の機構/杭の水平抵抗の設計法 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと(120分) 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること(120分) |
第15回 | 地盤改良 地盤改良の目的/地盤改良工法の分類 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと(120分) 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること(120分) |
その他
教科書 |
必要に応じて資料を配付する.
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参考書 |
日本建築学会 『建築基礎構造設計指針[978-4-8189-0652-5]』 2019年
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成績評価の方法 及び基準 |
原則として定期試験の成績(70%)を基本とするが,履修状況(演習レポート等を含む)(30%)も考慮する. |
質問への対応 | 随時 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎 タワー・スコラ9階S910室 yamada.masaichi@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 12:10 ~ 13:10 研究室
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学生への メッセージ |
特になし |