2023年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 環境工学演習Ⅱ | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 建築学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 冨田 隆太 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 火曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C24T |
クラス | 2組 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 音環境を対象として使用目的に応じた快適な建築空間をつくり出すために、建築物の室内音響理論、音響設計、遮音理論、防音技術、振動理論、防振技術などについて、効果的な建築設計・施工が行えるようになることを学修到達目標とする。 本授業科目はDP1・3・4・5・6及びCP1・3・4・5・6に該当しています。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
授業方法としては、環境工学Ⅱの授業項目と関連した演習問題を解き、各項目の理解と応用力を養う。 「対面授業」 |
履修条件 | 特になし |
授業計画
第1回 | (音環境総論)建築環境/空間性能/音環境/室内音響設計/遮音設計/防振設計/居住者反応/要求性能(授業内容に関する予習120分,授業内容に関する復習120分) |
---|---|
第2回 | (音の性質/デシベル尺度とデシベル計算(1))音の物理的性質/感覚受容/心理的反応/デシベル尺度(授業内容に関する予習120分,授業内容に関する復習120分) |
第3回 | (デシベル尺度とデシベル計算(2))聴覚-音の合成(デシベル合成)/音の減算(授業内容に関する予習120分,授業内容に関する復習120分) |
第4回 | (騒音の影響と評価(1))騒音の評価/周波数特性/周波数分析/騒音評価指標-騒音レベル(授業内容に関する予習120分,授業内容に関する復習120分) |
第5回 | (騒音の影響と評価(2))騒音評価指標-音の大きさのレベル/等価騒音レベル、NC曲線、N曲線(授業内容に関する予習120分,授業内容に関する復習120分) |
第6回 | (室内の音場(1))室の固有振動/音圧モード/拡散音場/平均自由路/平均音圧レベル(授業内容に関する予習120分,授業内容に関する復習120分) |
第7回 | (室内の音場(2))拡散音、残響時間/音響障害/吸音率/吸音力/室内音響計画/内装計画(授業内容に関する予習120分,授業内容に関する復習120分) |
第8回 | 小テスト①及び建築音響(授業内容に関する予習120分,授業内容に関する復習120分) |
第9回 | (遮音と遮音構造(1))透過率と透過損失/遮音と吸音/総合透過損失(授業内容に関する予習120分,授業内容に関する復習120分) |
第10回 | (遮音と遮音構造(2))室間の遮音/建物内・外の遮音-質量法則/コインシデンス効果(授業内容に関する予習120分,授業内容に関する復習120分) |
第11回 | (遮音と遮音構造(3))乾式二重壁の遮音/建物の遮音計画/遮音構造/遮音材料/遮音基準(授業内容に関する予習120分,授業内容に関する復習120分) |
第12回 | (固体伝搬音の遮断)固体音/空気音/防振/絶縁/緩衝/床衝撃音/給排水音/共用施設からの固体音/居住者反応(授業内容に関する予習120分,授業内容に関する復習120分) |
第13回 | (床衝撃音と床構造)重量床衝撃音/軽量床衝撃音/浮き床構造/曲げ剛性/駆動点インピーダンス(授業内容に関する予習120分,授業内容に関する復習120分) |
第14回 | (体感振動の評価と対策)鉛直振動/水平振動/振動感覚/居住性能評価指針/心理・生理的影響/振動計測(授業内容に関する予習120分,授業内容に関する復習120分) |
第15回 | 平常試験及びその解説(授業内容に関する予習120分,授業内容に関する復習120分) |
その他
教科書 |
木村 翔 『建築音響と騒音防止計画』 彰国社 2012年 第4版
|
---|---|
参考書 |
日本建築学会編 『建築環境工学用教材(環境編)』 丸善出版 2011年
|
成績評価の方法 及び基準 |
平常試験+授業の一環として実施する課題・レポート・小テストなどにより評価する。 (講義時間内に実施する演習・レポート等の評価を30%とし、小テスト①+平常試験を70%とする。) |
質問への対応 | メールで対応する |
研究室又は 連絡先 |
冨田研究室 TEL&FAX:03-3259-0463 tomita.ryuta@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 12:15 ~ 13:15
|
学生への メッセージ |