2023年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
| 科目名 | 鉄筋コンクリート構造Ⅱ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 建築学科 | 学年 | 3年 |
| 担当者 | 田嶋 和樹 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜4 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C24U |
| クラス | 建築 | ||
| 履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
概要
| 学修到達目標 | 鉄筋コンクリート構造Ⅰでの学習内容を発展させ，講義前半では広義のRCとして鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)構造の設計法の基礎を学習し，近年増加している混合構造に対する理解を深める。さらに，CFT構造やPC構造についても基本的な考え方を理解する。講義後半では，鉄筋コンクリート(RC)部材の終局強度やRC造建物の保有水平耐力評価法について学習し，一連の保有水平耐力計算の流れを理解する。さらに，既存RC造建物の耐震診断・改修の基礎についても基本的な考え方を理解する。 本授業科目はDP1・3・5・6及びCP1・3・5・6に該当しています。 |
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| 授業形態及び 授業方法 |
【対面授業】 予習として事前に教科書を読むことを要求し，講義では教科書の内容をさらに発展させることにより，学習意欲の向上を図る。また，講義の中で随時演習を取り入れ，理解の促進を図る。 |
| 履修条件 | 条件ではないが、鉄筋コンクリート構造Iおよび鋼構造を履修していることが望ましい。 |
授業計画
| 第1回 | 鉄骨鉄筋コンクリート構造とPC構造の特徴と歴史 【事前学習（120分）】教科書の1章1.3節を読んでくる。 【事後学習（120分）】自分の授業のノートをつくる。 |
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| 第2回 | 鉄骨鉄筋コンクリート部材の力学的特性 【事前学習（120分）】教科書の8章8.1節を読んでくる。 【事後学習（120分）】自分の授業のノートをつくる。 |
| 第3回 | 累加強度理論に基づく鉄骨鉄筋コンクリート部材曲げ設計 【事前学習（120分）】教科書の8章8.1節の例題を読んでくる。 【事後学習（120分）】自分の授業のノートをつくる。 |
| 第4回 | 鉄骨鉄筋コンクリート部材のせん断設計 【事前学習（120分）】教科書の8章8.1節の例題を読んでくる。 【事後学習（120分）】自分の授業のノートをつくる。 |
| 第5回 | 様々な混合構造の基本 【事前学習（120分）】教科書の8章8.3節を読んでくる。 【事後学習（120分）】自分の授業のノートをつくる。 |
| 第6回 | PC構造の基本 【事前学習（120分）】教科書の8章8.2節を読んでくる。 【事後学習（120分）】自分の授業のノートをつくる。 |
| 第7回 | 鉄筋コンクリート構造の構造設計と耐震診断の概要 【事前学習（120分）】教科書の3章，6章，7章を流し読みしてくる。 【事後学習（120分）】自分の授業のノートをつくる。 |
| 第8回 | 鉄筋コンクリート構造の保有水平耐力計算とは 【事前学習（120分）】教科書の3章と6章6.1節を読んでくる。 【事後学習（120分）】自分の授業のノートをつくる。 |
| 第9回 | 鉄筋コンクリート部材の曲げ終局強度 【事前学習（120分）】教科書の6章6.2節の曲げ終局強度の部分を読んでくる。 【事後学習（120分）】自分の授業のノートをつくる。 |
| 第10回 | 鉄筋コンクリート部材のせん断終局強度 【事前学習（120分）】教科書の6章6.2節のせん断終局強度の部分を読んでくる。 【事後学習（120分）】自分の授業のノートをつくる。 |
| 第11回 | 保有水平耐力の計算（節点振り分け法と仮想仕事法） 【事前学習（120分）】教科書の6章6.3節を読んでくる。 【事後学習（120分）】自分の授業のノートをつくる。 |
| 第12回 | 保証設計／必要保有水平耐力の計算 【事前学習（120分）】教科書の6章6.4節を読んでくる。 【事後学習（120分）】自分の授業のノートをつくる。 |
| 第13回 | 既存鉄筋コンクリート造建物の耐震診断 【事前学習（120分）】教科書の7章を読んでくる。 【事後学習（120分）】自分の授業のノートをつくる。 |
| 第14回 | 既存鉄筋コンクリート造建物の耐震補強 【事前学習（120分）】耐震補強されたRC造建物の事例を調べてくる。 【事後学習（120分）】自分の授業のノートをつくる。 |
| 第15回 | 小テストとその解説 【事前学習（120分）】自分の授業ノートを完成させてくる。 【事後学習（120分）】わからなかった問題を質問できるようにしておく。 |
その他
| 教科書 |
白井伸明，長沼一洋，清水泰，田嶋和樹，堀川真之 『探究 鉄筋コンクリート構造 基本から応用へ』 彰国社 2018年 第1版
教科書を使用するほか、適宜必要に応じて講義資料を配布
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| 参考書 |
日本建築学会 『鉄骨鉄筋コンクリート構造計算基準・同解説 [ISBN:978-4-8189-0617-4]』 日本建築学会 2014年 第6版
国土交通省住宅局建築指導課 『既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準・改修設計指針同解説 [ISBN：226-0-00-020477-0]』 日本建築防災協会 2017年 第初版
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| 成績評価の方法 及び基準 |
理解度確認試験により評価する。 |
| 質問への対応 | 定期的なオフィスアワーを設けるほか、授業の終了後に質問に対応する。 |
| 研究室又は 連絡先 |
研究室： 駿河台校舎タワー・スコラ9階S905 Mail : tajima.kazuki@nihon-u.ac.jp Tel. : 03-3259-0708 |
| オフィスアワー |
火曜 駿河台 12:15 ～ 13:15
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| 学生への メッセージ |
RC構造の二次設計の基本と各種コンクリート系構造物（RC, ＳＲＣ, ＰＣ など）の基本的な事項を広く学習できます。 |