2023年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
| 科目名 | 測量実習Ⅰ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 1年 |
| 担当者 | 後藤・仲村 他 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3･4 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | E33A |
| クラス | |||
| 履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
| その他 | 実務経験のある教員による授業科目 | ||
概要
| 学修到達目標 | まちづくりに必要な測量技術の基本を学ぶことを目標とします．主に，距離測量，角測量，トラバース測量について屋外での実習を通して，測量の基本的内容を会得し，実際，測量作業に従事することができるようにします． 本授業科目はDP1・3・4・5・7・8及びCP1・3・4・5・7・8に該当しています. |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 屋外で数名のグループごとに実習を行います．得られた観測データを基に，データ処理を行い図面の作成する作業を行います． 測量の実務経験を有し，企業等の第一線で活躍している講師から，まちづくりにかかわる測量技術や実践的な事例を学びます． |
| 履修条件 | 特にありません． |
授業計画
| 第1回 | 測量実習とは 測量実習Ⅰで実施する内容を紹介する．すなわち，距離測量・角測量．トラバース測量について概説する．また，実習に当たっての校内敷地の説明を行い実習作業中の注意事項について説明を行う． （事前学習：測量に関する情報を集めておくこと（120分），事後学習：授業の資料を活用して内容を振り返ること（120分）） |
|---|---|
| 第2回 | 測量の製図 ・製図用の数字・線の演習 （事前学習：測量の数字の形，線の種類に関する情報を集めておくこと（120分），事後学習：授業の資料を活用して内容を振り返り，レポートを作成すること（120分）） ※課題に関するフィードバックの方法 ・例を示して完成度の目標を提示する．そして，各人から提出されたレポートを採点し良否について個別に説明を行う． |
| 第3回 | 距離測量(1) ・距離測量に必要な器具（巻尺・トータルステーション）の操作演習の練習を行う． （事前学習：距離測量に関する情報を集めておくこと（120分），事後学習：授業の資料を活用して内容を振り返ること（120分）） |
| 第4回 | 距離測量(2) ・定められたエリアでの測点設置を行う． （事前学習：距離測量に関する情報を集めておくこと（120分），事後学習：授業の資料を活用して内容を振り返ること（120分）） |
| 第5回 | 距離測量(3) ・定められたエリアAで距離測定を行う． （事前学習：距離測量に関する情報を集めておくこと（120分），事後学習：授業の資料を活用して内容を振り返ること（120分）） |
| 第6回 | 距離測量(4) ・定められたエリアBで距離測定を行う． （事前学習：距離測量に関する情報を集めておくこと（120分），事後学習：授業の資料を活用して内容を振り返ること（120分）） |
| 第7回 | 距離測量(5) ・測定結果の図面の作成を行う． （事前学習：距離測量に関する情報を集めておくこと（120分），事後学習：授業の資料を活用して内容を振り返り，図面の作成を行うこと（120分）） ※課題に関するフィードバックの方法 ・例を示して完成度の目標を提示する．そして，各人から提出された図面を採点し良否について個別に説明を行う． |
| 第8回 | トラバース測量(1) ・トラバース測量に関する説明を行う．また，トータルステーションによる測角の操作演習を行う． （事前学習：測量機器に関する情報を集めておくこと（120分），事後学習：授業の資料を活用して内容を振り返ること（120分）） |
| 第9回 | トラバース測量(2) ・定められたエリアAでのトラバース測量を行う． （事前学習：トラバース測量に関する情報を集めておくこと（120分），事後学習：授業の資料を活用して内容を振り返ること（120分）） |
| 第10回 | トラバース測量(3) ・定められたエリアBでのトラバース測量を行う． （事前学習：トラバース測量に関する情報を集めておくこと（120分），事後学習：授業の資料を活用して内容を振り返ること（120分）） |
| 第11回 | トラバース測量(4) ・定められたエリアCでのトラバース測量を行う． （事前学習：トラバース測量に関する情報を集めておくこと（120分），事後学習：授業の資料を活用して内容を振り返ること（120分）） |
| 第12回 | トラバース測量(5) ・トラバース計算について説明を行い，トラバース計算書の作成を行う． （事前学習：トラバース測量に関する情報を集めておくこと（120分），事後学習：授業の資料を活用して内容を振り返ること（120分）） |
| 第13回 | トラバース測量(6) ・測定結果の図面作成を行う． （事前学習：トラバース測量に関する情報を集めておくこと（120分），事後学習：授業の資料を活用して内容を振り返り，図面の作成を行うこと（120分）） ※課題に関するフィードバックの方法 ・例を示して完成度の目標を提示する．そして，各人から提出された図面を採点し良否について個別に説明を行う． |
| 第14回 | トラバース測量(7) ・測定結果の検証を行う． （事前学習：誤差の検証に関する情報を集めておくこと（120分），事後学習：授業の資料を活用して内容を振り返り，図面の作成を行うこと（120分）） ※課題に関するフィードバックの方法 ・例を示して完成度の目標を提示する．そして，各人から提出された図面を採点し良否について個別に説明を行う． |
| 第15回 | 測量実習Ⅰの振り返り・測量器具の操作演習（試験を含む）および維持管理の復習を行う． （事前学習：今までの測量機器の取り扱いを総括しておくこと（120分），事後学習：授業の資料を活用して内容を振り返ること（120分）） |
その他
| 教科書 |
プリントを適宜配布する。
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| 参考書 |
大木正喜 『測量学』 森北出版 2015年 第2版
『あたらしい測量学』 岡澤・久保寺・笹田・多炭・細川・松尾・三原 コロナ社 2014年 第1版
なし
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| 成績評価の方法 及び基準 |
屋外作業前の点呼によって出欠を確認する．成績評価は授業の出席率が90%以上の者および成果物をすべて提出した者を対象とする．実習への取り組み状況(20%)，図面やレポートの提出物(80%)によって判定する． |
| 質問への対応 | オフィスアワーで対応する．また，事前にメールによってアポイントを取ることによって，その返信で、対応する時間と場所を指示する． |
| 研究室又は 連絡先 |
後藤浩（研究室：駿河台校舎タワースコラ12階S1210室，メール→gotou.hiroshi@nihon-u.ac.jp） 仲村成貴（研究室：駿河台校舎タワースコラ12階S1213室，メール→nakamura.masataka@nihon-u.ac.jp） 西山孝樹（研究室：駿河台校舎タワースコラ12階S1202室，メール→nishiyama.takaki@nihon-u.ac.jp) ※非常勤講師の先生への連絡は，後藤・仲村・西山を通じてできます． |
| オフィスアワー |
水曜 船橋 12:30 ～ 13:00 測量実習センター2Fまちづくり工学科測量準備室
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| 学生への メッセージ |
この科目では、地表に建設物を作るという皆さんの将来のあるべき姿に対して，極めて必要な知識です．真剣な受講をお願いいたします．また，本科目は，自ら測定したものが図面上に現れることをくりかえす，学生に皆さんにとっては楽しく結果が明瞭なのでやりがいがわく授業です．さらに，実習作業では，グループを構成し進めますのでチームワークが必要です．このようなチームの中で役割分担を決めて作業を進めるチームワークの醸成は社会に出ても役に立ちます．なお，本科目は「必修科目」につき，授業に出て実習をし，成果物を提出することが重要です． |