2023年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
科目名 | 力と運動の物理学Ⅱ演習 | ||
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設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 行方 直人 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 木曜1 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E41N |
クラス |
概要
学修到達目標 | 「力と運動の物理学I」及び「力と運動の物理学II」で学んだ諸概念や法則を,基本的な演習問題を自ら解くことにより身につけ,より理解を深める.特に,剛体の基礎的な運動をベクトル・微積分計算によって解けるようになることを目標とする.※本授業科目はDP1・3・4及びCP1・3・4に該当しています. |
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授業形態及び 授業方法 |
【対面による演習授業】 演習問題(プリントとして配布)を解き,それをレポートとして提出する. 演習問題はCSTーVOICE上より事前ダウンロードすること.レポート提出方法は授業中に指示する. |
履修条件 | 基礎教育科目,選択. 「力と運動の物理学I」及び同演習,「力と運動の物理学II」を履修していることが望ましいが,その限りではない. |
授業計画
第1回 | ガイダンス 力と運動の物理学I演習の復習をする. 【事前学習】「力と運動の物理学I演習」で学んだ内容をよく復習すること.「力と運動の物理学I演習」を履修していない場合はそのシラバスにある内容を確認の上,参考書等を用いて予習すること.(30分) 【事後学習】演習時間内に解けなかった問題を全て解き,レポートにまとめること.また,不明点等も明らかにしておくこと.(30分) |
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第2回 | 数学的準備 力と運動の物理学II演習で使用する基礎数学(ベクトル,行列,線形代数)に関する演習をする. 前回の演習問題で不明点等あれば,その解説を行う. 【事前学習】大学入試水準で良いので,微積分,ベクトルの扱いと演算を復習しておくこと.(30分) 【事後学習】演習時間内に解けなかった問題を全て解き,レポートにまとめること.また,不明点等も明らかにしておくこと.(30分) |
第3回 | 質点系 質点系の運動に関する演習をする. 前回の演習問題で不明点等あれば,その解説を行う. 【事前学習】「力と運動の物理学I」または「力と運動の物理学II」で学ぶ力学の3法則,位置・速度・加速度の関係を復習しておくこと.(30分) 【事後学習】演習時間内に解けなかった問題を全て解き,レポートにまとめること.また,不明点等も明らかにしておくこと.(30分) |
第4回 | 衝突現象と運動量 運動量,衝突現象に関する演習をする. 前回の演習問題で不明点等あれば,その解説を行う. 【事前学習】「力と運動の物理学I・II」で学ぶ運動量,運動量保存則,反発係数に関して復習しておくこと.(30分) 【事後学習】演習時間内に解けなかった問題を全て解き,レポートにまとめること.また,不明点等も明らかにしておくこと.(30分) |
第5回 | 力のモーメント 力のモーメントに関して演習をする. 前回の演習問題で不明点等あれば,その解説を行う. 【事前学習】第2回目に学んだベクトル演算をよく復習しておくこと.(30分) 【事後学習】演習時間内に解けなかった問題を全て解き,レポートにまとめること.また,不明点等も明らかにしておくこと.(30分) |
第6回 | 剛体(1) 剛体のつりあいに関する演習をする. 前回の演習問題で不明点等あれば,その解説を行う. 【事前学習】予備知識として第2回~第5回目で演習した内容が必要である.それらをよく復習しておくこと(30分) 【事後学習】演習時間内に解けなかった問題を全て解き,レポートにまとめること.また,不明点等も明らかにしておくこと.(30分) |
第7回 | 剛体(2) 偶力,並進力や力モーメントの置換に関する演習をする. 前回の演習問題で不明点等あれば,その解説を行う. 【事前学習】予備知識として第2回~第6回目で演習した内容が必要である.それらをよく復習しておくこと(30分) 【事後学習】演習時間内に解けなかった問題を全て解き,レポートにまとめること.また,不明点等も明らかにしておくこと.(30分) |
第8回 | 中間試験及びその解説 【事前学習】試験範囲は第2回~第7回目で演習した内容全てである.よく復習しておくこと(30分) 【事後学習】時間内に解けなかった問題を解説を参考に全て解き,レポートにまとめること.(30分) |
第9回 | 剛体(3) 分布力,等価集中荷重,重心(図心)に関する演習をする. 前回の演習問題で不明点等あれば,その解説を行う. 【事前学習】「力と運動の物理学II」または「構造力学I」で学ぶ分布力,等価集中荷重,重心(図心)に関して,理解できないところを明らかにしておくこと(30分) 【事後学習】演習時間内に解けなかった問題を全て解き,レポートにまとめること.また,不明点等も明らかにしておくこと.(30分) |
第10回 | 構造物の静力学 トラス,ラーメン構造物に関する基礎演習問題を解く. 前回の演習問題で不明点等あれば,その解説を行う. 【事前学習】「構造力学I」で学ぶトラス,ラーメン構造物に関して,理解できていないところを明らかにしておくこと(30分) 【事後学習】演習時間内に解けなかった問題を全て解き,レポートにまとめること.また,不明点等も明らかにしておくこと.(30分) |
第11回 | 仮想仕事 剛体における仕事の扱いと仮想仕事の原理に関して演習する. 前回の演習問題で不明点等あれば,その解説を行う. 【事前学習】「力と運動の物理学I・II」で学ぶ仕事・仕事率に関して,理解できていないところを明らかにしておくこと(30分) 【事後学習】演習時間内に解けなかった問題を全て解き,レポートにまとめること.また,不明点等も明らかにしておくこと.(30分) |
第12回 | 回転運動、慣性モーメント 剛体の回転運動, 慣性モーメントの例に関する演習 前回の演習問題で不明点等あれば,その解説を行う. 【事前学習】「力と運動の物理学I・II」で学ぶ物体の回転運動に関して,理解できていないところを明らかにしておくこと(30分) 【事後学習】演習時間内に解けなかった問題を全て解き,レポートにまとめること.また,不明点等も明らかにしておくこと.(30分) |
第13回 | 剛体の平面運動に関して演習する. 前回の演習問題で不明点等あれば,その解説を行う. 【事前学習】第1回~第12回までの総合的な知識が必要となる.よく復習しておくこと(30分) 【事後学習】演習時間内に解けなかった問題を全て解き,レポートにまとめること.また,不明点等も明らかにしておくこと.(30分) |
第14回 | 力と運動の物理学II総合演習 前回の演習問題で不明点等あれば,その解説を行う. 【事前学習】第1回~第13回までの総合的な知識が必要となる.よく復習しておくこと(30分) 【事後学習】演習時間内に解けなかった問題を全て解き,レポートにまとめること.また,不明点等も明らかにしておくこと.(30分) |
第15回 | 平常試験及びその解説 【事前学習】試験範囲は第2回~第14回の演習内容である.よく復習しておくこと(30分) 【事後学習】時間内に解けなかった問題を解説を参考にして全て解き,レポートにまとめること.提出期限等は適宜指示する.(30分) |
その他
教科書 |
演習問題(プリント)を配布する(CST-VOICEからもダウンロード可能).
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参考書 |
授業中に指示する.
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成績評価の方法 及び基準 |
中間試験および平常試験(5割程度)による。ただし,毎週のレポートの提出状況(3割程度),演習時間中の取り組み方(2割程度)を加味する。 |
質問への対応 | 随時.(オフィスアワー以外でも,可能な限り対応します.) |
研究室又は 連絡先 |
〒101-8308東京都千代田区神田駿河台1-8-14日本大学駿河台校舎7号館2F namekata.naoto@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 09:00 ~ 18:00
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学生への メッセージ |