2023年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
科目名 | ゼミナール | ||
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設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 田中(賢)・阿部 他 | 履修期 | 年間 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 土曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E66M |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 当ゼミナールでは,ランドスケープの視点に基づき,「水辺空間」「緑地」「自然生態系保全」「観光」を対象とするまちづくりにおいて,それぞれが抱える問題を理解するとともに,その解決策について考察,提案,成果をプレゼンテーションする能力を養う. 本授業科目はDP1・3・6・8及びCP1・3・6・8に該当しています. |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」で実施する. 当ゼミナールでは,実際のまちづくり現場を体感するため,フィールドワーク(現地調査,Web含む)を基本としています.さらに,上記の主なテーマにに基づくゼミナール研究を行うために必要な基礎知識,調査・解析方法のレビュー,研究論文やレジュメの作成の仕方,発表方法などを体得することを目標とします. |
履修条件 | 当ゼミナールでは,実際のフィールドにおいて,地域住民・行政機関の方々と係わる機会が多くあります.グループワークを円滑に進めるためにも,積極的にコミュニケーションを図れる学生が望ましいです. |
授業計画
第1回 | ランドスケープおよび観光の概念理解1 【事前学習】「明治神宮造営」について,研究室推薦の図書に目を通しておく(30分) 【事後学習】ゼミナールのレクチャー内容をレジュメにまとめる(30分) |
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第2回 | ランドスケープおよび観光の概念理解2 【事前学習】「湘南の観光まちづくり」について,研究室推薦の図書に目を通しておく(30分) 【事後学習】ゼミナールのレクチャー内容をレジュメにまとめる(30分) |
第3回 | 本研究室の既往研究のレビュー1(公園緑地、歴史観光地) 【事前学習】研究室の過去の卒業論文・修士論文をレビューする(30分) 【事後学習】ゼミナールのレクチャー内容をレジュメにまとめる(30分) |
第4回 | 本研究室の既往研究のレビュー2(都市計画、まちづくり一般) 【事前学習】研究室の過去の卒業論文・修士論文をレビューする(30分) 【事後学習】ゼミナールのレクチャー内容をレジュメにまとめる(30分) |
第5回 | 鎌倉における観光まちづくり事例調査 【事前学習】研究室の過去の研究データをもとに鎌倉における観光まちづくり事例を調べ,レジュメにまとめる(30分) 【事後学習】ゼミナールのレクチャー内容をレジュメにまとめる(30分) |
第6回 | 鎌倉見学会の企画 【事前学習】前回レクチャーの内容をもとにグループで見学地の概要をレジュメにまとめる(30分) 【事後学習】教員より指導のチェックを受け,見学会のパンフレットを作成する(30分) |
第7回 | 鎌倉における観光まちづくり現地調査1 (現地見学が困難な場合は,オンラインを用いたバーチャル見学会を実施する) 【事前学習】見学会を経て,調査したいテーマを提案し,レジュメにまとめる(30分) 【事後学習】教員より指導を受け,テーマおよび調査内容を確定する(30分) |
第8回 | 鎌倉における観光まちづくり現地調査2 【事前学習】ヒアリングシートなど現地調査の準備をする(30分) 【事後学習】調査結果を速やかにとりまとめる(30分) |
第9回 | 鎌倉における観光まちづくり現地調査報告書の作成1 【事前学習】調査結果をもとにレジュメを作成する(30分) 【事後学習】ディスカッションをもとに,調査報告書を作成する(30分) |
第10回 | 鎌倉における観光まちづくり現地調査報告書の作成2 【事前学習】前回のディスカッションをもとに,調査報告書を修正する(30分) 【事後学習】ディスカッションで指導された修正点を報告書に反映させる(30分) |
第11回 | 鎌倉における観光まちづくり現地調査報告書の作成3 【事前学習】前回のディスカッションをもとに,調査報告書を修正する(30分) 【事後学習】報告書を完成させ,これをもとに発表用パワーポイントを作成する(30分) |
第12回 | 鎌倉における観光まちづくり現地調査の発表・評価 【事前学習】作成したパワーポイントを用い,発表練習を重ねる(30分) 【事後学習】質疑応答をとりまとめ,自らの発表を振り返る(30分) |
第13回 | ゼミナール論文テーマの検討1 【事前学習】ゼミナール論文で取り組みたいテーマについてレジュメにまとめる(30分) 【事後学習】教員よりレジュメの指導を受け,テーマを再検討する(30分) |
第14回 | ゼミナール論文テーマの検討2 【事前学習】前回のディスカッションを受け,ゼミナール論文で取り組みたいテーマについてレジュメにまとめる(30分) 【事後学習】教員よりレジュメの指導を受け,テーマを確定する(30分) |
第15回 | 研究論文の書き方1(目的・ゴールの設定) 【事前学習】取り組みたいテーマの目的およびゴールを見込み,レジュメにまとめる(30分) 【事後学習】教員よりレジュメの指導を受け.テーマを再検討する(30分) |
第16回 | 研究論文の書き方2(図表作成方法・文献等) 【事前学習】研究テーマに関連する文献や資料,地形図を選択する(30分) 【事後学習】ディスカッションを経て,対象文献・資料を決定する.これらの取りまとめに際し,ゼミナールで学んだ図表を適宜活用する(30分) |
第17回 | 研究論文の書き方3(調査・分析方法等) 【事前学習】研究テーマ遂行に必要な調査方法を文献等をもとに設定する(30分) 【事後学習】ディスカッションを経て,対象文献・資料を決定する.これらの取りまとめに際し,ゼミナールで学んだ図表を適宜活用する(30分) |
第18回 | ポスターを使用した研究成果発表の習得 【事前学習】研究を1枚のポスターにとりまとめる(30分) 【事後学習】ディスカッションを経て,ポスターを修正する(30分) |
第19回 | ゼミナール論文の中間報告発表(ポスター) 【事前学習】発表練習を重ねる(30分) 【事後学習】質疑応答をもとに,研究方針を修正・検討する(30分) |
第20回 | ゼミナール論文(結果、分析) 【事前学習】研究結果および分析をレジュメにまとめる(30分) 【事後学習】教員の指導をもとに,レジュメを修正する(30分) |
第21回 | ゼミナール論文(結果、分析、とりまとめ) 【事前学習】発表練習を重ねる(30分) 【事後学習】教員の指導をもとに,研究方針を修正・検討する(30分) |
第22回 | パワーポイントを使用した研究成果発表の習得 【事前学習】発表練習を重ねる(30分) 【事後学習】教員の指導をもとに,パワーポイントを修正する(30分) |
第23回 | ゼミナール成果発表会&講評会 【事前学習】発表練習を重ねる(30分) 【事後学習】質疑応答をまとめ,自らの研究内容を振り返る(30分) |
第24回 | 観光まちづくりワークショップ①(テーマ決定、調査方法の検討) 【事前学習】事前に見学した対象地において,まちづくりに寄与するテーマを設定する(30分) 【事後学習】教員の指導をもとに,テーマを確定する(30分) |
第25回 | 観光まちづくりワークショップ②(現地調査1) (現地での実施が難しい場合はオンラインで対応する) 【事前学習】調査に係わるヒアリングシート作成など,調査準備を進める(30分) 【事後学習】調査結果をとりまとめる(30分) |
第26回 | 観光まちづくりワークショップ③(現地調査2) (現地での実施が難しい場合はオンラインで対応する) 【事前学習】調査に係わるヒアリングシート作成など,調査準備を進める(30分) 【事後学習】調査結果をとりまとめ,考察する(30分) |
第27回 | 観光まちづくりワークショップ④(ポスター制作1) 【事前学習】現地調査結果をふまえ,ポスターを制作する(30分) 【事後学習】教員の指導をもとに,ポスターを修正する(30分) |
第28回 | 観光まちづくりワークショップ⑤(ポスター制作2) 【事前学習】研究成果を示すポスターの完成度を上げる(30分) 【事後学習】パワーポイント,発表原稿を完成させる(30分) |
第29回 | 観光まちづくりワークショップ⑥(発表練習) 【事前学習】発表時間内におさまるように,数回読み合わせをする(30分) 【事後学習】成果発表会に向け,発表の完成度を高めるとともに質疑対策を立てておくこと (30分) |
第30回 | ゼミナール成果発表会&講評会 【事前学習】発表の完成度を高めておくこと(30分) 【事後学習】質疑応答をまとめ,自らの発表を振り返る(30分) |
その他
教科書 |
なし
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参考書 |
随時紹介します.
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成績評価の方法 及び基準 |
授業出席が70%以上の学生を成績評価対象とします. 課題(50%)・発表内容(50%)を総合して成績評価します. |
質問への対応 | 随時受け付けます。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台キャンパスタワースコラ12階1205室 押田研究室 oshida.keiko@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:30 ~ 13:00 押田研究室
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学生への メッセージ |
ゼミナールでは,ゼミナール研究に向け,自分が興味を持ったテーマを見つけ,調査・解析,論文執筆作業,プレゼンテーションに至る全プロセスを一通り習得します.これらをスムーズに進めるためには,ゼミナールで出された課題への迅速な対応と進行状況の的確な報告が求められます.グループワークも多いので,研究室内では積極的にコミュニケーションを図り,互いの信頼を得られるよう努めてください. |