2023年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
科目名 | 卒業研究 | ||
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設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 後藤・阿部 他 | 履修期 | 年間 |
単位 | 6 | 曜日時限 | 土曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E66N |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
研究テーマ 及び研究領域 |
まちづくりの要諦は、まちの魅力を見出し、それらを広く共有したうえで、魅力を高め、“誰もが暮らしやすいまち”、“訪れて楽しいまち”をつくりあげていくことにあります。当研究室では、そうしたまちづくりの理論、手法、プロセス等に関して、主に「景観」や「歴史」の観点からその本質を解き明かす研究を行います。 なお、それらは必ずしも、まちの「歴史」そのものを研究することが目的ではありません。歴史に培われたまちの魅力を見出し、それらを現在のまちづくりや観光振興にいかに生かしていくかという「現在」の視点を重視します。つまり、たとえ観光や福祉に関わる研究テーマであっても歴史や景観の観点を含むテーマであれば、あるいは物事の本質を突いた研究テーマであれば、広く受け入れます。大まかな調査・研究テーマを以下に例示します。研究テーマによっては、“産官学の連携”による”先端研究”に取り組みます。 ○日本オリジナルの都市デザインを探る:水都城下町、都市形成史ほか ○水都のレガシーを再生する:都市河川の水辺活用ほか ○コミュニティの本質を見極める:日系移民(Hawaiiほか)、エスニック・コミュニティほか ○歴史まちづくりの枠組みを再構築する:米国の歴史的環境保全、歴史まちづくりの効果ほか ○インフラの価値を問い直す:グリーン・インフラ、戦後インフラの歴史・文化的価値ほか ○新たな観光の潮流を生み出す:インフラ・ツーリズム、まち歩き観光ほか ○景観に取組む意義を見出す:景観まちづくりの効果、景観行政の変遷ほか ○世界遺産を使いこなす:世界遺産を生かしたまちづくりの展開ほか ○農山漁村集落の魅力を引き出す:文化的景観、集落の地域資源ほか |
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学修到達目標 | これまでに履修した講義・演習科目等で身につけた知識を総動員して、研究課題を見出し、その解決に向けた研究目的を設定し、目的達成のための研究方法を構築し、研究方法に基づき得られた結果を分析・考察し、研究成果としてまとめ上げる能力を身につける。 本授業科目はDP1・3・6・8及びCP1・3・6・8に該当しています。 |
授業形態及び 授業方法 |
【対面授業】 研究室に所属する学生によるゼミナール方式及び個別面談方式により実施する。 本科目は、まちづくりに係るコンサルタントとしての実務経験のある教員が担当し、実務経験を踏まえ、まちづくりの現場においてにおける研究成果の活用を念頭に研究を進める。 |
履修条件 | 研究に対する強い関心と熱意を持っていることが望ましい。 |
その他
成績評価の方法 及び基準 |
研究への取組み姿勢及び研究成果等を総合的に判断して評価する。 |
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質問への対応 | 質問は随時受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台キャンパス タワー・スコラ1204 阿部研究室 |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 12:30 ~ 13:00 タワー・スコラ1204 阿部研究室
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学生への メッセージ |