2023年 理工学部 シラバス - 機械工学科
設置情報
科目名 | 工作機械 | ||
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設置学科 | 機械工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 内田 元 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F54O |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 切削加工や研削加工に用いられる工作機械は精密測定用機械と同様に高い精度が要求される.本講義では,工作機械の種類や機構について解説するとともに,高い精度を実現するために必要とされる工作機械の設計原理を理解することを目標とする. |
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授業形態及び 授業方法 |
工作機械の機構や設計原理について,教科書に沿って授業を進める.また,企業において工作機械の設計および製造に携わった経験に基づき,ものづくりの基本的な考え方について理解し,関心が持てるよう授業を行う. |
履修条件 | 機械工作法Ⅰ,Ⅱおよび機械加工学を履修していることが望ましい. |
授業計画
第1回 | 第1章 工作機械とは ・工作機械の役割と定義 ・工作機械の歴史 【事前学習】教科書の関連個所を読み,理解できない個所をまとめておく.(120分) 【事後学習】工作機械とその歴史について復習すること.(120分) |
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第2回 | 第1章 工作機械とは ・工作機械の特質 第2章 ものづくりに使われている除去加工法と主な工作機械 【事前学習】教科書の関連個所を読み,理解できない個所をまとめておく.(120分) 【事後学習】工作機械の特性と種類について復習すること.(120分) |
第3回 | 第4章 加工性能への影響因子と工作機械が有すべき基本特性 ・工作機械の加工性能への影響因子 ・精度の定義 【事前学習】教科書の関連個所を読み,理解できない個所をまとめておく.(120分) 【事後学習】加工性能への影響因子と精度の定義について復習すること.(120分) |
第4回 | 第4章 加工性能への影響因子と工作機械が有すべき基本特性 ・加工精度 ・工作機械の運動特性 【事前学習】教科書の関連個所を読み,理解できない個所をまとめておく.(120分) 【事後学習】加工精度と工作機械の運動特性について復習すること.(120分) |
第5回 | 第4章 加工性能への影響因子と工作機械が有すべき基本特性 ・工作機械の静剛性 【事前学習】教科書の関連個所を読み,理解できない個所をまとめておく.(120分) 【事後学習】工作機械の静剛性について復習すること.(120分) |
第6回 | 第4章 加工性能への影響因子と工作機械が有すべき基本特性 ・工作機械の動剛性 【事前学習】教科書の関連個所を読み,理解できない個所をまとめておく.(120分) 【事後学習】工作機械の動剛性について復習すること.(120分) |
第7回 | 第4章 加工性能への影響因子と工作機械が有すべき基本特性 ・工作機械の熱特性 【事前学習】教科書の関連個所を読み,理解できない個所をまとめておく.(120分) 【事後学習】工作機械の熱特性について復習すること.(120分) |
第8回 | テストの実施 【事前学習】これまでの講義内容について再度理解を深めること.(120分) 【事後学習】これまでの講義内容について再度復習すること.(120分) |
第9回 | 第5章 工作機械の主要構成要素の基本構造と仕組み ・工作機械の主要構造要素 【事前学習】教科書の関連個所を読み,理解できない個所をまとめておく.(120分) 【事後学習】工作機械の主要構造要素について復習すること.(120分) |
第10回 | 第5章 工作機械の主要構成要素の基本構造と仕組み ・工作機械の結合部(ボルト結合部,回転移動形結合部) 【事前学習】教科書の関連個所を読み,理解できない個所をまとめておく.(120分) 【事後学習】ボルトおよび回転移動形結合について復習すること.(120分) |
第11回 | 第5章 工作機械の主要構成要素の基本構造と仕組み ・工作機械の結合部(回転移動形結合部) 【事前学習】教科書の関連個所を読み,理解できない個所をまとめておく.(120分) 【事後学習】回転移動形結合について復習すること.(120分) |
第12回 | 第5章 工作機械の主要構成要素の基本構造と仕組み ・工作機械の結合部(直線移動形結合部) 【事前学習】教科書の関連個所を読み,理解できない個所をまとめておく.(120分) 【事後学習】直線移動形結合について復習すること.(120分) |
第13回 | 第5章 工作機械の主要構成要素の基本構造と仕組み ・駆動機構 ・数値制御装置 【事前学習】教科書の関連個所を読み,理解できない個所をまとめておく.(120分) 【事後学習】駆動機構と数値制御について復習すること.(120分) |
第14回 | テストの実施 【事前学習】これまでの講義内容について再度理解を深めること.(120分) 【事後学習】これまでの講義内容について再度復習すること.(120分) |
第15回 | テストの解説および工作機械に関する総括 【事前学習】これまでの講義内容について再度理解を深めること.(120分) 【事後学習】これまでの講義内容について再度復習すること.(120分) |
その他
教科書 |
清水伸二 『初歩から学ぶ工作機械』 大河出版 2012年 第2版
比較的に新しい教科書であるため,最近の工作機械について紹介されている.
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参考書 |
講義中に逐次紹介する.
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成績評価の方法 及び基準 |
2回の試験の結果をそれぞれ50点満点とし,合計100点満点で評価する. ただし,15回の授業時間の内,6回以上欠席したものは採点対象としない. |
質問への対応 | E-Mailにて連絡をしてくれれば,いつでも対応する. |
研究室又は 連絡先 |
内田元(S1705室 uchida.gen@nihon-u.ac.jp) |
オフィスアワー |
金曜 駿河台 12:00 ~ 13:10
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学生への メッセージ |
ものづくりや工作機械に関心のある学生は受講してほしい. |