2023年 理工学部 シラバス - 精密機械工学科
設置情報
科目名 | 微分方程式の基礎Ⅱ | ||
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設置学科 | 精密機械工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 林 誠 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | G32B |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 微分方程式は,理工系各分野に於いて基礎となるのみならず,応用上も重要である. 本講義では解法の習得を目標に, 常微分微分方程式の基礎事項を講義し, 専門各分野への応用力を養う事を目標とする. 本授業科目はDP1・3及びCP1・3に該当しています. |
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授業形態及び 授業方法 |
対面型授業の講義形式による. 適宜演習を行う. |
履修条件 | この講義は微分方程式の基礎Iを履修し、単位を取得していること. 受講制限をすることがある. |
授業計画
第1回 | 【事前学習】シラバスを利用し、内容を熟読する。(120分) 教科書, 参考書, 単位取得に係わる説明およびこれからの授業に必要な予備知識の説明と確認をする. 2階線形微分方程式の解法の復習をする. 【事後学習】記述ノートを整理し、連立微分方程式を学習する意義をまとめる。(120分) |
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第2回 | 2階線形微分方程式(6) 非同次項が複雑な場合(三角関数×指数関数など)の解法を身につける. 【事後学習】参考書の該当部分の練習問題を解いてみる。(240分) |
第3回 | 2階線形微分方程式(7) オイラーの微分方程式の解法を身につける. 【事後学習】参考書の該当部分の練習問題を解いてみる。(240分) |
第4回 | 1階連立微分方程式(1) 1階連立微分方程式とは何か理解し,消去法による解法を身につける. 【事後学習】参考書の該当部分の練習問題を解いてみる。(240分) |
第5回 | 1階連立微分方程式(2) 微分演算子による解法を身につける. 【事後学習】参考書の該当部分の練習問題を解いてみる。(240分) |
第6回 | 行列の復習 行列の対角化の方法を復習する. 【事後学習】線形代数の教科書の該当部分の問題を解いてみる。(240分) |
第7回 | 1階連立微分方程式(3) 行列の対角化を用いた解法(同次な場合・固有値が異なる)を身につける. 【事後学習】参考書の該当部分の練習問題を解いてみる。(240分) |
第8回 | 1階連立微分方程式(4) 行列の対角化を用いた解法(同次な場合・固有値が重解)を身につける. 【事後学習】参考書の該当部分の練習問題を解いてみる。(240分) |
第9回 | 1階連立微分方程式(5) 行列の対角化を用いた解法(非同次)を身につける. 【事後学習】参考書の該当部分の練習問題を解いてみる。(240分) |
第10回 | 【事前学習】課題を復習し、該当問題の計算練習をする。(120分) 1階連立微分方程式の解法のレポート課題及びその解説をし, 全体のまとめと重要事項の再確認を行う. 【事後学習】レポート課題の確認をする。(120分) |
第11回 | 発展的内容(1) Laplace変換とは何かを理解し, その基本性質1を身につける. 【事後学習】参考書の該当部分の練習問題を解いてみる。(240分) |
第12回 | 発展的内容(2) Laplace変換の基本性質2を身につける. 【事後学習】参考書の該当部分の練習問題を解いてみる。(240分) |
第13回 | 発展的内容(3) Laplace変換による2階線形微分方程式の解法を身につける. 【事後学習】参考書の該当部分の練習問題を解いてみる。(240分) |
第14回 | 発展的内容(4) Laplace変換による1階連立微分方程式を身につける. 【事後学習】参考書の該当部分の練習問題を解いてみる。(240分) |
第15回 | 【事前学習】これまでの内容を復習し、該当問題の計算練習をする。(120分) 平常試験及びその解説をし, 全体のまとめと重要事項の再確認を行う. 【事後学習】平常試験の確認をする。(120分) |
その他
教科書 |
微分方程式の基礎Ⅰのテキスト後半を部分的に使用する.
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参考書 |
授業中に指示する.
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成績評価の方法 及び基準 |
中間試験+期末試験+課題にて評価する。 今後の状況により変更することがある。その場合は、CST-VOICEの掲示板にて連絡をする。 |
質問への対応 | 講義後、オフィスアワーまたは下記メイルにて対応します. |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎8号館846A研究室 hayashi.makoto@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:20 ~ 13:10 船橋校舎8号館846A研究室
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学生への メッセージ |
解ける微分方程式の様々な解法を身につけるために熱意をもって取り組むこと. |