2023年 理工学部 シラバス - 精密機械工学科
設置情報
科目名 | アナログ回路 | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 精密機械工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 齊藤 健 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | G32D |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 1.アナログ回路素子を組み合わせて機能を実現できる。 2.設計した回路の測定ができる。 上記2点を学修到達目標とします。 本授業科目はDP1・3・5及びCP1・3・5に該当しています。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
アナログ回路では対面授業を実施します。 教科書・板書・パワーポイントを用いて授業を進めます。 |
履修条件 | 半導体工学、電気回路I、IIの理解が本講義の理解を助けます。 |
授業計画
第1回 | アナログ回路の概要 アナログ回路について具体的な例を挙げて説明する。 【事前学習】 教科書を購入し、授業のイメージをつかんでおくこと。(120分) 【事後学習】 講義資料および各自の授業のノート、教科書を用いて復習し、理解できない箇所は質問できるようまとめておくこと。(120分) |
---|---|
第2回 | アナログ回路の歴史とその学び方 アナログ回路の理解のために歴史とその学び方を解説する。 【事前学習】 CST-VOICE上で事前配布する講義資料(パワーポイントをPDF化したもの)および教科書を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(120分) 【事後学習】 講義資料および各自の授業のノート、教科書を用いて復習し、理解できない箇所は質問できるようまとめておくこと。(120分) |
第3回 | 半導体の復習・アナログ回路の基礎 アナログ回路の理解のために、半導体工学および電気回路の簡単な復習をおこなう。 ダイオード回路 ダイオードの基本特性について解説し、半波整流回路などを説明する。 【事前学習】 CST-VOICE上で事前配布する講義資料(パワーポイントをPDF化したもの)および教科書を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(120分) 【事後学習】 講義資料および各自の授業のノート、教科書を用いて復習し、理解できない箇所は質問できるようまとめておくこと。(120分) |
第4回 | トランジスタの基本回路I トランジスタの基本特性について解説する。 【事前学習】 CST-VOICE上で事前配布する講義資料(パワーポイントをPDF化したもの)および教科書を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(120分) 【事後学習】 講義資料および各自の授業のノート、教科書を用いて復習し、理解できない箇所は質問できるようまとめておくこと。(120分) |
第5回 | トランジスタの基本回路II トランジスタの接地方式について説明する。 【事前学習】 CST-VOICE上で事前配布する講義資料(パワーポイントをPDF化したもの)および教科書を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(120分) 【事後学習】 講義資料および各自の授業のノート、教科書を用いて復習し、理解できない箇所は質問できるようまとめておくこと。(120分) |
第6回 | トランジスタの増副作用 トランジスタのhパラメータおよび増副作用について説明する。 【事前学習】 CST-VOICE上で事前配布する講義資料(パワーポイントをPDF化したもの)および教科書を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(120分) 【事後学習】 講義資料および各自の授業のノート、教科書を用いて復習し、理解できない箇所は質問できるようまとめておくこと。(120分) |
第7回 | バイアス電圧と動作点 トランジスタのバイアス電圧と動作点について説明する。 【事前学習】 CST-VOICE上で事前配布する講義資料(パワーポイントをPDF化したもの)および教科書を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(120分) 【事後学習】 講義資料および各自の授業のノート、教科書を用いて復習し、理解できない箇所は質問できるようまとめておくこと。(120分) |
第8回 | トランジスタのバイアス回路 各種バイアス回路について説明する。 【事前学習】 CST-VOICE上で事前配布する講義資料(パワーポイントをPDF化したもの)および教科書を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(120分) 【事後学習】 講義資料および各自の授業のノート、教科書を用いて復習し、理解できない箇所は質問できるようまとめておくこと。(120分) |
第9回 | トランジスタ増幅回路の等価回路 hパラメータと等価回路について説明する。 その他トランジスタについて 増幅回路の分類、結合コンデンサとバイパスコンデンサ、負帰還増幅回路について説明する。 【事前学習】 CST-VOICE上で事前配布する講義資料(パワーポイントをPDF化したもの)および教科書を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(120分) 【事後学習】 講義資料および各自の授業のノート、教科書を用いて復習し、理解できない箇所は質問できるようまとめておくこと。(120分) |
第10回 | 電界効果トランジスタ(FET)回路 電界効果トランジスタの基本特性およびその応用回路について説明する。 【事前学習】 CST-VOICE上で事前配布する講義資料(パワーポイントをPDF化したもの)および教科書を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(120分) 【事後学習】 講義資料および各自の授業のノート、教科書を用いて復習し、理解できない箇所は質問できるようまとめておくこと。(120分) |
第11回 | 演算増幅器(オペアンプ) 演算増幅器の基本特性およびその応用回路について説明する。 【事前学習】 CST-VOICE上で事前配布する講義資料(パワーポイントをPDF化したもの)および教科書を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(120分) 【事後学習】 講義資料および各自の授業のノート、教科書を用いて復習し、理解できない箇所は質問できるようまとめておくこと。(120分) |
第12回 | 発振回路 さまざまな発振回路について解説する。 【事前学習】 CST-VOICE上で事前配布する講義資料(パワーポイントをPDF化したもの)および教科書を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(120分) 【事後学習】 講義資料および各自の授業のノート、教科書を用いて復習し、理解できない箇所は質問できるようまとめておくこと。(120分) |
第13回 | 電子回路の設計とそのシミュレーション(第13回と第14回は天候次第で入れ替える可能性がある) シミュレーションソフトウェアによる電子回路設計手法を解説する。 【事前学習】 CST-VOICE上で事前配布する講義資料(パワーポイントをPDF化したもの)および教科書を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(120分) 【事後学習】 講義資料および各自の授業のノート、教科書を用いて復習し、理解できない箇所は質問できるようまとめておくこと。(120分) |
第14回 | 電子回路の設計とその測定(第13回と第14回は天候次第で入れ替える可能性がある) 作製した実用的な電子回路の測定方法について説明する。 【事前学習】 CST-VOICE上で事前配布する講義資料(パワーポイントをPDF化したもの)および教科書を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(120分) 【事後学習】 講義資料および各自の授業のノート、教科書を用いて復習し、理解できない箇所は質問できるようまとめておくこと。(120分) |
第15回 | 演習問題の解説とアナログ回路の総復習 |
その他
教科書 |
家村道雄 『入門電子回路(アナログ編)』 オーム社 2006年 第2版
教科書は\2800、参考書は2冊で\7700。
回路上級者は指定した教科書を買わずに参考書を買っても良いです。
授業には必ず教科書もしくは参考書のどちらかを持ってきてください。
|
---|---|
参考書 |
シリング/ビラフ 『トランジスタとICのための電子回路I』 朝倉書店 1974年 第12版
シリング/ビラフ 『トランジスタとICのための電子回路II』 朝倉書店 1974年 第10版
良書であり就職後も役にたちます。
電子回路に興味がある学生は指定した教科書ではなく参考書の購入を勧めます。
|
成績評価の方法 及び基準 |
定期試験を成績評価の方法とします。 |
質問への対応 | 授業中に理解できないところがあった場合、授業中もしくは連絡先に記載のメールアドレス宛に質問してください。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎 7号館4階743A室 齊藤研究室 saito.ken18@nihon-u.ac.jp ミスを防ぐためメールの件名は必ず アナログ回路 学生番号 氏名 としてください。 |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:10 ~ 13:20
|
学生への メッセージ |
基礎的なアナログ回路の理解は就職後も役立ちますので、受講をお勧めいたします。 |