2023年 理工学部 シラバス - 電気工学科
設置情報
科目名 | 電気工学総合演習 | ||
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設置学科 | 電気工学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 尾崎・塩野 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 水曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | I32N |
クラス | A・B | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 電気工学の分野に関する知識・技能に関する総合的な学力を養成する。卒業達成度評価として国家資格の電気主任技術者試験合格相当レベルの実力を養うことを目標とし、本科目はそのために必要な基礎事項である「理論」について理解することができ、国家資格試験問題を実践して解答することができる。 本授業科目はDP6・7・8及びCP6・7・8に該当しています。 |
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授業形態及び 授業方法 |
【対面授業】 国家資格試験の過去に出題された問題を中心に例題の説明・演習を行う。 |
履修条件 | 本科目は必修である。 |
授業計画
第1回 | 電気工学総合演習の授業について概要を説明する。 【事後学習】本授業の概要説明に対して調査し、説明できるようにすること(60分) |
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第2回 | 電気回路(1):「電気回路Ⅰ及び演習」の科目内容について講義と演習により理解を深める。 交流電圧・電流・電力,複素計算法,ベクトル軌跡,交流回路,閉路・節点方程式 【事後学習】講義中の演習課題を調査し、説明できるようにすること(60分) |
第3回 | 電気回路(2):「電気回路Ⅱ及び演習」の科目内容について講義と演習により理解を深める。 二端子対回路,三相交流回路,対称座標法,分布定数回路 【事後学習】講義中の演習課題を調査し、説明できるようにすること(60分) |
第4回 | 達成度確認試験(1):電気回路(1)および(2)について達成度の確認試験を行う。 【事後学習】講義中の確認試験を調査し、説明できるようにすること(60分) |
第5回 | 電磁気学(1):「電磁気学Ⅰ及び演習」の科目内容について講義と演習により理解を深める。 クーロンの法則,ガウスの法則,電界と電位,静電エネルギー,コンデンサ,境界条件 【事後学習】講義中の演習課題を調査し、説明できるようにすること(60分) |
第6回 | 電磁気学(2):「電磁気学Ⅱ及び演習」の科目内容について講義と演習により理解を深める。 ビオ-サバールの法則,アンペアの法則,ファラデーの法則,マックスウェル方程式 【事後学習】講義中の演習課題を調査し、説明できるようにすること(60分) |
第7回 | 達成度確認試験(2):電磁気学(1)および(2)について達成度の確認試験を行う。 【事後学習】講義中の確認試験を調査し、説明できるようにすること(60分) |
第8回 | 電子回路(1):「電子回路Ⅰ」の科目内容について講義と演習により理解を深める。 トランジスタ・FETの動作と特性,トランジスタ・FETの等価回路,トランジスタ・FETのバイアス回路,トランジスタ・FETの増幅回路 【事後学習】講義中の演習課題を調査し、説明できるようにすること(60分) |
第9回 | 電子回路(2):「電子回路Ⅱ」の科目内容について講義と演習により理解を深める。 負帰還増幅回路、集積基本電子回路、大信号増幅回路、演算増幅回路、発振回路 【事後学習】講義中の演習課題を調査し、説明できるようにすること(60分) |
第10回 | 達成度確認試験(3):電子回路(1)および(2)について達成度の確認試験を行う。 【事後学習】講義中の確認試験を調査し、説明できるようにすること(60分) |
第11回 | 電気計測(1):「電気計測」の科目内容について講義と演習により理解を深める。 電気計測法、電気単位と電気標準器、測定誤差と測定値の取り扱い、指示電気計器(可動コイル形・可動鉄片形・整流計器形・熱電形計器・静電形計器・誘導形)の原理・構造と指示値、多重範囲電流電圧計、電流力計形電力計 【事後学習】講義中の演習課題を調査し、説明できるようにすること(60分) |
第12回 | 電気計測(2):「電気計測」の科目内容について講義と演習により理解を深める。 電力(直流・交流)の測定、抵抗の測定、インダクタンス・静電容量・インピーダンスの測定 【事後学習】講義中の演習課題を調査し、説明できるようにすること(60分) |
第13回 | 達成度確認試験(4):電気計測(1)および(2)について達成度の確認試験を行う。 【事後学習】講義中の確認試験を調査し、説明できるようにすること(60分) |
第14回 | 達成度確認試験(5):本講義のまとめとして達成度の確認試験を行う。 【事後学習】講義中の確認試験を調査し、説明できるようにすること(60分) |
第15回 | 達成度確認試験(6):本講義のまとめとして達成度の確認試験を行う。 【事後学習】講義中の確認試験を調査し、説明できるようにすること(60分) |
その他
教科書 |
各回における内容を忘れている学生は,授業科目で使用した教科書により内容を十分に復習すること。
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参考書 |
2022年版電験3種過去問題集 10年間の全問題・解説と解答 電気書院編
特に指定しないが、受験参考書・問題集が多数出版されている。
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成績評価の方法 及び基準 |
達成度確認試験(平常試験・定期試験に相当)の評価に従う。 |
質問への対応 | 各回の担当教員が授業内において対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
各回の担当教員、または4年生クラス担任 cst-denki-b4@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 10:40 ~ 12:10
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学生への メッセージ |
この科目は必修である。第1回の授業概要説明にて15週の内容をきちんと把握し履修し、各単元の試験に合格すること。 |