2023年 理工学部 シラバス - 電子工学科
設置情報
科目名 | 制御工学 | ||
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設置学科 | 電子工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 佐々木 芳樹 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | J41F |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 制御の基礎的なイメージの獲得、及び ・ラプラス変換/ラプラス逆変換 ・ボード線図(ゲイン図、位相図) ・安定性の判断 に関する理解および習得を目標とする ※本授業科目はDP3及びCP3に該当しています。 |
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授業形態及び 授業方法 |
【対面型授業】 ・一方向型講義(学生からの質問には授業内で逐次応じる) ・各回の授業開始5分後に朝の小演習を5分程度実施 ・試験は理解度確認試験期間にて実施 |
履修条件 | 本講座を受講するにおいて、 ・微分方程式 ・過渡現象 を修得していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | ◎内容:制御工学に関するイメージの確立。主に、 ・静特性 ・動特性 ・安定性 について修得する。 【事前学習】事前に「制御工学とは」について軽く調査すること(120分) 【事後学習】講義内容の復習による理解の深化(120分) |
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第2回 | 【朝演習】授業開始5分後、5分間実施予定 ◎内容:具体的な事例から ・フィードフォワード制御、フィードバック制御、シーケンス制御とは ・静特性、動特性、安定性の必要性 ・非線形性 ・外乱の影響 について修得する。 【事前学習】各自、任意の状況を想定し制御を考える(120分) 【事後学習】講義内容の復習による理解の深化(120分) |
第3回 | 【朝演習】授業開始5分後、5分間実施予定 ◎内容:具体的な事例から ・ブロック線図 ・ブロック線図の変換 ・ゲインと静特性の関係性 について修得する。 【事前学習】教科書p139-143の内容を事前に目を通しておく(120分) 【事後学習】講義内容の復習による理解の深化(120分) |
第4回 | 【朝演習】授業開始5分後、5分間実施予定 ◎内容:周波数特性に関係する ・遅延時間 ・無駄時間 ・ゲイン図 ・位相図 ・ラプラス変換 についての要素を学ぶ。 【事前学習】教科書の当該箇所を事前に目を通しておく(120分) 【事後学習】講義内容の復習による理解の深化(120分) |
第5回 | 【朝演習】授業開始5分後、5分間実施予定 ◎内容:「ラプラス変換とは」 ・計算ツールとしてのラプラス変換 ・状態方程式の導出 ・ラプラス変換を用いない場合の微分方程式の解 について修得する 【事前学習】教科書の当該箇所を事前に目を通しておく(120分) 【事後学習】講義内容の復習による理解の深化(120分) |
第6回 | 【朝演習】授業開始5分後、5分間実施予定 ◎内容:ラプラス変換の演習 【事前学習】教科書の当該箇所を事前に目を通しておく(120分) 【事後学習】講義内容の復習による理解の深化(120分) |
第7回 | 【朝演習】授業開始5分後、5分間実施予定 ◎内容:逆ラプラス変換の演習と部分分数分解 【事前学習】教科書の当該箇所を事前に目を通しておく(120分) 【事後学習】講義内容の復習による理解の深化(120分) |
第8回 | 中間試験60分/解説10分: 【事前学習】これまでに配布した資料を基に復習してくること。(210分) 【事後学習】演習で出題された項目を復習すること。(30分) |
第9回 | 【朝演習】授業開始5分後、5分間実施予定 ◎内容:ラプラス変換とボード線図・位相図の関係性、安定性 【事前学習】教科書の当該箇所を事前に目を通しておく(120分) 【事後学習】講義内容の復習による理解の深化(120分) |
第10回 | 【朝演習】授業開始5分後、5分間実施予定 ◎内容:PID制御 【事前学習】教科書の当該箇所を事前に目を通しておく(120分) 【事後学習】講義内容の復習による理解の深化(120分) |
第11回 | 【朝演習】授業開始5分後、5分間実施予定 ◎内容:回路から状態方程式を立式し、行列式を作成する ・固有値観測(安定性や波形の振る舞い推測)の準備 【事前学習】教科書の当該箇所を事前に目を通しておく(120分) 【事後学習】講義内容の復習による理解の深化(120分) |
第12回 | 【朝演習】授業開始5分後、5分間実施予定 ◎内容:行列と固有値 【事前学習】教科書の当該箇所を事前に目を通しておく(120分) 【事後学習】講義内容の復習による理解の深化(120分) |
第13回 | 【朝演習】授業開始5分後、5分間実施予定 ◎内容:非線形事象における制御(非線形事象の線形化について) 【事前学習】教科書の当該箇所を事前に目を通しておく(120分) 【事後学習】講義内容の復習による理解の深化(120分) |
第14回 | 総復習(エッセンス講義) 【事前学習】これまで配布した資料に目を通しておく(120分) 【事後学習】講義内容の復習による理解の深化(120分) |
第15回 | 理解度確認演習60分/解説10分: 【事前学習】これまでに配布した資料を基に復習してくること。(210分) 【事後学習】演習で出題された項目を復習すること。(30分) |
その他
教科書 |
佐々木清吾 『電気電子システムのための制御工学』
特定の教科書を指定しないが、
・電気電子システムのための制御工学
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
朝の小演習:30% 理解度確認演習:70% (total) |
質問への対応 | 随時対応します |
研究室又は 連絡先 |
441C教室:sasaki.yoshiki@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:40 ~ 13:20 4号館地下403教室
木曜 船橋 12:40 ~ 13:20 4号館地下403教室
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学生への メッセージ |
小難しい数式や理論よりも、イメージを重視した講義とします。 授業開始時刻より5分後から10分間程度の小テストを行います。 出題範囲が極めて限定されている分、解答は容易ですのでコンスタントに出席を行うようお願いします。 |