2023年 理工学部 シラバス - 応用情報工学科
設置情報
科目名 | ディジタル信号処理 | ||
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設置学科 | 応用情報工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 望月 寛 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | K21A |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | マルチメディア情報処理に音声処理や画像処理などがあります。本講義では,解析学を用いた基本的な処理として,音声信号や画像信号を対象とした信号理論および信号処理手法を理解することができます。 本授業科目はDP1・3・5及びCP1・3・5に該当しています。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 主として教科書を利用した講義形式で授業を進める。また,理解を助けるための手段として演習・宿題等を実施する。 |
履修条件 | 回路理論,信号理論を履修していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 解析学とディジタル信号処理 【事前学習】教科書内の該当箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようにすること(120分) 【事後学習】授業内で学習したことを復習し、必要に応じて授業内で指示した参考文献を調べ理解を深めること(120分) |
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第2回 | z変換と逆z変換 【事前学習】教科書内の該当箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようにすること(120分) 【事後学習】授業内で学習したことを復習し、必要に応じて授業内で指示した参考文献を調べ理解を深めること(120分) |
第3回 | 離散時間システム:インパルス応答とたたみ込み演算 【事前学習】教科書内の該当箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようにすること(120分) 【事後学習】授業内で学習したことを復習し、必要に応じて授業内で指示した参考文献を調べ理解を深めること(120分) |
第4回 | 離散時間システム:周波数応答と直線位相特性 【事前学習】教科書内の該当箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようにすること(120分) 【事後学習】授業内で学習したことを復習し、必要に応じて授業内で指示した参考文献を調べ理解を深めること(120分) |
第5回 | フーリエ変換と離散フーリエ変換(DFT) 【事前学習】教科書内の該当箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようにすること(120分) 【事後学習】授業内で学習したことを復習し、必要に応じて授業内で指示した参考文献を調べ理解を深めること(120分) |
第6回 | 高速フーリエ変換(FFT)とFFTを用いた信号処理演習 【事前学習】これまでの授業内容を復習し、十分に理解を深めてから演習に臨むこと(120分) 【事後学習】今回の演習を振り返り、FFTに関する理解を深めること(120分) |
第7回 | ディジタルフィルタの構成(1)(Finite Impulse Response ディジタルフィルタの構成) 【事前学習】教科書内の該当箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようにすること(120分) 【事後学習】授業内で学習したことを復習し、必要に応じて授業内で指示した参考文献を調べ理解を深めること(120分) |
第8回 | ディジタルフィルタの構成(2)(Infinite Impulse Response ディジタルフィルタの構成) 【事前学習】教科書内の該当箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようにすること(120分) 【事後学習】授業内で学習したことを復習し、必要に応じて授業内で指示した参考文献を調べ理解を深めること(120分) |
第9回 | ディジタルフィルタの演習 【事前学習】これまでの授業内容を復習し、十分に理解を深めてから演習に臨むこと(120分) 【事後学習】今回の演習を振り返り、ディジタルフィルタに関する理解を深めること(120分) |
第10回 | ディジタル信号処理の応用: 相関処理,適応信号処理 【事前学習】教科書内の該当箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようにすること(120分) 【事後学習】授業内で学習したことを復習し、必要に応じて授業内で指示した参考文献を調べ理解を深めること(120分) |
第11回 | ウェーブレット変換 【事前学習】授業内で指示した参考文献を調べ、理解できない箇所を質問できるようにすること(120分) 【事後学習】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること(120分) |
第12回 | 音声・画像の符号化 【事前学習】授業内で指示した参考文献を調べ、理解できない箇所を質問できるようにすること(120分) 【事後学習】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること(120分) |
第13回 | 音声・画像の符号化に関する演習 【事前学習】これまでの授業内容を復習し、十分に理解を深めてから演習に臨むこと(120分) 【事後学習】今回の演習を振り返り、符号化に関する理解を深めること(120分) |
第14回 | 総合演習1およびその解説 【事前学習】これまでの授業内容や演習を復習し、授業に臨むこと(180分) 【事後学習】総合演習の内容を振り返り、ディジタル信号処理全体の理解を深めること(60分) |
第15回 | 総合演習2およびその解説 【事前学習】これまでの授業内容や演習を復習し、授業に臨むこと(180分) 【事後学習】総合演習の内容を振り返り、ディジタル信号処理全体の理解を深めること(60分) |
その他
教科書 |
萩原将文 『ディジタル信号処理』 森北出版 2014年 第2版
非常にコンパクトにまとめられた良書である。例題も理解を助けるのに役立つよう適切に配置されているので内容の理解を深めるためにも是非熟読すること。
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参考書 |
和田成夫 『よくわかる信号処理 フーリエ解析からウェーブレット変換まで[978-4627785816]』 森北出版 2009年
その他の参考書は授業時に指示する。
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成績評価の方法 及び基準 |
小テスト(20%)・演習課題(35%)・総合演習(45%)により総合評価する。 |
質問への対応 | 歓迎 |
研究室又は 連絡先 |
望月寛(船橋校舎2号館244室) mochiduki.hiroshi@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 船橋 10:40 ~ 11:40 望月 寛
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学生への メッセージ |
ディジタル信号処理の応用は多岐に渡るため、是非、積極的な態度をもって受講し、技術を習得してほしい。 |