2023年 理工学部 シラバス - 応用情報工学科
設置情報
科目名 | 情報工学実験Ⅱ | ||
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設置学科 | 応用情報工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 高橋・吉川 他 | 履修期 | 年間 |
単位 | 4 | 曜日時限 | 火曜3・4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | K23A |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 課題実験を通して,通信システム,組込みシステム,ソフトウェアシステム等のコンピュータ 及び情報処理に関する基礎知識を把握し,実験手法を通して体得することを目的としている。 本授業科目はDP1・3・4・5・6・7及びCP1・3・4・5・6・7に該当しています。 |
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授業形態及び 授業方法 |
対面形式とオンデマンド形式を併用して,授業を実施する. 実務教員によるディスカッション 実務教員による実験後のディスカッションにおいて,実験で行ったことが社会に出てどのように生かされるのか,そのためにどのように考えればいよいのか講師の体験談等から学ぶ. |
履修条件 | 必修 |
授業計画
第1回 | 情報工学実験IIを行う上での基礎知識 【事前学習】関連する授業「回路理論Ⅰ・Ⅱ」と「論理回路」,「Cプログラミング及び演習」を復習する. 【事後学習】教科書をMoodleからダウンロードし,熟読する. |
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第2回 | 実験レポートの書き方 【事前学習】Moodle内のレポートの書き方等の注意事項を熟読する. 【事後学習】教科書をMoodleからダウンロードし,熟読する. |
第3回 | LabVIEWの基礎実験 ビジュアルプログラミング,測定器制御,位相測定 【事前学習】実験書をよく読み予習レポートを作成する。作成するプログラムをよく確認する。 【事後学習】実験データを整理し,結果を元に考察し本レポートを作成する. |
第4回 | LabVIEWを用いた自動計測 自動計測,CR回路,時定数 【事前学習】実験書をよく読み予習レポートを作成する.作成するプログラムを考えてくる. 【事後学習】実験データを整理し,結果を元に考察し本レポートを作成する. |
第5回 | レゴマインドストームのC言語による制御(基礎) Cプログラミング,Cygwin 【事前学習】実験書をよく読み予習レポートを作成する.作成するプログラムをよく確認する. 【事後学習】実験データを整理し,結果を元に考察し本レポートを作成する. |
第6回 | レゴマインドストームのC言語による制御(応用) Cプログラミング,Cygwin 【事前学習】実験書をよく読み予習レポートを作成する.作成するプログラムを考えてくる. 【事後学習】実験データを整理し,結果を元に考察し本レポートを作成する. |
第7回 | ソフトウェアシステムに関するディスカッション 【事前学習】本レポートの考察を確認し,自身で説明できるよう準備する. 【事後学習】ディスカッションで得られた気付きなどについて再度考察し,本レポートにまとめる. |
第8回 | センサの基礎実験 超音波センサ,圧力センサ,赤外線センサ 【事前学習】実験書をよく読み予習レポートを作成する.使用するセンサの特性などをよく調べてくる. 【事後学習】実験データを整理し,結果を元に考察し本レポートを作成する. WEBメディアによる演習を行う. |
第9回 | Arduinoを用いた組み込みシステムの製作 マイコン,Arduino 【事前学習】実験書をよく読み予習レポートを作成する.作成するプログラムを確認し,課題プログラムを考えてくる. 【事後学習】実験データを整理し,結果を元に考察し本レポートを作成する. |
第10回 | センサデバイスに関するディスカッション 【事前学習】本レポートの考察を確認し,自身で説明できるよう準備する. 【事後学習】ディスカッションで得られた気付きなどについて再度考察し,本レポートにまとめる. |
第11回 | 汎用ICを用いたデジタル回路設計と製作Ⅰ カウンタ回路,組み合せ回路 【事前学習】実験書をよく読み予習レポートを作成する.与えられた真理値表を元に回路を設計する.また,回路シミュレーションを用いて設計した回路を確認する. 【事後学習】実験データを整理し,結果を元に考察し本レポートを作成する. |
第12回 | 汎用ICを用いたデジタル回路設計と製作Ⅱ カウンタ回路,周波数カウンタ 【事前学習】実験書をよく読み予習レポートを作成する.与えられた真理値表を元に回路を設計する.また,回路シミュレーションを用いて設計した回路を確認する. 【事後学習】実験データを整理し,結果を元に考察し本レポートを作成する. |
第13回 | デジタル回路に関するディスカッション 【事前学習】本レポートの考察を確認し,自身で説明できるよう準備する. 【事後学習】ディスカッションで得られた気付きなどについて再度考察し,本レポートにまとめる. |
第14回 | Raspberry Piを使用したネットワークに関する実験Ⅰ 【事前学習】実験書をよく読み予習レポートを作成する.クライアントPCの作製手順,各種設定についてよく調べてくる. 【事後学習】実験データを整理し,結果を元に考察し本レポートを作成する. |
第15回 | Raspberry Piを使用したネットワークに関する実験Ⅱ Apache,MySQL, php, WordPress 【事前学習】実験書をよく読み予習レポートを作成する.作製するサーバーシステムを確認し,作成手順をよく調べておく. 【事後学習】実験データを整理し,結果を元に考察し本レポートを作成する. |
第16回 | ネットワークの実験Ⅰ DHCP,ルータ 【事前学習】実験書をよく読み予習レポートを作成する.ルータを使用したローカルネットワークの構築について調べてくる. 【事後学習】実験データを整理し,結果を元に考察し本レポートを作成する. |
第17回 | ネットワークの実験Ⅱ ルータ,IPアドレス 【事前学習】実験書をよく読み予習レポートを作成する. 【事後学習】実験データを整理し,結果を元に考察し本レポートを作成する. |
第18回 | 通信システムに関するディスカッション 【事前学習】本レポートの考察を確認し,自身で説明できるよう準備する. 【事後学習】ディスカッションで得られた気付きなどについて再度考察し,本レポートにまとめる. |
第19回 | LabVIEWによる画像処理Ⅰ イメージセンサ,グレースケール 【事前学習】実験書をよく読み予習レポートを作成する.作成するプログラムをよく確認する. 【事後学習】実験データを整理し,結果を元に考察し本レポートを作成する. |
第20回 | LabVIEWによる画像処理Ⅱ 2値化,差分処理,動画処理 【事前学習】実験書をよく読み予習レポートを作成する.作成するプログラムを考えてくる. 【事後学習】実験データを整理し,結果を元に考察し本レポートを作成する. |
第21回 | 画像処理に関するディスカッション 【事前学習】本レポートの考察を確認し,自身で説明できるよう準備する. 【事後学習】ディスカッションで得られた気付きなどについて再度考察し,本レポートにまとめる. |
第22回 | AR距離計の製作と評価 拡張現実,キャリブレーション 【事前学習】実験書をよく読み予習レポートを作成する.作成するプログラムを考えてくる. 【事後学習】実験データを整理し,結果を元に考察し本レポートを作成する. |
第23回 | 無線通信を用いたセンサ制御 XBee, Processing 【事前学習】実験書をよく読み予習レポートを作成する.作成するプログラムを考えてくる. 【事後学習】実験データを整理し,結果を元に考察し本レポートを作成する. |
第24回 | インターフェースの実験Ⅰ RS-232C,ロジックアナライザ 【事前学習】実験書をよく読み予習レポートを作成する. 【事後学習】実験データを整理し,結果を元に考察し本レポートを作成する. |
第25回 | インターフェースの実験Ⅱ I2C,SPI 【事前学習】実験書をよく読み予習レポートを作成する. 【事後学習】実験データを整理し,結果を元に考察し本レポートを作成する. |
第26回 | 情報デバイスに関するディスカッション 【事前学習】本レポートの考察を確認し,自身で説明できるよう準備する. 【事後学習】ディスカッションで得られた気付きなどについて再度考察し,本レポートにまとめる. |
第27回 | AD変換/DA変換 標本化定理,エイリアス 【事前学習】実験書をよく読み予習レポートを作成する. 【事後学習】実験データを整理し,結果を元に考察し本レポートを作成する. |
第28回 | DSPのデジタル信号処理 割込み処理,DMA,デジタル信号処理,DDS 【事前学習】実験書をよく読み予習レポートを作成する. 【事後学習】実験データを整理し,結果を元に考察し本レポートを作成する. |
第29回 | 組込みシステムに関するディスカッション 【事前学習】本レポートの考察を確認し,自身で説明できるよう準備する. 【事後学習】ディスカッションで得られた気付きなどについて再度考察し,本レポートにまとめる. |
第30回 | 情報工学実験Ⅱに関するディスカッション 【事前学習】全実験を再度確認し,自身で説明できるよう準備する. 【事後学習】ディスカッションで得られた気付きなどについて再度考察し,本レポートにまとめる. |
その他
教科書 |
配布 + Moodle上にアップロード
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
ディスカッションでの受け答え,報告書の内容を評価する。 レポート 98% ディスカッション等での受け答え:2% |
質問への対応 | 随時 |
研究室又は 連絡先 |
高橋 聖(船橋校舎2号館213B室) 吉川 浩(船橋校舎2号館224室) 望月 寛(船橋校舎2号館244室) 山口 健(船橋校舎2号館224室) 鶴岡 重信 Moodleのフォーラムを利用して質問をしてください。 |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:20 ~ 13:10 吉川浩
水曜 船橋 13:00 ~ 13:30 高橋聖
木曜 船橋 10:40 ~ 11:40 望月寛
木曜 船橋 12:00 ~ 13:00 山口健
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学生への メッセージ |
1年次に学習したC言語を利用した実験もあります。これまでに学習したことを復習しながら行ってください。 また,各実験における予習は必須です。予習なしでは時間内に実験が終了しませんので,テキストとMoodleに掲載している情報を元に従い必ず予習を行ってきてください。 |