2023年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
科目名 | 専門化学実験Ⅰ | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 角田・浮谷 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 3 | 曜日時限 | 火曜3・4・5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L23M |
クラス | A・B | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 化学実験および生命科学実験の基礎の学習を目的とする。専門化学実験I以降の学生実験に繋がる科目なので、実験器具の使い方などの実験基礎を習得することができる。 本授業科目はDP1・3・4・6・7及びCP1・3・4・6・7に該当している。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
化学・生物実験における基本操作や、物質の性質、反応速度について扱う実験であり、企業あるいは公務員などとして第一線で活躍した方々が実験を安全に行う為の具体例を示し、化学実験および生物実験の基本を体得する。 授業形態は原則対面型とする。 |
履修条件 | 基礎化学実験および化学実験を履修していること。 |
授業計画
第1回 | 実験を行うにあたっての注意ならびに実験安全についての講義 【事前学習】テキスト1ページから7ページを読んで理解できない箇所を質問できるよ うまとめておく(120分) 【事後学習】実験を安全に行うための備品(白衣、保護メガネ)をチェックし、安全に実験できる用意をしておく(120分) |
---|---|
第2回 | [実験Ia(一般基礎)]実験講義 【事前学習】テキスト20ページから32ページを読んで予習する(120分) 【事後学習】図書館で参考図書を調べるなど実験Ⅰaについての下調べを行う(120分) |
第3回 | 水の硬度測定(キレート滴定) 【事前学習】テキスト20ページから22ページを読んで予習レポートを作成する(120分) 【事後学習】実験結果を踏まえて解析や考察を行い、本レポートを作成する(120分) ※レポートは添削(教員がチェックし、コメントを添えて返却する)を受けることができる ※不備がある場合は再提出を求める |
第4回 | 液体の密度 【事前学習】テキスト23ページから24ページを読んで予習レポートを作成する(120分) 【事後学習】実験結果を踏まえて解析や考察を行い、本レポートを作成する(120分) ※レポートは添削(教員がチェックし、コメントを添えて返却する)を受けることができる ※不備がある場合は再提出を求める |
第5回 | 液体の粘度 【事前学習】テキスト25ページから26ページを読んで予習レポートを作成する(120分) 【事後学習】実験結果を踏まえて解析や考察を行い、本レポートを作成する(120分) ※レポートは添削(教員がチェックし、コメントを添えて返却する)を受けることができる ※不備がある場合は再提出を求める |
第6回 | 反応速度(1次反応) 【事前学習】テキスト30ページから32ページを読んで予習レポートを作成する(120分) 【事後学習】実験結果を踏まえて解析や考察を行い、本レポートを作成する(120分) ※レポートは添削(教員がチェックし、コメントを添えて返却する)を受けることができる ※不備がある場合は再提出を求める |
第7回 | 実験データの整理・解析 【事前学習】専門化学実験Iaで行った実験を通して,不明な点,実験結果の解釈に悩む点,などを事前にまとめておく(120分) 【事後学習】事前にまとめた問題点を基に教員と議論した結果を整理し,再度文献調査,考察を行い,本レポートにまとめる(120分) |
第8回 | [実験Ib(生命科学基礎)]実験講義 【事前学習】テキスト14ページから19ページ,テキスト149ページから159ページを読む(120分) 【事後学習】図書館で参考図書を調べるなど実験Ⅰbについての下調べを行う(120分) |
第9回 | マイクロピペットの取扱い(フォワード法の修得) 【事前学習】テキスト14ページから17ページを読んで予習レポートを作成する(120分) 【事後学習】実験結果を踏まえて解析や考察を行い、本レポートを作成する(120分) ※レポートは添削(教員がチェックし、コメントを添えて返却する)を受けることができる ※不備がある場合は再提出を求める |
第10回 | マイクロピペットの取扱い(リバース法の修得) 【事前学習】テキスト14ページから17ページを読んで予習レポートを作成する(120分) 【事後学習】実験結果を踏まえて解析や考察を行い、本レポートを作成する(120分) ※レポートは添削(教員がチェックし、コメントを添えて返却する)を受けることができる ※不備がある場合は再提出を求める |
第11回 | 緩衝溶液の調製 【事前学習】テキスト18ページから19ページ,153ページから156ページを読んで予習レポートを作成する(120分) 【事後学習】実験結果を踏まえて解析や考察を行い、本レポートを作成する(120分) ※レポートは添削(教員がチェックし、コメントを添えて返却する)を受けることができる ※不備がある場合は再提出を求める |
第12回 | 生物材料の定量:ブラッドフォード法を用いたタンパク質の定量(標準試料を用いた検量線の作成) 【事前学習】テキスト157ページから159ページを読んで予習レポートを作成する(120分) 【事後学習】実験結果を踏まえて解析や考察を行い、本レポートを作成する(120分) ※レポートは添削(教員がチェックし、コメントを添えて返却する)を受けることができる ※不備がある場合は再提出を求める |
第13回 | 生物材料の定量:ブラッドフォード法を用いたタンパク質の定量(濃度未知試料の定量分析) 【事前学習】テキスト157ページから159ページを読んで予習レポートを作成する(120分) 【事後学習】実験結果を踏まえて解析や考察を行い、本レポートを作成する(120分) ※レポートは添削(教員がチェックし、コメントを添えて返却する)を受けることができる ※不備がある場合は再提出を求める |
第14回 | 実験データの整理・解析 【事前学習】専門化学実験Ibで行った実験を通して,不明な点,実験結果の解釈に悩む点,などを事前にまとめておく(120分) 【事後学習】事前にまとめた問題点を基に教員と議論した結果を整理し,再度文献調査,考察を行い,本レポートにまとめる(120分) |
第15回 | [専門化学実験I]の習熟度調査 実験を通して身に着けた知識・技術に対する習熟度の確認をする |
その他
教科書 |
大月 穣・青山 忠・浮谷基彦・遠山岳史・松田弘幸 編 『理工系のための化学実験 -基礎化学からバイオ・機能材料まで』 共立出版(株) 2016年 第1版
|
---|---|
参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
(ⅰ) 実験への準備状況及び実験に取り組む姿勢,積極性(50%)。 (ⅱ) 提出された実験レポート(50%)。 ※実験分野ごとに指定するレポートが1つでも未提出であった場合は,成績評価を行わない。 |
質問への対応 | 実験中に質問に対応する。 その他:月・金曜日・16時から18時駿河台校舎2号館の担当教員の研究室 |
研究室又は 連絡先 |
角田 2号館231A室 kakuta.yusuke@nihon-u.ac.jp 浮谷 2号館233A室 ukiya.motohiko@nihon-u.ac.jp 森田 2号館223室 morita.yukitoki@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 16:30 ~ 18:00
金曜 駿河台 16:30 ~ 18:00
|
学生への メッセージ |
白衣,方眼紙を持参のこと。当日の実験に備え,テキストを読み必ず予習してくること。 |