2023年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
科目名 | 生命科学Ⅱ | ||
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設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 西村 克史 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜1 木曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L41N L42M |
クラス | A 、 B | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 医学・薬学・醸造・食品・環境など、さまざま分野で多彩な役割を演じているのが微生物である。本講義を学習すると、微生物の基礎知識を体系的に説明することができる。また,微生物の利用に必要な考え方を説明できる。さらに,微生物の応用の具体例を挙げることができる。 本授業科目はDP1・3・5及びCP1・3・5に該当しています。 |
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授業形態及び 授業方法 |
対面で行う。教科書に従って講義形式で授業を行うので,必ず教科書を持参すること。また,しっかりノートを取りながら受講すること。 WEBで配布する演習問題(5回分)を指定日に提出すること。また,演習問題には質問・要望記入用の欄が設けてあるので,授業中にできなかった質問を書き込むこと。演習問題の解説及び質問に対する回答や授業に対する意見・要望に対する回答を次の授業時に行います。 |
履修条件 | 基礎生命科学の内容を十分に復習しておくことが必要である。生命科学Iを習得していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 授業予定と評価の説明、微生物の定義,微生物の世界の概要 予習:基礎生命科学の内容を確認する(120分) 復習:微生物の定義,微生物の世界の概要を演習問題で復習(120分) |
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第2回 | 微生物の世界 予習:微生物の定義,微生物の世界の概要と第一回目の授業を踏まえて予習する(120分) 復習:微生物の定義,微生物の世界の概要を演習問題で復習(120分) |
第3回 | 微生物の取り扱い 予習:微生物の培地,培養容器,培養機器などを予習(120分) 復習:微生物の培地,培養容器,培養機器,培養方法などを演習問題で復習(120分) |
第4回 | 微生物の細胞構造 予習:生体分子化学の細胞の章を熟読する(120分) 復習:微生物の細胞構造(原核,真核)を演習問題で復習(120分) |
第5回 | 微生物の形と特徴 予習:細菌の形と特徴及び真核微生物の形と特徴を予習(120分) 復習:細菌の形と特徴及び真核微生物の形と特徴を演習問題で復習(120分) |
第6回 | エネルギーの獲得方法 予習:酸化と還元を復習,エネルギー物質の構造を予習(120分) 復習:エネルギー物質の構造と機能,エネルギーの獲得方法を演習問題で復習(120分) |
第7回 | 微生物の生育 予習:微生物の生育とは何かを予習(120分) 復習:生育曲線とその意味,また世代時間の計算方法を演習問題で復習(120分) |
第8回 | 微生物の分類 予習:微生物の分類指標となる性質を予習(120分) 復習:微生物の分類方法の変遷を遺伝子の分析方法から考察する(120分) |
第9回 | 光合成細菌 予習:光合成を予習(120分) 復習:光合成細菌と藻類を演習問題で復習(120分) |
第10回 | グラム陰性化学合成細菌 予習:グラム染色方法とグラム陰性細菌の基礎を予習(120分) 復習:グラム陰性化学合成細菌の仲間とその性質を演習問題で復習(120分) |
第11回 | グラム陽性化学合成細菌、ウイルス 予習:グラム陽性細菌の種類とウイルスの定義を予習(120分) 復習:グラム陽性化学合成細菌の仲間とその性質及びウイルスを演習問題で復習(120分) |
第12回 | 微生物と人間1:病気1 予習:食品からの感染症を確認する(120分) 復習:感染症の予防で大事なことを復習1(120分) |
第13回 | 微生物と人間1:病気2 予習:体育や保健で習う感染症を確認する(120分) 復習:感染症の予防で大事なことを復習2(120分) |
第14回 | 微生物と人間2:利用、微生物と人間3:環境1 環境に関わる微生物 予習:発酵食品について調査する(120分) 復習:微生物の利用について演習問題で復習(120分) |
第15回 | 微生物と人間2:利用、微生物と人間3:環境2 発酵食品 予習:全範囲のなかで不明な点や疑問点を確認(120分) 復習:定期試験へ向けて理解できていない部分の勉強(120分) |
その他
教科書 |
山中健生 『微生物学への誘い{4563077674}』 培風館 2003年 第2版
教科書の内容を中心に講義を行うので、必ず入手しておくこと。
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参考書 |
山中 健生 『環境にかかわる微生物学入門 {978-4-06-139812-2}』 講談社 2003年 第1版
秋久,長田ら 『生体分子化学{978-4-320-04382-4}』 共立出版 2008年 第2版
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成績評価の方法 及び基準 |
定期試験80%、提出物(演習問題等)20%の割合で評価する。 |
質問への対応 | 基本的には、授業中&終了直後に対応.演習問題に記入することも可能. |
研究室又は 連絡先 |
船橋836室(内5588)、駿河台228B室(内824)、nishimura.katsushi@nihon-u(+ .ac.jp) |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 12:20 ~ 13:10
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学生への メッセージ |
やる気のある学生諸君と共に考え共に学ぶのを楽しみにしています。やる気のない(騒がしい)者には退出を命じます。 |