2023年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
科目名 | 生命科学Ⅲ | ||
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設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 松下 祥子 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜1 木曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L41O L42P |
クラス | A・B | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 生体の恒常性維持機構, 分子生物学等の幅広い知識の習得を目的とする.また, 様々な疾患と の関係を理解できるようになる. 本授業科目はDP1・3・5及びCP1・3・5に該当している. |
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授業形態及び 授業方法 |
パワーポイントや板書を利用し,対面にて行う. |
履修条件 | 高校で生物を履修していないものは, 高校の教科書あるいは参考書を入手しておくことが望ま しい.講義内容について復習し理解に努めること. |
授業計画
第1回 | 【授業内容】:「ガイダンス・公衆衛生,人体を構成する要素」 【事前学習】:公衆衛生とは何か,および教科書p174~181について予習しておくこと(120分). 【事後学習】:重要な点,理解できなかった点をまとめておくこと(120分). |
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第2回 | 【授業内容】:「人体を構成する要素」 【事前学習】:人体を構成する細胞,組織,臓器の種類,位置,および形について予習しておくこと(120分). 【事後学習】:重要な点,理解できなかった点をまとめておくこと(120分). |
第3回 | 【授業内容】:「ホメオスタシスの維持機構・ホルモンと生理活性物質」 【事前学習】:教科書p182~189を予習しておくこと(120分). 【事後学習】:細胞の様々な情報伝達様式を理解し,ホメオスタシスについて説明できるように復習すること.また,各種ホルモン及び生理活性物質を理解し, 基本構造とその作用機序に関して説明できるように復習しておくこと(120分). |
第4回 | 【授業内容】:「薬理学・薬物動態学」 【事前学習】:教科書p188~189およびp216を予習しておくこと(120分). 【事後学習】:アゴニスト・アンタゴニストなど重要な点を説明できるように復習すること(120分). |
第5回 | 【授業内容】:「内分泌1: ペプチドホルモンと関連疾患」 【事前学習】:教科書p183~186およびp228~229を予習しておくこと(120分). 【事後学習】:ペプチドホルモンとその作用機序,関連疾患の発症機序,診断法, 治療法を説明できるように復習しておくこと(120分). |
第6回 | 【授業内容】:「内分泌2: ステロイドホルモンと関連疾患」&「内分泌3: アミノ酸誘導体ホルモンと関連疾患①」 【事前学習】:教科書p183~186およびp220,p228~229を予習しておくこと(120分). 【事後学習】:ステロイドホルモンおよびアミノ酸誘導体ホルモンとその作用機序,関連疾患の発症機序,診断法, 治療法を説明できるように復習しておくこと(120分). |
第7回 | 【授業内容】:「自律神経1: 中枢神経系と末梢神経系」 【事前学習】:教科書p183~192を予習しておくこと(120分). 【事後学習】:中枢神経系と末梢神経系の違いを理解し,脳の構造を説明できるように復習しておくこと(120分). |
第8回 | 【授業内容】:「自律神経2: アミノ酸誘導体ホルモン(神経伝達物質)と関連疾患②」 【事前学習】:教科書p188~192およびp216~222を予習しておくこと(120分). 【事後学習】:アミノ酸誘導体ホルモンとその作用機序,関連疾患に関して発症機序,診断法, 治療法を説明できるように復習しておくこと(120分). |
第9回 | 【授業内容】:「自律神経3: アミノ酸誘導体ホルモンと関連疾患③」 【事前学習】:教科書p188~192およびp216~222を予習しておくこと(120分). 【事後学習】:アミノ酸誘導体ホルモンとその作用機序,関連疾患に関して発症機序,診断法, 治療法を説明できるように復習しておくこと(120分). |
第10回 | 【授業内容】:「免疫1: 自然免疫と獲得免疫」 【事前学習】:教科書p193~205を予習しておくこと(120分). 【事後学習】:自然免疫・獲得免疫について理解し,説明できるように復習しておくこと(120分). |
第11回 | 【授業内容】:「免疫2: 抗体と医薬品」 【事前学習】:教科書p193~205およびp219~220,p224~227を予習しておくこと(120分). 【事後学習】:重要な点,理解できなかった点をまとめておくこと(120分). |
第12回 | 【授業内容】:「がん1:発がんのメカニズム」 【事前学習】:教科書p119~145,p206~215およびp226~228を予習しておくこと(120分). 【事後学習】:重要な点,理解できなかった点をまとめておくこと(120分). |
第13回 | 【授業内容】:「がん2:がん治療」 【事前学習】:教科書p119~145,p206~215およびp226~228を予習しておくこと(120分). 【事後学習】:重要な点,理解できなかった点をまとめておくこと(120分). |
第14回 | 【授業内容】:「ビタミンとミネラル1」 【事前学習】:教科書p106~108を予習しておくこと(120分). 【事後学習】:脂溶性ビタミンおよびミネラルの構造と作用機序を理解し, 説明できるように復習しておくこと(120分). |
第15回 | 【授業内容】:「ビタミンとミネラル2」 【事前学習】:教科書p106~108を予習しておくこと(120分). 【事後学習】:水溶性ビタミン及び補酵素の構造と作用機序を理解し, 説明できるように復習しておくこと(120分). |
その他
教科書 |
秋久俊博・長田洋子 『生体分子化学』 共立出版 2008年 第2版
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参考書 |
貴邑冨久子・根来英雄 『シンプル生理学』 南江堂 2018年 第8版
石井邦雄・栗原順一・田中芳夫 『パートナー薬理学』 南江堂 2019年 第3版
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成績評価の方法 及び基準 |
課題の提出状況や内容(30%),理解度確認試験(70%)によって総合評価する. 課題のフィードバックは講義内にて行う. 理解度確認試験は対面またはCST-VOICEを利用したオンラインにて実施する. |
質問への対応 | 講義内およびCST-VOICEに掲載されたGoogle form経由にて対応し,次の講義内でフィードバックする. |
研究室又は 連絡先 |
物質応用化学科 物質生命化学研究室(駿河台校舎2号館2階212室) E-mail: matsushita.shoko@nihon-u.ac.jp Tel: 03-3259-0802 |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 15:00 ~ 17:00
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学生への メッセージ |
講義は,様々な生命現象や病気の発生機序と関連付けて進めていきます.そして,生命科学が社会でどのように応用されているのかを一緒に学んでいきたいと思います. |