2023年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
科目名 | 化学ライティング | ||
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設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 5年 |
担当者 | 吉川 賢治 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L56O |
クラス |
概要
学修到達目標 | 卒業論文,発表要旨,雑誌論文をはじめとする論文形式の文の書き方について学び,理解することができる. |
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授業形態及び 授業方法 |
オンデマンド型授業(Google Classroomを使用)を行う.また,受講状況の確認を兼ねた簡単な課題を毎回提示し,理解度の確認を併せて行う. |
履修条件 | 化学の基礎を理解していること.また,日本語で文章が書けること. |
授業計画
第1回 | 講義内容の紹介 シラバスの確認および受講にあたっての諸注意など. 【事前学習】指定の教科書を全体的に良く読んでおくこと(180分). 【事後学習】第2回以降の講義の流れを改めて確認しておくこと(60分). |
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第2回 | 論文について(1) 論文を書く意義、必要性、目的を中心に概説する. 【事前学習】教科書81~112ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】論文を書く重要性を理解できるようにすること(120分). |
第3回 | 論文について(2) 論文の種類および構成を中心に概説する. 【事前学習】教科書81~112ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】学術論文の種類および構成を理解できるようにすること(120分). |
第4回 | 化学文の要素(1) 化合物名の表記法を中心に概説する. 【事前学習】教科書1~6ページをよく読み,分からない箇所を把握すること(120分). 【事後学習】課題で出題した問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第5回 | 化学文の要素(2) 化学式の表記法を中心に概説する. 【事前学習】教科書7~20ページをよく読み,分からない箇所を把握すること(120分). 【事後学習】課題で出題した問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第6回 | 演習(1) 第2回~第5回の内容について演習を行う. 【事前学習】第5回で紹介した出題範囲の関連問題を解答できるようにすること(180分). 【事後学習】解答できなかった箇所について改めて確認すること(60分). |
第7回 | 化学文の要素(3) 数値および単位の表記法,表の書き方について概説する. 【事前学習】教科書21~29ページをよく読み,分からない箇所を把握すること(120分). 【事後学習】課題で出題した問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第8回 | 化学文の要素(4) グラフおよびスペクトル図の書き方について概説する. 【事前学習】教科書30~42ページをよく読み,分からない箇所を把握すること(120分). 【事後学習】課題で出題した問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第9回 | 演習(2) 第7回および第8回の内容について演習を行う. 【事前学習】第8回で紹介した出題範囲の関連問題を解答できるようにすること(180分). 【事後学習】解答できなかった箇所について改めて確認すること(60分). |
第10回 | 日本語文の要素 論文執筆の際に使用する文字および記号について概説する. 【事前学習】教科書43~50ページをよく読み,分からない箇所を把握すること(120分). 【事後学習】課題で出題した問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第11回 | 科学文の基本(1) 科学文の倫理条件および特徴について概説する. 【事前学習】教科書51~56ページをよく読み,分からない箇所を把握すること(120分). 【事後学習】課題で出題した問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第12回 | 科学文の基本(2) 問題のある文例とその改善法について概説する. 【事前学習】教科書51~56ページをよく読み,分からない箇所を把握すること(120分). 【事後学習】課題で出題した問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第13回 | 演習(3) 第10回~第12回の内容について演習を行う. 【事前学習】第12回で紹介した出題範囲の関連問題を解答できるようにすること(180分). 【事後学習】解答できなかった箇所について改めて確認すること(60分). |
第14回 | 論文執筆の際にしてはいけないこと 論文の捏造,盗用,重複投稿について概説する. 【事前学習】論文の捏造,盗用,重複投稿の事例について調べておくこと(120分). 【事後学習】論文を書く重要性を改めて理解できるようにすること(120分). |
第15回 | 理解度確認レポート(解説も含む) 第2回~第14回の内容に関する理解度確認レポートを作成する. 【事前学習】第14回で紹介した出題範囲の関連問題を解答できるようにすること(180分). 【事後学習】解答できなかった箇所について改めて確認すること(60分). |
その他
教科書 |
泉 美治,小川雅彌,加藤俊二,塩川二朗,芝 哲夫 監修 『改訂 化学のレポートと論文の書き方』 化学同人 1999年
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参考書 |
天野明弘,太田 勲,野津隆志 編 『スタディ・スキル入門 大学でしっかりと学ぶために(ISBN:978-4-641-18366-7)』 有斐閣ブックス 2008年
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成績評価の方法 及び基準 |
理解度確認レポート(60%)および理解度の確認を兼ねた課題(40%)により総合評価する.なお,課題の採点結果および模範解答例は次回の講義開始前に返却し,必要に応じて解説する. |
質問への対応 | Google Classroomを通して対応します.また,メールでも対応します. |
研究室又は 連絡先 |
無機機能分析研究室(駿河台校舎2号館224B室) TEL:03-3259-0801,E-mail:yoshikawa.kenji@nihon-u.ac.jp (メール送信時は@を半角に変えて送信して下さい.) |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 15:00 ~ 18:00 研究室にて対応する
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学生への メッセージ |
同時期に卒業研究を行う研究室(配属先)が決定し,卒業論文の提出を最終目標として卒業研究を進めていきます.本講義では,卒業研究を行うにあたって必要な論文形式の文の書き方について講義します.また,講義の進行状況によって講義内容が多少前後する可能性があり得ますが,その際は改めて連絡します. |