2023年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
科目名 | 卒業研究 | ||
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設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 松田・青柳 他 | 履修期 | 年間 |
単位 | 4 | 曜日時限 | 土曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L65M |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
研究テーマ 及び研究領域 |
・主に植物を起源とする天然物由来資源から機能性分子や新規化合物の単離・同定を行い、それらの有用性を細胞などを用いた生物活性評価により明らかにする。 ・具体的には、タイ伝統薬用植物、生薬・漢方薬および剪定枝部や廃棄木材など廃棄木部を素材として、各種クロマトグラフィーによる分離・精製を行い、得られた化合物について、質量分析計、核磁気共鳴装置、各種スペクトル法などの化学構造決定法を用い、その構造を明らかとする。得られた化合物については、培養細胞に対する細胞傷害活性、抗酸化活性などの評価を行う。 |
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学修到達目標 | 天然物資源を素材とした、成分探索研究を通して、文献調査、実験計画の設定、実験計画の実行、実験計画の結果の評価・振り返りのサイクルを繰り返すことにより、物質応用化学科卒業にふさわしい科学者および化学者としての企画力、行動力、想像力を養う。 ①文献調査を行い、自らで研究対象の過去の研究について知ることができる ②文献より読み取った実験方法について、試薬、器具、方法を読み取り、フロー図を用いた実験計画を立てることができる ③実験を安全上の注意に留意しながら正しく行うことができる ④実験で廃棄される廃液について必要な処理を行い廃棄する準備が行える ⑤スペクトル法より得られたスペクトル情報を文献などと比較し構造を推定できることができる 本授業科目はDP1・2・3・4・6・7・8及びCP1・2・3・4・6・7・8に該当しています。 |
授業形態及び 授業方法 |
卒業研究の研究テーマに沿って1年間、調査、研究、討論を学生間や学生と教員間で相互に行い、卒業論文の作成を通して表現力をはぐくむ。 |
履修条件 | 基礎生命科学と基礎有機化学の内容を必ず身につけておくこと.また,生命科学I~III,生命有機化学Ⅰ,Ⅱ,および有機化学I~IIIを習得していることが望ましい.また,専門英語の論文を読む為の英語力を身に付けようとする意志が必要. |
その他
成績評価の方法 及び基準 |
出席率、実験態度、プレゼンテーション能力により総合的に評価する |
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質問への対応 | メールやZoomなどを用いた会議システムを使用しつつ随時対応する |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎2号館208B 船橋校舎8号館835A akazawa.hiroyuki(アット)nihon-u.ac.jp (アット)は@に置き換えてください |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 12:10 ~ 13:00
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学生への メッセージ |
・自身の意思も含めて計画的に卒業研究を行いましょう ・周囲の学生に研究内容について相談する機会は今後あまりないので恥ずかしがらずに相談しあいましょう ・技術者倫理を意識しましょう |