2023年 理工学部 シラバス - 物理学科
設置情報
科目名 | 量子力学演習 | ||
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設置学科 | 物理学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 根來・筒井 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜3・4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | M53T |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 演習問題を解くことにより、量子力学の基本的な事項への理解を深める。 本授業科目はDP3・4・5及びCP3・4・5に該当しています。 この講義(演習)は、国の研究機関における研究者としての経験を持つ教員、素粒子理論、宇宙物理学、数理物理学、物性理論、科学史を専門分野とする教員によって構成され、それらの経験を活かし、量子力学の基本的な考え方、素粒子物理学、原子核物理学、数理物理学、理論物理学の基礎となる考え方を修得する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 演習問題を解き、解説を聞き、質問や議論を行う。 レポート課題を出題し、小テストを実施する。 第8回に中間試験を実施し、理解度確認期間に平常試験を実施する。 |
履修条件 | 力学Ⅰ・Ⅱ、力学演習・物理数学Ⅰ・Ⅱ、物理数学演習、量子力学Ⅰの内容を理解していることが望ましい。 また、量子力学Ⅱを同時に履修することが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 粒子性と波動性についての問題演習 【事前学習】量子力学Iの内容を復習し、演習書の問題を解いて授業にのぞむこと。(60分) 【事後学習】講義ノートや参考書を用いて授業内容の復習を行うこと。レポート課題に取り組むこと。(60分) |
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第2回 | 波動関数と演算子についての問題演習1 【事前学習】演習書の問題を解いて授業にのぞむこと。(60分) 【事後学習】講義ノートや参考書を用いて授業内容の復習を行うこと。レポート課題に取り組むこと。(60分) |
第3回 | 波動関数と演算子についての問題演習2 【事前学習】演習書の問題を解いて授業にのぞむこと。(60分) 【事後学習】講義ノートや参考書を用いて授業内容の復習を行うこと。レポート課題に取り組むこと。(60分) |
第4回 | 波動関数と演算子についての問題演習3 【事前学習】演習書の問題を解いて授業にのぞむこと。(60分) 【事後学習】講義ノートや参考書を用いて授業内容の復習を行うこと。レポート課題に取り組むこと。(60分) |
第5回 | シュレディンガー方程式についての問題演習1 【事前学習】演習書の問題を解いて授業にのぞむこと。(60分) 【事後学習】講義ノートや参考書を用いて授業内容の復習を行うこと。レポート課題に取り組むこと。(60分) |
第6回 | シュレディンガー方程式についての問題演習2 【事前学習】演習書の問題を解いて授業にのぞむこと。(60分) 【事後学習】講義ノートや参考書を用いて授業内容の復習を行うこと。レポート課題に取り組むこと。(60分) |
第7回 | 自由粒子と波束についての問題演習 【事前学習】演習書の問題を解いて授業にのぞむこと。(60分) 【事後学習】講義ノートや参考書を用いて授業内容の復習を行うこと。レポート課題に取り組むこと。(60分) |
第8回 | 中間試験と解説およびその他の話題 【事前学習】前半の講義内容を復習して試験にのぞむこと。(60分) 【事後学習】試験で解けなかった内容を復習すること。(60分) |
第9回 | 1次元ポテンシャルによる束縛状態についての問題演習1 【事前学習】演習書の問題を解いて授業にのぞむこと。(60分) 【事後学習】講義ノートや参考書を用いて授業内容の復習を行うこと。レポート課題に取り組むこと。(60分) |
第10回 | 1次元ポテンシャルによる束縛状態についての問題演習2 【事前学習】演習書の問題を解いて授業にのぞむこと。(60分) 【事後学習】講義ノートや参考書を用いて授業内容の復習を行うこと。レポート課題に取り組むこと。(60分) |
第11回 | 調和振動子についての問題演習1 【事前学習】演習書の問題を解いて授業にのぞむこと。(60分) 【事後学習】講義ノートや参考書を用いて授業内容の復習を行うこと。レポート課題に取り組むこと。(60分) |
第12回 | 調和振動子についての問題演習2 【事前学習】演習書の問題を解いて授業にのぞむこと。(60分) 【事後学習】講義ノートや参考書を用いて授業内容の復習を行うこと。レポート課題に取り組むこと。(60分) |
第13回 | 反射と透過、トンネル効果についての問題演習1 【事前学習】演習書の問題を解いて授業にのぞむこと。(60分) 【事後学習】講義ノートや参考書を用いて授業内容の復習を行うこと。レポート課題に取り組むこと。(60分) |
第14回 | 反射と透過、トンネル効果についての問題演習2 【事前学習】演習書の問題を解いて授業にのぞむこと。(60分) 【事後学習】講義ノートや参考書を用いて授業内容の復習を行うこと。レポート課題に取り組むこと。(60分) |
第15回 | 第1回~14回の復習 【事前学習】講義内容を復習して試験にのぞむこと。(60分) 【事後学習】試験で解けなかった内容を復習すること。(60分) |
その他
教科書 |
演習問題を配布する。
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参考書 |
原 康夫 著 『量子力学』 岩波基礎物理シリーズ 岩波書店
猪木慶治・川合光 著 『量子力学I・II』 講談社サイエンティフィク
L.I.Schiff 著,井上健 訳 『量子力学(上)・(下)』 物理学叢書 吉岡書店
J.J.Sakurai 著,S.F.Tuan 編,桜井明夫 訳 『現代の量子力学(上)・(下)』 物理学叢 吉岡書店
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成績評価の方法 及び基準 |
期末試験(50%)、レポート、小テスト、発表等による平常点(50%)で評価する。 |
質問への対応 | 授業中に自由に質問してください。 |
研究室又は 連絡先 |
浮田: 岩本:iwamoto.kouichi@ninon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:30 ~ 13:00 岩本
水曜 駿河台 12:30 ~ 13:00 浮田
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学生への メッセージ |
毎回かならず予習と復習をしてください。分からないところはそのままにせずに質問をしてください。 |