2023年 理工学部 シラバス - 数学科
設置情報
科目名 | 数学入門D | ||
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設置学科 | 数学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 志村 立矢 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | N22N |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 数学入門Cを受けて、現代数学を理解するために必要不可欠な位相の概念について学ぶ。一般の位相空間について距離空間の例に触れながら学び、抽象的な位相空間でのさまざまな概念とその性質の関係を説明できるようになる。コンパクト性とそこからの帰結を説明することを最終的な目標とする。 本授業科目はDP1及びCP1に該当しています。 |
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授業形態及び 授業方法 |
対面授業で実施し、講義内容に合わせた課題の提出を求める。 講義時間(1または2回)と定期試験(0または1回)を合わせて二回試験を実施する。 |
履修条件 | 数学入門 A,B の内容、特に集合・写像の基本的な性質および、 数学入門 C で扱ったユークリッド空間についての性質は既知とする。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス 1. 距離空間 【事前学習】数学入門 C の内容を復習しておくこと。(120分) 【事後学習】講義内容を整理し直し、演習問題を解くことで自己の理解度を確認する。(120分) |
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第2回 | 距離空間の例 【事前学習】数学入門 C の内容を復習しておくこと。(120分) 【事後学習】講義内容を整理し直し、演習問題を解くことで自己の理解度を確認する。(120分) |
第3回 | 2. 近傍系 【事前学習】数学入門 C の内容を復習しておくこと。(120分) 【事後学習】講義内容を整理し直し、演習問題を解くことで自己の理解度を確認する。(120分) |
第4回 | 3. 近傍系 【事前学習】配布した資料の該当部分に目を通し、ユークリッド空間の場合との類似を確認しておくこと。(120分) 【事後学習】講義内容を整理し直し、演習問題を解くことで自己の理解度を確認する。(120分) |
第5回 | 4. 開集合、閉包、閉集合、内部、境界 【事前学習】配布した資料の該当部分に目を通し、ユークリッド空間の場合との類似を確認しておくこと。(120分) 【事後学習】講義内容を整理し直し、演習問題を解くことで自己の理解度を確認する。(120分) |
第6回 | 5. 連続写像 【事前学習】配布した資料の該当部分に目を通し、ユークリッド空間の場合との類似を確認しておくこと。(120分) 【事後学習】講義内容を整理し直し、演習問題を解くことで自己の理解度を確認する。(120分) |
第7回 | 連続写像と開集合 【事前学習】配布した資料の該当部分に目を通し、不明な点を確認しておくこと。(120分) 【事後学習】講義内容を整理し直し、演習問題を解くことで自己の理解度を確認する。(120分) |
第8回 | 6. 位相空間 【事前学習】配布した資料の該当部分に目を通し、不明な点を確認しておくこと。(120分) 【事後学習】講義内容を整理し直し、演習問題を解くことで自己の理解度を確認する。(120分) |
第9回 | 位相空間の例、近傍系 【事前学習】配布した資料の該当部分に目を通し、不明な点を確認しておくこと。(120分) 【事後学習】講義内容を整理し直し、演習問題を解くことで自己の理解度を確認する。(120分) |
第10回 | 7. ここまでのまとめ 中間試験とその解説 講義の進行状況により、実施週が前後することがある。 【事前学習】配布した資料の該当部分に目を通し、不明な点を確認しておくこと。(120分) 【事後学習】講義内容を整理し直し、演習問題を解くことで自己の理解度を確認する。(120分) |
第11回 | 8. 連続写像 【事前学習】配布した資料の該当部分に目を通し、不明な点を確認しておくこと。(120分) 【事後学習】講義内容を整理し直し、演習問題を解くことで自己の理解度を確認する。(120分) |
第12回 | 9. 分離公理 【事前学習】配布した資料の該当部分に目を通し、不明な点を確認しておくこと。(120分) 【事後学習】講義内容を整理し直し、演習問題を解くことで自己の理解度を確認する。(120分) |
第13回 | 10. コンパクト性 【事前学習】配布した資料の該当部分に目を通し、不明な点を確認しておくこと。(120分) 【事後学習】講義内容を整理し直し、演習問題を解くことで自己の理解度を確認する。(120分) |
第14回 | コンパクト空間の性質 【事前学習】配布した資料の該当部分に目を通し、不明な点を確認しておくこと。(120分) 【事後学習】講義内容を整理し直し、演習問題を解くことで自己の理解度を確認する。(120分) |
第15回 | 11. 位相空間のまとめ 期末試験を平常試験で行なう場合はこの時間に行なう。 【事前学習】これまでの講義の内容を整理し、試験で十分な解答ができるようにしておくこと。(180分) 【事後学習】自分の解答と解説の内容を対照させることで理解を深める。(60分) |
その他
教科書 | |
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参考書 |
内田伏一 『位相入門』 裳華房 1997年
三村護・吉岡巖 『位相数学入門』 培風館 1995年
鈴木晋一 『集合と位相への入門 --ユークリッド空間の位相--』 ライブラリ新数学大系 サイエンス社 2003年
参考となる本は数多くある。いくつかを授業中に指示する。
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成績評価の方法 及び基準 |
二回の試験と課題レポート等による。 配分は原則として試験に 70%, その他課題レポート等に 30% とするが、詳細はガイダンス時に説明する。 |
質問への対応 | 授業後、授業を行った教室で受け付ける。 研究室に質問に来る場合は、あらかじめメールや口頭で在室の確認しておくことを勧める。 |
研究室又は 連絡先 |
タワースコラ 志村研究室 S1414 shimura.tatsuya@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 11:00 ~ 13:00 上記研究室
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学生への メッセージ |