2023年 理工学部 シラバス - 数学科
設置情報
科目名 | 幾何学及び演習A | ||
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設置学科 | 数学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 橋口 徳一 | 履修期 | 前期 |
単位 | 3 | 曜日時限 | 火曜3・4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | N23U |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 本授業科目はDP1・6及びCP1・6に該当しています。 古典的な曲線論、曲面論を、なるべく多くの例を交えながら解説する。具体的な例について様々な曲率を求めることができ、曲率から曲線・曲面の幾何学的な特徴を説明することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 板書による講義と問題演習を行う。 |
履修条件 | 微分積分学、線型代数学、集合、写像、位相空間論。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス 【事前学習】シラバスの内容を確認の上、授業に臨むこと。(120分) 【事後学習】必要とされる予備知識について復習しておくこと。(180分) |
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第2回 | 1章 曲線論 1.1 曲線の定義―曲線と弧長パラメータ 【事前学習】教科書1ページから9ページを読んでおくこと。(120分) 【事後学習】復習して疑問点があれば、教科書や質問等によって疑問点を解決しておくこと。解かれていない演習問題があれば解いておくこと。(180分) |
第3回 | 1.2 平面曲線―平面曲線の曲率とGauss写像 【事前学習】高校で習った平面曲線について復習しておくこと。(120分) 【事後学習】復習して疑問点があれば、教科書や質問等によって疑問点を解決しておくこと。解かれていない演習問題があれば解いておくこと。(180分) |
第4回 | 1.3 空間曲線1―空間曲線の曲率と捩率、Frenet-Serretの公式 【事前学習】教科書9ページから19ページを読んでおくこと。(120分) 【事後学習】復習して疑問点があれば、教科書や質問等によって疑問点を解決しておくこと。解かれていない演習問題があれば解いておくこと。(180分) |
第5回 | 1.3 空間曲線2―空間曲線の局所的形状 【事前学習】教科書19ページから24ページを読んでおくこと。(120分) 【事後学習】復習して疑問点があれば、教科書や質問等によって疑問点を解決しておくこと。解かれていない演習問題があれば解いておくこと。(180分) |
第6回 | 1.3 空間曲線3―空間曲線の大域的形状 【事前学習】教科書24ページから30ページを読んでおくこと。(120分) 【事後学習】復習して疑問点があれば、教科書や質問等によって疑問点を解決しておくこと。解かれていない演習問題があれば解いておくこと。(180分) |
第7回 | 2章 曲面論 2.1 曲面の定義と例1―いろいろな曲面 【事前学習】教科書37ページから44ページを読んでおくこと。(120分) 【事後学習】復習して疑問点があれば、教科書や質問等によって疑問点を解決しておくこと。解かれていない演習問題があれば解いておくこと。(180分) |
第8回 | 2.1 曲面の定義と例2―曲面の定義 【事前学習】教科書44ページから50ページを読んでおくこと。(120分) 【事後学習】復習して疑問点があれば、教科書や質問等によって疑問点を解決しておくこと。解かれていない演習問題があれば解いておくこと。(180分) |
第9回 | 2.2 接平面と第1基本形式―接ベクトル、接平面と第1基本形式 【事前学習】教科書50ページから55ページを読んでおくこと。(120分) 【事後学習】復習して疑問点があれば、教科書や質問等によって疑問点を解決しておくこと。解かれていない演習問題があれば解いておくこと。(180分) |
第10回 | 2.3 Gauss写像と第2基本形式1―Gauss写像 【事前学習】教科書55ページから59ページを読んでおくこと。(120分) 【事後学習】復習して疑問点があれば、教科書や質問等によって疑問点を解決しておくこと。解かれていない演習問題があれば解いておくこと。(180分) |
第11回 | 2.3 Gauss写像と第2基本形式2―第2基本形式 【事前学習】教科書59ページから65ページを読んでおくこと。(120分) 【事後学習】復習して疑問点があれば、教科書や質問等によって疑問点を解決しておくこと。解かれていない演習問題があれば解いておくこと。(180分) |
第12回 | 2.3 Gauss写像と第2基本形式3―法曲率、測地曲率、測地線 【事前学習】教科書65ページから70ページを読んでおくこと。(120分) 【事後学習】復習して疑問点があれば、教科書や質問等によって疑問点を解決しておくこと。解かれていない演習問題があれば解いておくこと。(180分) |
第13回 | 2.3 Gauss写像と第2基本形式4―Gauss曲率、平均曲率 【事前学習】教科書70ページから73ページを読んでおくこと。(120分) 【事後学習】復習して疑問点があれば、教科書や質問等によって疑問点を解決しておくこと。解かれていない演習問題があれば解いておくこと。(180分) |
第14回 | 2.3 Gauss写像と第2基本形式5―主曲率、主方向、極小曲面 【事前学習】教科書74ページから76ページを読んでおくこと。(120分) 【事後学習】復習して疑問点があれば、教科書や質問等によって疑問点を解決しておくこと。解かれていない演習問題があれば解いておくこと。(180分) |
第15回 | 平常試験及びその解説 【事前学習】試験に備えてノート、教科書、演習問題などを見直しておくこと。(300分) 【事後学習】理解が十分でない事項があればよく復習しておくこと。(60分) |
その他
教科書 |
川崎徹郎 『曲面と多様体』 講座 数学の考え方 朝倉書店 2001年 第1版
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参考書 |
小林昭七 『曲線と曲面の微分幾何』 裳華房 1998年
田崎博之 『曲線・曲面の微分幾何』 数学探求 共立出版 2015年 第1版
宮岡礼子 『曲線と曲面の現代幾何学 入門から発展へ』 岩波書店 2019年 第1版
R.R.シュヴァルツ(関沢正躬訳) 『曲面の数学 ユークリッド幾何からタイヒミュラー空間まで』 日本評論社 2016年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
演習課題提出・発表(20%) 平常試験(80%) |
質問への対応 | 授業終了後等随時受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎タワースコラS1406号室 |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 12:10 ~ 13:10 上記研究室にて
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学生への メッセージ |
絵を描いたり実際に計算することで理解が深まります。 |