2023年 理工学部 シラバス - 数学科
設置情報
科目名 | 代数学幾何学B | ||
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設置学科 | 数学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 古津 博俊 | 履修期 | 後期 |
単位 | 4 | 曜日時限 | 木曜1・2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | N41D |
クラス | 2クラス | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 行列式の定義・計算法・応用について理解し、具体的な問題が解ける. 線形空間(ベクトル空間)の定義・次元・基底・部分空間等について理解し、具体的な問題が解ける. 本授業科目はDP1・3及びCP1・3に該当している. |
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授業形態及び 授業方法 |
線形代数学の基本的事項をさらに徹底して学習する. 一般的な行列等の線形代数学における基礎概念や,ベクトル,行列の概念を厳密に学び,線形代数の知識の基礎作りを行う. 講義の合間に行列の階数,逆行列などの計算の練習も徹底して繰り返す. 授業,例題解説,問題練習など.2時限続きである. 毎回小テスト又は到達度確認試験を行う. 小テストは復習に使用できるようにその日のうちにCST-VOICEとGoogledriveにアップロードしてある. 授業形態は基本的に対面授業とする. 対面授業の方法 黒板での板書と、スクリーンを用いた解説を併用する. 課題(小テスト)を解く時間を多めに設け、次の回に課題の解説を行う. 万が一オンライン併用授業になってしまった場合: 対面での授業をzoom等で配信する.対面でない学生は配信をオンタイムで受講する. 課題については、対面の学生はその場で回収し、ネット経由の学生はCST-VOICE等に数日後までにアップロードしてもらう. |
履修条件 | 代数学幾何学Aの内容 必修 |
授業計画
第1回 | 授業ガイダンス:授業の計画、成績のつけ方の説明.授業で用いる記号の定義、代数学幾何学Aで学習した内容との関連性 代数学幾何学Aの内容について復習する 予習:教科書p2-p61 (2時間) 復習:本日の授業内容および本日の小テストの内容について(6時間) |
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第2回 | n次複素ベクトル空間(1):内積の定義と性質、シュヴァルツの不等式、三角不等式について理解する 予習:教科書p61-p63 (2時間) 復習:本日の授業内容および本日の小テストの内容について(6時間) |
第3回 | n次複素ベクトル空間(2):随伴行列、エルミート行列、ユニタリ行列について理解する 予習:教科書p63-p65 (2時間) 復習:本日の授業内容および本日の小テストの内容について(6時間) |
第4回 | 平面および空間の合同変換:定義、平行移動、運動群、回転群について理解する 予習:教科書p66-p70 (2時間) 復習:本日の授業内容および本日の小テストの内容について(6時間) |
第5回 | 行列式(1):行列式の定義と性質について理解する 予習:教科書p74-p82 (2時間) 復習:本日の授業内容および本日の小テストの内容について(6時間) |
第6回 | 行列式(2):小行列式、行列式の展開について理解する 予習:教科書p83-p87 (2時間) 復習:本日の授業内容および教科書第2章6節から第3章3節まで内容について(6時間) |
第7回 | 行列式(3):余因子行列について理解する そして到達度確認試験をおこなう 予習:教科書p87-p88 (2時間) 復習:本日の授業内容および到達度確認試験の内容について(6時間) |
第8回 | 行列式(4):逆行列、クラメルの公式について理解する そして到達度確認試験をおこなう 予習:教科書p88-p89 (2時間) 復習:本日の授業内容および本日の小テストの内容について(6時間) |
第9回 | 行列式(5):行列式全体について復習する 予習:教科書p74-p89 (2時間) 復習:本日の授業内容および本日の小テストの内容について(6時間) |
第10回 | 線形空間(1):複素および実線形空間の定義と例について理解する 予習:教科書p92-p98 (2時間) 復習:本日の授業内容および本日の小テストの内容について(6時間) |
第11回 | 線形空間(2):基底、次元について理解する 予習:教科書p99-p106 (2時間) 復習:本日の授業内容および本日の小テストの内容について(6時間) |
第12回 | 線形空間(3):線形独立、線形結合について理解する 予習:教科書p99-p106 (2時間) 復習:本日の授業内容および本日の小テストの内容について(6時間) |
第13回 | 線形空間(4):線形部分空間について理解する 予習:教科書p107-p112 (2時間) 復習:本日の授業内容および本日の小テストの内容について(6時間) |
第14回 | まとめ:これまでの授業内容について復習する そして到達度確認試験をおこなう 予習:教科書p61-p112 (2時間) 復習:本日の授業内容および教科書第3章4節から第4章ま4節での内容について(6時間) |
第15回 | まとめ:これまでの授業内容について復習する そして到達度確認試験をおこなう 予習:教科書p61-p112 (2時間) 復習:本日の授業内容および教科書第3章4節から第4章ま4節での内容について(6時間) |
その他
教科書 |
齋藤正彦 『線型代数学』 基礎数学1 東京大学出版会 1966年 第1版
村上正康、野澤宗平、稲葉尚志 『演習線形代数』 培風館 1983年 第1版
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参考書 |
佐武一郎 『線型代数学』 裳華房
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成績評価の方法 及び基準 |
授業中の小テスト,定期試験、演習、レポート提出による。 |
質問への対応 | オフィスアワー:月曜日・12時00分~13時00分・タワースコラS1409室 |
研究室又は 連絡先 |
タワースコラS1409室 連絡先はCST-VOICEの共通教材に記載 |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 12:00 ~ 13:00 S1409
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学生への メッセージ |
予習復習を欠かさずに行うこと。 |