2023年 理工学部 シラバス - 数学科
設置情報
科目名 | コンピュータ概論B | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 数学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 志村・吉開 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | N51C |
クラス | 1クラス | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | ハードウェア・ソフトウェアの一般論が理解できる。数式処理言語ソフト(Mathematica)による簡単な関数型プログラミングや、TeXを使用した文書作成をできるようにし、これら学習を通して,コンピュータのハードウェア,ソフトウェア,アルゴリズム,プログラミング,プレゼン資料の作成等を,コンピュータ概論Aに続き、更に深く理解できるようになる。 本授業科目は、DP1・7及びCP1・7に該当しています。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
対面授業を基本とする。毎回、ノートパソコン(と電源コード)を必ず持参すること。 コンピュータ概論Aと同様、大学から貸与しているノートPCを実際に使いながら、コンピュータの様々な利用方法を習得する。毎時間、簡単な講義の後、コンピューターを使った実習を行う。課題の提出はCST-VOICEを用いて行い、解説と講評を行う。 |
履修条件 | コンピュータ概論Aで学んだ内容を前提としている。 |
授業計画
第1回 | コンピュータ概論 A の内容の復習。 数式処理ソフト(Mathematica)のインストール。 TeX ソフトのインストール。 上記ソフトウェアはこの後の講義で必須である。次の状態でノートPC を持参すること。 1. Windows update を済ませておく。 2. 充電された状態にしておく。 【事後学習】 授業で学んだ操作方法を繰り返し練習し、操作方法を身につけ、 理解を深める。また、提示された課題に取り組む。(480分) |
---|---|
第2回 | TeX 入門。 【事前学習】前回の授業内容について,Web 上に公開された資料をよく読み,前回の課題を計算機を使って再度取り組むなどして,確実に定着させておくこと.その上で,当日の資料の内容を一読して予習する.(120分) 【事後学習】Web 上に公開された資料をよく読み,掲載されている例題や課題を再度自分で解決して,よく復習する.(360分) |
第3回 | TeX による文書の作成1 - 文字装飾、セクショニング、数式。 【事前学習】前回の授業内容について,Web 上に公開された資料をよく読み,前回の課題を計算機を使って再度取り組むなどして,確実に定着させておくこと.その上で,当日の資料の内容を一読して予習する.(120分) 【事後学習】Web 上に公開された資料をよく読み,掲載されている例題や課題を再度自分で解決して,よく復習する.(360分) |
第4回 | TeX による文書の作成2 - 表の作成、箇条書き等。 【事前学習】前回の授業内容について,Web 上に公開された資料をよく読み,前回の課題を計算機を使って再度取り組むなどして,確実に定着させておくこと.その上で,当日の資料の内容を一読して予習する.(120分) 【事後学習】Web 上に公開された資料をよく読み,掲載されている例題や課題を再度自分で解決して,よく復習する.(360分) |
第5回 | TeX による文書の作成3 - グラフィックスの挿入。 【事前学習】前回の授業内容について,Web 上に公開された資料をよく読み,前回の課題を計算機を使って再度取り組むなどして,確実に定着させておくこと.その上で,当日の資料の内容を一読して予習する.(120分) 【事後学習】Web 上に公開された資料をよく読み,掲載されている例題や課題を再度自分で解決して,よく復習する.(360分) |
第6回 | 数式処理ソフトを使って簡単な計算を行う。(1) 【事前学習】前回の授業内容について,Web 上に公開された資料をよく読み,前回の課題を計算機を使って再度取り組むなどして,確実に定着させておくこと.その上で,当日の資料の内容を一読して予習する.(120分) 【事後学習】Web 上に公開された資料をよく読み,掲載されている例題や課題を再度自分で解決して,よく復習する.(360分) |
第7回 | 数式処理ソフトを使って簡単な計算を行う。(2) 【事前学習】前回の授業内容について,Web 上に公開された資料をよく読み,前回の課題を計算機を使って再度取り組むなどして,確実に定着させておくこと.その上で,当日の資料の内容を一読して予習する.(120分) 【事後学習】Web 上に公開された資料をよく読み,掲載されている例題や課題を再度自分で解決して,よく復習する.(360分) |
第8回 | 中間試験及びその解説 【事前学習】これまでの内容を振り返る。(120分) 【事後学習】試験結果に基づき、理解不足の箇所を補う。(360分) |
第9回 | Excelを使用した簡単なプログラミング(1)ー表とグラフー 【事前学習】前回の授業内容について,Web 上に公開された資料をよく読み,前回の課題を計算機を使って再度取り組むなどして,確実に定着させておくこと.その上で,当日の資料の内容を一読して予習する.(120分) 【事後学習】Web 上に公開された資料をよく読み,掲載されている例題や課題を再度自分で解決して,よく復習する.(360分) |
第10回 | Excelを使用した簡単なプログラミング(2) - データベースー 【事前学習】前回の授業内容について,Web 上に公開された資料をよく読み,前回の課題を計算機を使って再度取り組むなどして,確実に定着させておくこと.その上で,当日の資料の内容を一読して予習する.(120分) 【事後学習】Web 上に公開された資料をよく読み,掲載されている例題や課題を再度自分で解決して,よく復習する.(360分) |
第11回 | Excelを使用した簡単なプログラミング(3) - データの読み・分析・扱いー 【事前学習】前回の授業内容について,Web 上に公開された資料をよく読み,前回の課題を計算機を使って再度取り組むなどして,確実に定着させておくこと.その上で,当日の資料の内容を一読して予習する.(120分) 【事後学習】Web 上に公開された資料をよく読み,掲載されている例題や課題を再度自分で解決して,よく復習する.(360分) |
第12回 | プレゼンテーション資料の作成(1) Power Point を用いたプレゼン資料の作成法を講義&演習する。 【事前学習】前回の授業内容について,Web 上に公開された資料をよく読み,前回の課題を計算機を使って再度取り組むなどして,確実に定着させておくこと.その上で,当日の資料の内容を一読して予習する.(120分) 【事後学習】Web 上に公開された資料をよく読み,掲載されている例題や課題を再度自分で解決して,よく復習する.(360分) |
第13回 | プレゼンテーション資料の作成(2) Power Point を用いたプレゼン資料の作成法を講義&演習する。:動画&音声も交えたコンテンツ作成 【事前学習】前回の授業内容について,Web 上に公開された資料をよく読み,前回の課題を計算機を使って再度取り組むなどして,確実に定着させておくこと.その上で,当日の資料の内容を一読して予習する.(120分) 【事後学習】Web 上に公開された資料をよく読み,掲載されている例題や課題を再度自分で解決して,よく復習する.(360分) |
第14回 | レポートの作成 MS-word,Power Point , Excelを用いたレポートの作成法を講義&演習する。 【事前学習】前回の授業内容について,Web 上に公開された資料をよく読み,前回の課題を計算機を使って再度取り組むなどして,確実に定着させておくこと.その上で,当日の資料の内容を一読して予習する.(120分) 【事後学習】Web 上に公開された資料をよく読み,掲載されている例題や課題を再度自分で解決して,よく復習する.(360分) |
第15回 | まとめの課題とその解説。 【事後学習】 最後のまとめとして、半年分の内容を振り返る。(480分) |
その他
教科書 |
特に教科書は指定しない。必要な場合は、適宜電子データ等を配布する。
|
---|---|
参考書 |
奥村晴彦 『LaTeX2e 美文書作成入門』 技術評論社 2020年 第8版
TeX の参考書として奥村晴彦 『[改訂第8版]LaTeX2e美文書作成入門』 技術評論社(https://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/bibun7/)を挙げているが、インターネット上のサイトでの解説により詳しい情報が記載されている例も数多いし、各ソフト付随のオンラインヘルプも参照するというのも良いであろう。つまり各自「これが最適!」と思うものを自ら時間をじっくりかけて選んで欲しい。
|
成績評価の方法 及び基準 |
課題、レポート提出による。 |
質問への対応 | メールによる。 |
研究室又は 連絡先 |
志村研究室:駿河台校舎 タワースコラ 14 階 S1414 室 e-mail: shimura.tatsuya@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
金曜 船橋 12:30 ~ 13:30 (志村) 12号館1階講師室
|
学生への メッセージ |
コンピュータを学ぶには、とにかく、それを触ってみる事である。特に失敗の経験は、今後の学習のために、大変役立つ知識、経験となるので、失敗を恐れずに、色々と試す事が肝要である。失敗は、同じ内容でも、学習の初期段階の方が、被害が少ない(逆に、学習が進むと、失敗による被害が大きくなる)。したがって、同じ失敗をするのであれば、早い段階で経験する事をお薦めする。 |