2023年 理工学部 シラバス - 数学科
設置情報
科目名 | 数学入門B | ||
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設置学科 | 数学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 橋口 徳一 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜1 金曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | N51D N52C |
クラス | 2クラス | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 本授業科目はDP1及びCP1に該当しています。 数学の多くの分野で道具として使われる同値関係、無限集合、選択公理等を理解することにより、こらから先の数学の様々な分野に進む為の基礎ができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 主に黒板を用いた講義をしながら、演習を交えて授業を行う。 |
履修条件 | 集合と写像の基本的概念を理解していること。無限の取り扱いを含むため、数学入門A, 微分積分学Aを履修済みであることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス:講義内容の簡単な概要説明 【事前学習】教科書1ページから19ページに目を通しておくおくこと。(120分) 【事後学習】数学入門Aの内容について復習しておくこと。(120分) |
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第2回 | §1.集合系の演算 集合族と和集合、共通部分 【事前学習】教科書19ページから21ページを読んでおくこと。(120分) 【事後学習】復習して疑問点があれば、教科書や質問等によって疑問点を解決しておくこと。解かれていない演習問題があれば解いておくこと。(120分) |
第3回 | 極限集合 【事前学習】教科書21ページから22ページを読んでおくこと。(120分) 【事後学習】復習して疑問点があれば、教科書や質問等によって疑問点を解決しておくこと。解かれていない演習問題があれば解いておくこと。(120分) |
第4回 | §2.集合の濃度 濃度の大小 【事前学習】教科書23ページから27ページを読んでおくこと。(120分) 【事後学習】復習して疑問点があれば、教科書や質問等によって疑問点を解決しておくこと。解かれていない演習問題があれば解いておくこと。(120分) |
第5回 | 可算集合 【事前学習】教科書27ページから29ページを読んでおくこと。(120分) 【事後学習】復習して疑問点があれば、教科書や質問等によって疑問点を解決しておくこと。解かれていない演習問題があれば解いておくこと。(120分) |
第6回 | Bernsteinの定理 【事前学習】教科書29ページから32ページを読んでおくこと。(120分) 【事後学習】復習して疑問点があれば、教科書や質問等によって疑問点を解決しておくこと。解かれていない演習問題があれば解いておくこと。(120分) |
第7回 | §3.二項関係 同値関係 【事前学習】教科書32ページから33ページを読んでおくこと。(120分) 【事後学習】復習して疑問点があれば、教科書や質問等によって疑問点を解決しておくこと。解かれていない演習問題があれば解いておくこと。(120分) |
第8回 | 商集合 【事前学習】教科書33ページから34ページを読んでおくこと。(120分) 【事後学習】復習して疑問点があれば、教科書や質問等によって疑問点を解決しておくこと。解かれていない演習問題があれば解いておくこと。(120分) |
第9回 | 順序 【事前学習】教科書34ページから36ページを読んでおくこと。(120分) 【事後学習】復習して疑問点があれば、教科書や質問等によって疑問点を解決しておくこと。解かれていない演習問題があれば解いておくこと。(120分) |
第10回 | §4.整列集合 整列集合 【事前学習】教科書37ページから38ページを読んでおくこと。(120分) 【事後学習】復習して疑問点があれば、教科書や質問等によって疑問点を解決しておくこと。解かれていない演習問題があれば解いておくこと。(120分) |
第11回 | 整列集合の比較定理、超限帰納法 【事前学習】教科書39ページから40ページを読んでおくこと。(120分) 【事後学習】復習して疑問点があれば、教科書や質問等によって疑問点を解決しておくこと。解かれていない演習問題があれば解いておくこと。(120分) |
第12回 | §5.選択公理、Zornの補題、整列可能定理 集合族の直積と選択公理 【事前学習】教科書41ページから42ページを読んでおくこと。(120分) 【事後学習】復習して疑問点があれば、教科書や質問等によって疑問点を解決しておくこと。解かれていない演習問題があれば解いておくこと。(120分) |
第13回 | 選択公理とZornの補題、整列可能定理 【事前学習】教科書43ページ及び46ページから48ページを読んでおくこと。(120分) 【事後学習】復習して疑問点があれば、教科書や質問等によって疑問点を解決しておくこと。解かれていない演習問題があれば解いておくこと。(120分) |
第14回 | 平常試験及びその解説 【事前学習】試験に備えてノート、教科書、演習問題などを見直しておくこと。(180分) 【事後学習】理解が十分でない事項があればよく復習しておくこと。(60分) |
第15回 | Zornの補題の証明 【事前学習】教科書43ページから45ページを読んでおくこと。(120分) 【事後学習】復習して疑問点があれば、教科書や質問等によって疑問点を解決しておくこと。解かれていない演習問題があれば解いておくこと。(120分) |
その他
教科書 |
内田 伏一 『集合と位相 増補新装版』 数学シリーズ 裳華房 2020年 第増補新装第1版
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参考書 |
松坂 和夫 『集合・位相入門』 岩波書店 1968年
森田 茂之 『集合と位相空間』 朝倉書店 2002年
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験による。 |
質問への対応 | 随時 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎タワー・スコラ14階 S1406室 |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 12:10 ~ 13:10 上記研究室にて
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学生への メッセージ |
数学入門Aで学んだ集合論の基礎をもとにして講義をします。内容が高度になるため、よく復習をしてください。自学自習で最も大切なことは「何を示すことを問われているのか?何が仮定されているのか?」を整理することです。 |