2023年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 |
中国語Ⅰ
基礎文法と会話が中心
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 郭 海燕 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 木曜5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | P45H |
クラス | 電気Aクラス、電子Bクラス | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 中国語の発音記号を正しく発音できる。中国語で簡単なご挨拶ができる。中国語で様々な数字を使って数字に関する簡単な表現ができる。基礎中国語文法の仕組みを理解できる。中国語検定試験準4級レベルの語彙、文法を習得し、リスニング力を身につける事ができる。中国語を通して中国社会や文化等を理解できる。 本授業科目はDP1・2及びCP1・2に該当しています。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業形態と方法:対面授業 1.教員による講義はシラバスに従って使用する教科書に沿って授業を進める。 2.まず新出単語や本文の発音を指導し、関連する文法事項を例文を取りながら説明する上、 本文の意味を理解し会話できるようにすること。 3.次に発音の出来具合と文法の理解度をチェックするために練習問題を実施する。 できるだけ当日の講義内容は当日の授業内でマスターするようにする。後は課題を出して 復習と予習を実施する。 課題について 1.毎回の講義内容に関する課題を出す。教科書の練習問題及び授業中に出す練習問題を課題 としてやっていただいた後に提出する。 2.教員はご提出した課題についてその解答・解説は授業当日及び次回の授業にて分けて 行う。 成績評価は平常点について 1.出席と課題提出の有無+2.平常試験評価を行う。 |
履修条件 | ・科目内容が通年で完結するため、後期は中国語Ⅱを履修することが望ましい。 ・学習する言語を母語とする学生は受け入れない。 ・社会コミュニケーションサブメジャーコース設置科目。 |
授業計画
第1回 | ガイダンスと簡単な中国語でご挨拶を学習する ・授業内容、授業方法、教材、評価基準の説明 ・中国と中国語に関する基礎的な解説 ・辞書及び参考書の紹介、中国語検定試験の説明 ・講義ノート、講義資料による解説と課題の提出 ・事前学習:シラバスを熟読し、講義連絡を確認し、講義ノートや講義資料に目を通しておく こと(30分) ・事後学習:課題をしっかり完成すること、教員との連絡先を確認する。 疑問点などあれば、教員宛のメールに連絡するか、研究室を訪ねるか。 或いは次回の授業前に直接教員に聞く(30分) |
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第2回 | 発音編 その1 声調(四声)、単母音、子音の発音練習 ・事前学習:教科書8頁~9頁のCDを聞き、試しに単語を発音しておく。 中国と中国語に関する基礎知識を確認しておくこと(30分) ・事後学習:講義内容を再確認し、教科書CDを聞きながら、声調の練習を繰り返して おくこと(30分) |
第3回 | 発音編 その2 複合母音、鼻母音の発音練習。 ピンインのまとめ、発音編の総復習 ・事前学習:教科書10頁~15頁、単語の発音練習をしておくこと(30分) ・事後学習:講義内容を再確認し、また教科書CDを聞きながら、母音と子音の練習を くりかえしておくこと(30分) |
第4回 | 発音編 その3 複合母音、鼻母音の発音練習(引き続き) 発音編の総合練習、簡体字の確認、単語リストの確認 ・事前学習:教科書16頁~19頁、単語の発音練習をしておくこと(30分) ・事後学習:講義内容を再確認し、また教科書CDを聞きながら、母音と子音の練習を くりかえしておくこと(30分) |
第5回 | 第1課 「お名前は?」 ・文法の学習:①人称代名詞、②名前の尋ね方と答え方、③略式疑問文 ・新出単語の学習、会話文の発音練習と翻訳、挨拶言葉の学習、簡体字の書き方 ・事前学習:教科書20頁の新出単語と本文の発音ができるようしておくこと(30分) ・事後学習:講義内容を再確認し、教科書のCDを聞きながら、教科書の会話文を暗記する まで練習しておくこと(30分) |
第6回 | 引き続き 第1課 「お名前は?」 ・教科書22頁の練習問題を完成する、ご自身と先生との会話をイメージしてご挨拶言葉の練習をする、間違いやすい簡体字を確認する ・中検対応:リスニング練習、簡体字を書く練習(教科書23頁) ・事前学習:教科書22頁の練習問題、文法事項を再確認しておくこと(30分) ・事後学習:講義内容を再確認し、第1課の練習問題を復習すること、特に漢字の書き方(30分) |
第7回 | 第2課「あなたは日本人ですか」 ・文法の学習:①判断を表す動詞の文、②副詞「也」、③疑問詞疑問文 ・新出単語の学習、会話文の発音練習と翻訳、挨拶言葉の学習、簡体字の書き方 ・教科書26頁の練習問題を完成する ・中検対応:リスニング練習、簡体字を書く練習(教科書27頁) ・事前学習:教科書24頁 新出単語と本文の発音ができるようしておくこと(30分) ・事後学習:講義内容を再確認し、CDを聞きながら、教科書の会話文を暗記するまで 練習しておくこと(30分) |
第8回 | 第3課「これは何ですか」 ・文法の学習:①指示代名詞、②疑問詞の区別、③副詞「都」、連体修飾語「的」 ・新出単語の学習、会話文の発音練習と読解、挨拶言葉の学習、簡体字の書き方 ・教科書30頁の練習問題を完成する ・中検対応:リスニング練習、簡体字を書く練習(教科書31頁) ・事前学習:教科書28頁 新出単語と本文の発音ができるようしておくこと(30分) ・事後学習:講義内容を再確認し、CDを聞きながら、教科書の会話文を暗記するま で練習して おくこと(30分) |
第9回 | 総合練習⇒第1課~第3課まで ・総合練習問題を実施する。 授業中に総合練習問題を配布し、授業時間内で完成していただいてから提出する。 ・事前学習:教科書20頁~31頁(単語、文法、ご挨拶)、及び授業中に提示した補充単語を まとめてリストを作成しておくこと(30分) ・事後学習:ご挨拶の書き取り練習、第1課~第3課の本文を復習をすること(30分) |
第10回 | 第4課「あなたはパソコンを買いたいですか」 ・文法の学習:①動詞「有」、②「是」と「有」以外の動詞の文、③助動詞「想」 ④文末助「吧」 ・新出単語の学習、会話文の発音練習と読解、挨拶言葉の学習、簡体字の書き方 ・教科書34頁の練習問題を完成する ・中検対応:リスニング練習、簡体字を書く練習(教科書35頁) ・事前学習:教科書32頁 新出単語と本文の発音ができるようしておくこと(30分) ・事後学習:講義内容を再確認し、CDを聞きながら、教科書の会話文を暗記するまで 練習して おくこと(30分) |
第11回 | 第5課「あなたは何人家族ですか」 ・文法の学習:①助数詞(量詞)、②数を尋ねる疑問詞、③家族構成の尋ね方と答え方、 ④家族の呼び方 ・新出単語の学習、会話文の発音練習と読解、挨拶言葉の学習、簡体字の書き方 ・教科書38頁の練習問題を完成する ・中検対応:リスニング練習、簡体字を書く練習(教科書39頁) ・事前学習:教科書36頁 新出単語と本文の発音ができるようしておくこと(30分) ・事後学習:講義内容を再確認し、CDを聞きながら、教科書の会話文を暗記するまで 練習しておくこと(30分) |
第12回 | 第6課「あなたは最近忙しいですか」 ・文法の学習: ①形容詞の文、②「不太」と「太~了」の違い、③反復疑問文 ・新出単語の学習、会話文の発音練習と読解、挨拶言葉の学習、簡体字の書き方 ・教科書42頁の練習問題を完成する ・中検対応:リスニング練習、簡体字を書く練習(教科書43頁) ・事前学習:教科書40頁 新出単語と本文の発音ができるようしておくこと(30分) ・事後学習:講義内容を再確認し、CDを聞きながら、教科書の会話文を暗記するまで練習 しておくこと(30分) |
第13回 | 前期復習 ・リスト作成⇒発音編と入門編グループ単語リスト、簡体字リスト ご挨拶リスト、入門編文法事項リスト ・事前学習:中国語音節一覧表でピンインの読み方を確認しておくこと(30分) ・事後学習:入門編のリスニング練習、ご挨拶の言葉を再確認すること、リスト作成の際に 簡体字が正しく書けたかどうか確認すること(30分) |
第14回 | 前期・平常試験を実施する ・試験時間は60分です。授業の最初の30分は各自で復習します。30分経過してから試験問題 を配布し、60分以内で完成してからご提出していただく。 ・事前学習:中国語音節一覧表でピンインの読み方を確認しておくこと、作成したリストを 繰り返して学習しておく(30分) ・事後学習:入門編のリスニング練習、ご挨拶の言葉を再確認すること(30分) |
第15回 | 前期・平常試験問題の回答解説及び総括 ・平常試験の回答の点数を確認し、減点されたところをチェックして書き直す。 ・事前学習:作成した単語リスト、文法リスト、ご挨拶リスト、リスニングリストを 確認すること(30分) ・事後学習:平常試験問題の回答・解説を確認すること(30分) |
その他
教科書 |
周一川・郭海燕・賈㬢 『新訂・ゼロから学ぶ中国語―検定試験合格への道のり― ISBN9784810207910』 同学社 2022年2月1日年
・初めて中国語を学ぶ人を対象とし、基礎的な発音、語彙、文法を総合的に学習する。
・11月の中国語検定試験準4級合格を目指すようにする。
・教科書は発音編と入門編、初級編Ⅰ、初級編Ⅱで構成されており、前期は発音編と入門編、
後期は初級編を学習する形のため、通年、セメスターに関わらず、柔軟に学習計画が立てら
れる。初級編Ⅱは中検4級レベルの内容も含み、中級への学習にも少し役立つ。
・各課ごとの様々な形式の練習問題で習得度を確認する。
・中国語検定模擬問題や単語リストを提供し、より効率のよい学習をする。
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参考書 |
日本中国語検定協会編 『中検準4級試験問題2020[第98回・99回] 解答と解説 [9784863983830]』 白帝社 2020年
過去2回分の試験問題の解答と丁寧な解説があり、検定試験対策として最適なだけでなく、実力を判定する目安にもなる。
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成績評価の方法 及び基準 |
・「平常点+平常試験」による評価。平常点⇒出席と課題提出の有無(50%) 平常試験⇒第14回の授業にて実施する試験(50%) ・半期5回以上授業を欠席した場合は単位を認めない。 ※新型コロナウイルスの影響に伴い変更の可能性がある。変更の場合は授業時に伝達する。 |
質問への対応 | ・授業中に理解できないところがあった場合、質問内容を整理して質問すること。 ・随時初修外国語研究室や担当教員に連絡してください ・質問の際⇒受講曜日時限、学年、学科、学生番号、氏名を明記すること。 ・担当教員の連絡先:kaku .kaien@nihon-u.ac.jp |
研究室又は 連絡先 |
場所:初修外国語研究室:5号館4階541室。 メール:syosyugaikokugo@gmail.com |
オフィスアワー |
木曜 船橋 15:30 ~ 16:00 メールで教員宛にご連絡する場合、その日に返事する。
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学生への メッセージ |
・初めて中国語を学習する方を対象に中国語の基礎的な発音や文法を習得するクラスである。 ・発音に関しては授業中に先生の指導に従って練習するほか、教科書付属CDも活用して、 積極的に声を出してみよう。中国語の音の面白さを実感してもらいたい。 ・授業以外でも普段から中国に関する事に興味を持ち、疑問に思った事はメールなどを通じて 随時質問してみよう。様々な角度から中国語を通じて中国文化に対する理解を深めてもらい たい。 ・習得度に合わせて中国語検定試験の模擬試験やリスニング対策を行うので、積極的にチャレンジしてみよう。 |