2023年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 英語特殊講義A | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 一般教育 | 学年 | 3年 |
担当者 | 金徳 多恵子 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 金曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | Q52X |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 1.科学技術分野に不可欠な4技能(読み、書き、話し、聞く)の基礎を習得できる。 2.話す英語と書く英語の違いを知り、プレゼンテーション及び科学技術英語レポート作成の 基本を習得できる。 3.科学技術英語に必要な論理構成を習得できる。 ※本授業科目はDP1・2・3及びCP1・2・3に該当しています。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
対面授業。テキストを使って「科学技術英語」および「使う英語」に不可欠なルールを理解し、それに基づく演習中心の授業を展開する。演習教材として、authentic Englishを含む資料やハンドアウト、パワーポイント等を併用して要点を強化する。基本的に毎回、事前学習・事後学習の課題がある。さらに、授業の理解度確認として適宜、課題レポートの提出及び中間・期末理解度確認試験を実施する。 |
履修条件 | 基本的な文法知識と語彙力を持ち、理工系の学生として必要な英語力を伸ばしたいという意欲と熱心な学習態度を持つ学生であること。 |
授業計画
第1回 | Introduction:授業目的及び授業概要の説明し、科学技術英語(Technical Communication)の 基本原則を学ぶ。 【事前学習】シラバスを熟読し、授業の目的や概要等を確認する。(15分) 【事後学習】指示された授業内容の課題に取り組む。(45分) 注意:履修希望者が多い場合は、第1回の授業で履修制限をします。また、第1回の授業で授業の進め方や評価方法など重要な説明をしますので、履修希望者は必ず出席してください。 |
---|---|
第2回 | Characteristics of Effective Technical Communication Overview:正確性・明確性・簡潔性・論理性をあらわす英語表現(1) Purpose Statementの重要性 ※履修決定者は第2回の授業から必ずテキストを持参してください。また、テキストは 大学指定の書店から購入してください(即購入可)。 【事前学習】本授業の基本的な事前学習(予習)は次のとおり: (45分) (1) 指示されたテキストの要点を読み、各要点の「理解度チェック」の解答をする。 (2) 英文資料やハンドアウトによる「演習問題」がある場合は、指示に従って、その 課題をやる。 【事後学習】授業内容の復習をすること。(15分) ※配布された資料はきちんとファイルするようにしてください。 |
第3回 | Characteristics of Effective Technical Communication Overview:正確性・明確性・簡潔性・論理性をあらわす英語表現(2) 科学技術英語文書に不可欠なCommunicative Grammar 【事前学習】第2回の指示どおり (45分) 【事後学習】授業内容の復習をすること。(15分) |
第4回 | 科学技術英語の要点 語のレベルにおける英文レポート作成の原則:論理的な定義法 【事前学習】第2回の指示どおり (45分) 【事後学習】授業内容の復習をすること。(15分) |
第5回 | 科学技術英語の要点 文のレベルにおける英文レポート作成の原則:パラレリズムの効用 【事前学習】第2回の指示どおり (45分) 【事後学習】授業内容の復習をすること。(15分) |
第6回 | Mid-term学習のまとめ:中間学習理解度確認試験の実施及び解説 【事前学習】ここまでの学習内容の復習とハンドアウト等の整理をする(45分) 【事後学習】授業内容の復習をすること。(15分) |
第7回 | 科学技術英語の要点 パラグラフのレベルにおける英文レポート作成の原則:Logical Orders 【事前学習】第2回の指示どおり (45分) 【事後学習】授業内容の復習をすること。(15分) |
第8回 | 科学技術英語の要点 パラグラフの論理構成:Topic Sentenceの重要性【総論→各論】 【事前学習】パラグラフの展開法に関するハンドアウト資料(詳細は授業で説明)(45分) 【事後学習】授業内容の復習をすること。(15分) |
第9回 | 科学技術英語の要点 パラグラフの効果的な展開法: 分類法・分析法 【事前学習】「分類法」の展開を使ったパラグラフをネット検索し、パラグラフ構成を分析 して、レポートとして提出準備をする(詳細は授業で説明)(45分) 【事後学習】授業内容の復習をすること。(15分) |
第10回 | 科学技術英語の要点 Spoken English vs. Written English(口語表現と文語表現の使い分け) 【事前学習】第2回の指示どおり (45分) 【事後学習】授業内容の復習をすること。(15分) |
第11回 | 効果的なコミュニケーションをするためのToneの理解 【事前学習】第2回の指示どおり (45分) 【事後学習】授業内容の復習をすること。(15分) |
第12回 | 科学技術英語文書に不可欠な論理構成のまとめ 【事前学習】第2回の指示どおり(45分) 【事後学習】授業内容の復習をすること。(15分) ※課題レポート提出ための解説(詳細は後日連絡) |
第13回 | 科学技術英語文書に不可欠な数字・略語・記号などの基本ルール及び要点の総まとめ 【事前学習】第2回の指示どおり(45分) 【事後学習】授業内容の復習をすること。(15分) |
第14回 | 期末学習理解度確認試験の実施及び解説 【事前学習】今学期の学習した内容を確認し、ハンドアウトやノート等を整理する(45分) 【事後学習】授業内容の復習をすること。(15分) ※課題レポート提出日(詳細は後日連絡) |
第15回 | Consolidation: 課題レポート・期末学習理解度確認試験のフィードバック 及び 「プレゼンテーションの論理構成」を学ぶ。 【事前学習】事前に指示された課題【詳細は後日連絡】をする(50分) 【事後学習】学習内容すべての復習をすること。(10分) |
その他
教科書 |
金徳多恵子 『効果的な英語コミュニケーション技法』 南雲堂 2012年
|
---|---|
参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
授業参加(質問や積極的な態度等)20%+課題レポート提出(締切厳守、レポートの内容・作成等を含む)20%+中間学習理解度確認試験30% + 期末学習理解度確認試験 30% を基準として、総合的に評価する。ただし、全授業回数の1/3以上を欠席した場合は成績評価の対象外とする。なお、遅刻は2回で欠席1回として扱う。 |
質問への対応 | 質問等がある場合は、授業の最後にQ&Aの時間を取りますので、できるだけその際に質問してください。緊急の場合は、メールでも対応します。 |
研究室又は 連絡先 |
kintoku.taeko20@nihon-u.ac.jp ※緊急の質問や連絡をメールでする場合は、件名に、授業名、学科、学籍番号、氏名をいれてください。 |
オフィスアワー |
金曜 船橋 12:30 ~ 13:00 場所:12号館 講師室
|
学生への メッセージ |
熱心な受講姿勢を重視します。英語力の向上は皆さんの将来に不可欠です。学んだことを確かな知識として積み上げるために、辞書やノートを活用し、配布資料をファイルすることを強く奨励します。 |