2023年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 日本語表現の基礎 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 岸 規子 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 火曜5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | S25F |
クラス | 全学科(学科・学年による履修制限はない) | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 毎日の生活で言語表現は必要不可欠である。しかし多忙であることを理由に話すこと、書くことがどこかでおろそかになっていないだろうか。言うまでもなく話し言葉と書き言葉は違う。答案やレポートを話し言葉で書いたとしたら、それは決して正しい文章表現とはいえないだろう。書いた文章をそのまま読み上げてもわかりやすい発表になるとは限らない。本授業を通して、場面に応じた正確、適切な表現ができるようにしたい。 *本授業科目はDP1・2・6及びCP1・2・6に該当しています。 |
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授業形態及び 授業方法 |
オンデマンド型授業を実施する。 「書く」上での約束事を知ればわかりやすい文章を書くことは可能である。毎時間「書く」作業を行うことで表現力の向上を図っていく。 |
履修条件 | 2/3以上の出席(課題の提出をもって出席とする)をしていなければ、成績評価の対象とはしない。ただし出席のみで、単位の修得が保証される訳ではないので、注意すること。 未完成の文章や他の科目のものを誤って提出した場合、欠席扱いとする。またインターネット上の文章を丸写しにした場合は、採点の対象としない。なお、この授業はグループワークを行う授業ではない。同じ文章が複数出てきた場合、全て採点の対象外とする。 社会コミュニケーションサブメジャー・コース設置科目 |
授業計画
第1回 | 授業の進め方、成績評価の方法などを説明する。 【事前学習】この科目のシラバスを熟読しておくことはもちろん、教養教育科目のシラバスをよく読んだ上で授業に参加すること。(30分) 【事後学習】授業で配布されたプリントの問題を解いておくこと。辞書を活用して、言葉の意味を正しく理解するよう努めること。(30分) |
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第2回 | 3 話し言葉と書き言葉の違い 話し言葉と書き言葉の違いを説明する。実際に話し言葉を書き言葉に書き換える練習を行う。 *悪文の推敲① 主語と述語がうまく呼応していない文を推敲する。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p7~p8、p13~p15。(30分) 【事後学習】配布プリントに目を通し、内容を理解しておくこと。(30分) |
第3回 | 5 段落を作る 中心文と支持文について解説する。段落の役割に注意しながら、文章を書く練習をする。 *悪文の推敲② 助詞の働きを確認する。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p8~p9、p23~p29。(30分) 【事後学習】配布プリントに目を通し、内容を理解しておくこと。また読み手を意識した書き方を、他の教養教育科目でも応用できるかどうか、各自で実践してみること。(30分) |
第4回 | 4 何を書くか、どう書くか テーマの選び方や書き方を解説する。 題材の取捨選択、文章の構成法について学習する。 *悪文の推敲③ 修飾語と被修飾語の関係について学習する。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p9、p18~p21。(30分) 【事後学習】配布プリントに目を通し、内容を理解しておくこと。「私」をどのように説明するのが効果的か、各自で考えをまとめておくこと。(30分) |
第5回 | 7 要約文⑴ 要約文の書き方について説明する。 テキストの例文を要約する。 *悪文の推敲④ 文末表現について学習する。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p10、p32~p34。(30分) 【事後学習】配布プリントに目を通し、内容を理解しておくこと。他の教養教育科目で取り上げた文章を要約してみること。(30分) |
第6回 | 7 要約文⑵ キーワードやキーセンテンスの見つけ方について学習する。 課題文を200字に要約する。その後100字の要約を行う。 *悪文の推敲⑤ 読点の付け方について確認する。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p10~p11、p31。(30分) 【事後学習】配布プリントに目を通し、内容を理解しておくこと。他の教養教育科目で取り上げた文章を要約してみること。(30分) |
第7回 | 8 説明文⑴ 説明文の書き方を解説する。 手順を説明する文章を書く。 *漢字① 同訓異字 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p36~p37。p73~p74(30分) 【事後学習】配布プリントに目を通し、内容を理解しておくこと。(30分) |
第8回 | 8 説明文⑵ 説明文の書き方を解説する。 概念を説明する文章を書く。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p37~p38。(30分) 【事後学習】配布プリントに目を通し、内容を理解しておくこと。(30分) |
第9回 | 9 意見文⑴ 意見文の書き方を解説する。「樋口式」の書き方について説明する。実際にこの型を使って、意見文を書く練習を行う。 *漢字② 同音異義語 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p39~p41。p74~p76(30分) 【事後学習】配布プリントに目を通し、内容を理解しておくこと。また意見文の書き方を他の教養教育科目でも応用できるかどうか、各自で実践してみること。(30分) |
第10回 | 9 意見文⑵ 意見文の書き方を学習する。主張とそれを裏付ける理由の書き方を説明する。 *漢字③ 四字熟語 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p41~p43。p77~p79(30分) 【事後学習】配布プリントに目を通し、内容を理解しておくこと。また意見文の書き方を他の教養教育科目でも応用できるかどうか、各自で実践してみること。(30分) |
第11回 | 10 自己PR 自己PR作成例を紹介する。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p45~p50。(120分) 【事後学習】配布プリントに目を通し、内容を理解しておくこと。(120分) |
第12回 | 資料編 3-2 メールの書き方 メールの書き方について学習する。実際にメールの書き方を練習する。 資料編 2 敬語① 敬語の使い方について解説する。 場面に応じた使い分けができるよう、練習問題を使って学習する。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p61~p67。p70~p71(30分) 【事後学習】配布プリントに目を通し、内容を理解しておくこと。(30分) |
第13回 | 資料編 3-3 通信文の書き方 通信文の書き方について学習する。実際にメールの書き方を練習する。 資料編 2 敬語② 敬語の使い方について解説する。 場面に応じた使い分けができるよう、練習問題を使って学習する。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p61~p67。p72(30分) 【事後学習】配布プリントに目を通し、内容を理解しておくこと。(30分) |
第14回 | 作文実習。600字から800字の作文を書いてもらう。全体のまとめを行い、疑問の解消に努める。 【事前学習】理解できなかった点や疑問点を放置せず、必要に応じて、教員に問い合わせること。(30分) 【事後学習】次週の課題の準備を行うこと。(30分) |
第15回 | 第14回に続き、全体のまとめと解説を行う。 課題の提出。締め切り厳守。 【事前学習】前期のまとめとなる課題なので、必ず全部解答して提出すること。(60分) |
その他
教科書 |
石尾奈智子・市川浩昭・押山美知子・岸規子・渡邊重人 『日本語表現の基礎』 日本之書房 2021年 第3版
教科書は必ず購入すること。
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参考書 |
随時、参考資料のプリントを配布する
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成績評価の方法 及び基準 |
授業時の課題(60%)と後期課題レポート(40%) |
質問への対応 | メールで受け付ける。その場合、科目名「日本語表現の基礎(火曜日5限)」と学科・学生番号・氏名を忘れずに書くこと。 |
研究室又は 連絡先 |
メールアドレス kishi.noriko@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:20 ~ 13:00 今年度はメールで問い合わせてください。
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学生への メッセージ |
書く前から苦手意識をもたないで下さい。表現することで、自分の考えが明確になっていくのだといえます。どれ程すばらしい考えを持っていたとしても言語化しなければそれは存在しないのと同じです。 |