2023年 理工学部 シラバス - 学芸員課程
設置情報
科目名 | 学)博物館情報・メディア論 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 山本・門馬 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜5 金曜5 |
校舎 | 船橋 駿河台 | 時間割CD | X15A Y55D |
クラス |
概要
学修到達目標 | デジタルメディアの普及、情報化の進展にともない、博物館が持つ情報とメディアをめぐる環境の変化が著しい。本講義では、博物館が持つさまざまな情報の意義を学習すると同時に現在のデジタル技術の進歩や動向を学習し,博物館におけるメディアやデジタルコンテンツの活用を考察する。また,デジタルメディアをめぐる社会動向などの具体的事例を紹介し,今後の可能性について詳しく論述する。これにより,博物館資料に利用されるデジタルメディア,博物館における情報の意義と活用方法,博物館としての情報発信の課題,図書館,公文書館における情報の取り扱い,などについて十分な知識を獲得することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業は、対面形式により、視聴覚プレゼンテーションの形式で多数の授業メディアを体験しながら学習する。また、ウェブを利用した双方向コミュニケーションシステムも利用し、受講生が参加体験をもとに考える機会を設ける。 |
履修条件 | 博物館におけるメディアを活用した展示などを体験してから授業に臨むことが望ましい。 |
授業計画
第1回 | ➢テーマ:授業概要・授業形態・評価方法の説明 ➢内容:講義内容の紹介,博物館情報・メディア論の位置づけ 【事前学習】シラバスに沿って教科書の内容を熟読して、授業内容についてよく理解しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容について理解を深め、理解できなかった箇所を次回の授業で質問できるようにしておくこと。(120分) |
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第2回 | ➢テーマ:進化する博物館~博物館情報・メディア論へのいざない~ ➢内容:メディア社会の博物館/アミューズメント 他 【事前学習】シラバスに沿って教科書の内容を熟読して、授業内容についてよく理解しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容について理解を深め、理解できなかった箇所を次回の授業で質問できるようにしておくこと。(120分) |
第3回 | ➢テーマ:それは洞窟から始まった~情報とメディアの歴史~ ➢内容:情報メディアの発達 他 【事前学習】シラバスに沿って教科書の内容を熟読して、授業内容についてよく理解しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容について理解を深め、理解できなかった箇所を次回の授業で質問できるようにしておくこと。(120分) |
第4回 | ➢テーマ:それは洞窟から始まった~情報とメディアの歴史~ ➢内容:ユビキタス社会の登場/市民の登場とメディアの役割/市民教育施設としての博物館 他 【事前学習】シラバスに沿って教科書の内容を熟読して、授業内容についてよく理解しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容について理解を深め、理解できなかった箇所を次回の授業で質問できるようにしておくこと。(120分) |
第5回 | ➢テーマ:博物館はメディア~情報とメディアの発展史~ ➢内容:市民教育から参加へ(博物館の新たな展開)/情報とメディア 他 【事前学習】シラバスに沿って教科書の内容を熟読して、授業内容についてよく理解しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容について理解を深め、理解できなかった箇所を次回の授業で質問できるようにしておくこと。(120分) |
第6回 | ➢テーマ:人と人をつなぐメディアとしての博物館~情報とメディアの基礎理論~ ➢内容:情報とはなにか/メディアとはなにか 他 【事前学習】シラバスに沿って教科書の内容を熟読して、授業内容についてよく理解しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容について理解を深め、理解できなかった箇所を次回の授業で質問できるようにしておくこと。(120分) |
第7回 | ➢テーマ:人と人をつなぐメディアとしての博物館~情報とメディアの基礎理論~ ➢内容:メディア機能の三次元と博物館展示/変容する博物館の役割(アウトレットからノードへ) 他 【事前学習】シラバスに沿って教科書の内容を熟読して、授業内容についてよく理解しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容について理解を深め、理解できなかった箇所を次回の授業で質問できるようにしておくこと。(120分) |
第8回 | ➢テーマ:心は環境のなかに~博物館情報メディアの心理と学習理論~ ➢内容:アフォーダンスとは/展示におけるアフォーダンス 他 【事前学習】シラバスに沿って教科書の内容を熟読して、授業内容についてよく理解しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容について理解を深め、理解できなかった箇所を次回の授業で質問できるようにしておくこと。(120分) |
第9回 | ➢テーマ:新たなメディアへのいざない~博物館メディアリテラシー~ ➢内容:メディアリテラシー/メディアによる展示手法の構造 他 【事前学習】シラバスに沿って教科書の内容を熟読して、授業内容についてよく理解しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容について理解を深め、理解できなかった箇所を次回の授業で質問できるようにしておくこと。(120分) |
第10回 | ➢テーマ:視覚への情報提示とデータの取得・生成 ➢内容:ヒトの視覚/画像・動画像・3D情報の取得 他 【事前学習】事前配布の資料を読み、授業内容についてよく理解しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容について理解を深め、理解できなかった箇所を次回の授業で質問できるようにしておくこと。(120分) |
第11回 | ➢テーマ:世界とつなぐ博物館〜情報収集から情報発信へ〜 ➢内容:情報発信とインターネット/博物館とインターネット活用 他 【事前学習】シラバスに沿って教科書の内容を熟読して、授業内容についてよく理解しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容について理解を深め、理解できなかった箇所を次回の授業で質問できるようにしておくこと。(120分) |
第12回 | ➢テーマ:のぞいてみよう収蔵庫〜デジタルアーカイブスの構築と課題〜 ➢内容:デジタルアーカイブの種類/アーカイブスの作成技術とその課題/著作権 他 【事前学習】シラバスに沿って教科書の内容を熟読して、授業内容についてよく理解しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容について理解を深め、理解できなかった箇所を次回の授業で質問できるようにしておくこと。(120分) |
第13回 | ➢テーマ:新しい情報・メディア利用1 ➢内容:Virtual Reality(VR)/Augmented Reality 他 【事前学習】事前配布の資料を読み、授業内容についてよく理解しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容について理解を深め、理解できなかった箇所を次回の授業で質問できるようにしておくこと。(120分) |
第14回 | ➢テーマ:新しい情報・メディア利用2 ➢内容:コンピュータビジョン技術/AI技術/デジタル資産 他 【事前学習】事前配布の資料を読み、授業内容についてよく理解しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容について理解を深め、理解できなかった箇所を次回の授業で質問できるようにしておくこと。(120分) |
第15回 | ➢理解度確認試験(課題)及び解説 【事前学習】これまで提示された授業資料について総括的に学修し、試験(課題)範囲について良く理解しておくこと。(120分) 【事後学習】試験(課題)の解説について理解を深め、これまでの授業を振り返り授業内容を整理しておくこと。(120分) |
その他
教科書 |
日本教育メディア学会 『博物館情報・メディア論』 株式会社ぎょうせい 2013年 第1版
ガイダンス時に指示する。
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参考書 |
講義中に適宜紹介する。
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成績評価の方法 及び基準 |
授業支援サイトによる課題提出、リアクションの内容および提出状況を総合的に評価する。 |
質問への対応 | メールと授業支援サイト(moodle)で質問を受ける。 |
研究室又は 連絡先 |
➢山本和清:yamamoto.kazukiyo@nihon-u.ac.jp(研究室:船橋校舎13号館6階1362A室) ➢門馬英一郎:momma.eiichiro@nihon-u.ac.jp(駿河台校舎タワー・スコラ 15階 S1503室) |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:15 ~ 13:15 山本研究室
金曜 駿河台 16:00 ~ 16:30 1号館1階講師室
月曜 船橋 12:00 ~ 13:00 門馬 (Zoom)
金曜 駿河台 12:00 ~ 13:00 門馬 (Zoom)
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学生への メッセージ |
常に熱意を持って取り組んでください。 |