2023年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 教)情報科教育法Ⅰ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 五味 悠一郎 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | X25A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 1。高等学校の共通教科「情報」の教育目標,内容,指導方法について,小,中,高等学校を通じた情報教育の体系的・系統的カリキュラムの中に位置づけて説明できる。 2。共通教科「情報」の授業イメージや基本的な授業展開を認識し,実際に授業を実施する上で必要になる授業設計教材開発・実施・評価・改善の考え方や方法を習得し指導できる。 3。「情報」の担当教員は,特に情報化の進展に対応した自己研修が重要であることに鑑み,教師としての自己学習能力を修得し,「情報」の授業を実施・改善し課題設定・問題解決能力も身につけ実践できる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義,および個人やグル-プによる実習。中学/高校の教員としても活躍した教員が,実務にも役立つ教育手法を指導する。 対面授業で実施する。ただし,学生の状況を把握した上で,Zoom等による相談や同時双方向型授業を行うことがある。 |
履修条件 | 教職課程及び指導法に関する科目(新課程) ※旧課程の学生は、「教科教育法Ⅰ」に加えて「教育課程論」の履修が必要である。編入学生や科目等履修生で新・旧課程の区分が分からない場合は、教務課窓口に確認すること。 教員免許の取得を目指していること。 教科書を持参しない学生は,授業への参加を認めない場合がある。 |
授業計画
第1回 | 学習指導要領解説① 「総説」の内容を理解し,教育課程全体の中で,共通教科「情報」を必修で実施することの意義と「情報科教員」に必要な資質について学ぶ。 【事前学習】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。(120分) 【事後学習】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。(120分) |
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第2回 | 学習指導要領解説② 「総説」の内容を理解し,「情報科」の設置の経緯,共通教科情報科の目標及び共通教科情報科の科目構成について学ぶ。 【事前学習】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。(120分) 【事後学習】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。(120分) |
第3回 | 学習指導要領解説③ 中学校までの情報教育(学習指導要領解説付録,「技術・家庭」情報に関する技術の理解)と共通教科「情報」との関連を学ぶ。 【事前学習】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。(120分) 【事後学習】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。(120分) |
第4回 | 学習指導要領解説④ 「共通教科情報科の各科目」における科目「社会と情報」「情報の科学」の「目的」と「内容とその取り扱い」についてのポイントを学ぶ。 【事前学習】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。(120分) 【事後学習】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。(120分) |
第5回 | 学習指導要領解説⑤ 「各教科にわたる指導計画の作成と内容の取り扱い」・「総則関連事項」から学習環境の配慮と「情報科教員」に必要な基礎知識について学ぶ。 【事前学習】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。(120分) 【事後学習】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。(120分) |
第6回 | 「社会と情報」の理解の基に,「社会と情報」における「情報活用の実践力」を育成する内容について,実際の授業の場面を想定した指導のポイントを学ぶ。 【事前学習】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。(120分) 【事後学習】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。(120分) |
第7回 | 「情報の科学」の理解の基に,「情報の科学」における「情報活用の実践力」を育成する内容について,実際の授業の場面を想定した指導のポイントを学ぶ。 【事前学習】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。(120分) 【事後学習】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。(120分) |
第8回 | 「社会と情報」の理解の基に,「社会と情報」における「情報の科学的な理解」を育成する内容について,実際の授業の場面を想定した指導のポイントを学ぶ。 【事前学習】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。(120分) 【事後学習】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。(120分) |
第9回 | 「情報の科学」の理解の基に,「情報の科学」における「情報の科学的な理解」を育成する内容について,実際の授業の場面を想定した指導のポイントを学ぶ。 【事前学習】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。(120分) 【事後学習】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。(120分) |
第10回 | 「共通教科情報の内容の取り扱いについての配慮事項」を理解し,「情報社会に参画する態度」の育成のための,実際の授業の場面を想定した「情報モラル」の指導ポイントについて学ぶ。 【事前学習】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。(120分) 【事後学習】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。(120分) |
第11回 | 「知的財産権」の記述を理解し,「情報社会に参画する態度」の育成のための,実際の授業の場面を想定した「知的財産権」の指導ポイントについて学ぶ。 【事前学習】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。(120分) 【事後学習】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。(120分) |
第12回 | 指導目標の設定,指導方法の決定から評価に至る構成を検討し,学習評価の考え方,特に実習の評価について学ぶ。 【事前学習】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。(120分) 【事後学習】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。(120分) |
第13回 | 「各教科にわたる指導計画の作成と内容の取り扱い」を理解し,教育課程をより良く編成するための留意点と指導計画の作成の方法,および実際に指導する場面を想定した学習指導案作成の方法について学ぶ。 【事前学習】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。(120分) 【事後学習】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。(120分) |
第14回 | 実際に指導する場面を想定した実習と座学のバランスを考慮した教材研究,および「情報科」の授業で使用する教材作成の方法について学ぶ。 【事前学習】授業で学ぶ範囲について教科書の内容に基づいて発表できるようにしておくこと。(120分) 【事後学習】理解が不足していた内容を復習し,授業で学んだ内容と併せてノート等にまとめること。(120分) |
第15回 | これまでの授業のまとめを行う。 【事前学習】授業で学んできた内容について発表できるようにしておくこと。(120分) 【事後学習】授業で学んできた内容をレポートにまとめること。(120分) |
その他
教科書 |
文部科学省 『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 情報編』 開隆堂出版 2019年
鹿野利春,他 『情報科教育法 これからの情報科教育』 実教出版 2022年
『情報I』 東京書籍
『情報II』 東京書籍
特になし
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参考書 |
授業内容で理解できない内容や理解を深めたい内容があった場合に,各自で自主的に探して調べ理解すること。
教員が紹介することもある。
インターネットに掲載されている情報は体系的に書かれていないため分かりにくく,誤った情報も多数掲載されているため,出版されている文献(書籍や雑誌など)も調べること。
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成績評価の方法 及び基準 |
発表討論50%,課題(レポート等)50%などにより総合評価する。 課題のフィードバックは自己採点により行い,必要に応じて個別対応する。 |
質問への対応 | 質問は歓迎する。 原則として授業中に受け付けるが,研究室やメールでも対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
研究室:船橋校舎2号館2階223室 連絡先:研究室入口に掲示 ※メールアドレスはMoodleに掲載している。 |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:30 ~ 13:00
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学生への メッセージ |
数学の免許取得を目指している応用情報工学科学生は,情報科教育法Iと情報科教育法IIを履修すれば情報の免許も取得できる可能性があるため,積極的に履修してほしい。 授業を欠席する学生は,事前に担当教員へ申し出ること。事前の申し出が困難な状況であれば,事後速やかに担当教員へ申し出ること。申し出のない学生には一切配慮しない。 第1回目の授業から教科書を使用するので,履修が確定している学生は第1回目から教科書を持参すること。 |