2023年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 教)数学科教育法Ⅲ | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 一般教育 | 学年 | 3年 |
担当者 | 石井 直紀 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | X45E |
クラス | 数学科以外の学生用クラス |
概要
学修到達目標 | 数教法I、 IIで学んだことを踏まえ、 指導案の作成、 模擬授業、 指導例研究等に重点を置くことによって、 生徒の数学的活動を支え発展させる指導方法を学び、教師としての基本的な 指導力を身につけていく。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
指導実践例の研究、 学習指導要領や教科書をもとに授業案の作成、 模擬授業と相互検討・評価を行う。講義は対面で行う。 |
履修条件 | 教職科目の必修課目 なお、この授業は履修学科の指定は設けていない。 |
授業計画
第1回 | シラバスの内容を確認の上、授業に臨むこと。 この授業の到達目標と進め方。学習指導要領全体の構成の再確認(特に「数学的活動」について) [事後学習] 中・高指導要領解説で「数学的活動」に関する部分をまとめる。(120分) |
---|---|
第2回 | 指導案作成の準備について(指導案を作る意味、単元指導案、各校時案、目標、評価)この回に個人あるいは小グループでの指導案作成を指示する。 [事前学習] 高校指導要領解説第3章の概要を把握し、疑問点を明らかにしておく。(120分) [事後学習] 指導案作成上の留意点および、単元指導計画の構造を整理する。(120分) |
第3回 | 正の数と負の数、平方根、円周率等の導入例・指導例、文字の導入例 [事前学習] 上記分野に関し教科書での扱いを調べる。(120分) [事後学習] いずれかの分野に関し、1校時の指導案を作成。(120分) |
第4回 | 一元一次方程式、連立二元方程式、 2次方程式の応用問題に関する指導例 [事前学習] 上記分野に関し教科書での扱いを調べる。(120分) [事後学習] いずれかの分野に関し、1校時の指導案を作成。(120分) |
第5回 | 平面図形の作図、 合同、 三平方の定理の導入例・指導例 [事前学習] 上記分野に関し教科書での扱いを調べる。(120分) [事後学習] いずれかの分野に関し、1校時の指導案を作成。(120分) |
第6回 | 三角関数、 対数関数の導入例、 指導例 (eg. 単位円の座標と三角関数の関係を数学ソフトで視覚化する等) [事前学習] 上記分野に関し教科書での扱いを調べる。(120分) [事後学習] いずれかの分野に関し、1校時の指導案を作成。(120分) |
第7回 | 積分に関する導入例、 指導例 [事前学習] 上記分野に関し教科書での扱いを調べる。(120分) [事後学習] いずれかの分野に関し、1校時の指導案を作成。(120分) |
第8回 | 積分に関する導入例、 指導例 [事前学習] 上記分野に関し教科書での扱いを調べる。(120分) [事後学習] いずれかの分野に関し、1校時の指導案を作成。(120分) |
第9回 | 複素数の導入例、 幾何への利用の指導例 [事前学習] 上記分野に関し教科書での扱いを調べる。(120分) [事後学習] いずれかの分野に関し、1校時の指導案を作成。(120分) |
第10回 | 指導案に基づく模擬授業と検討Ⅰ(グループごとの模擬授業指導案の検討) [事前学習] グループで指導案の素案を作る。(180分) [事後学習] 本時中に検討された問題点、修正点を考慮し指導案を完成させる(120分) |
第11回 | 指導案に基づく模擬授業と検討Ⅱ(グループごとの模擬授業と検討) (6グループに分け2グループの模擬授業) [事前学習] 模擬授業をおこなう2班は予行演習、残りの4班は発表班の教材内容について教科書での扱いを調べる。(120分) [事後学習] 本時の模擬授業についての評価、改善すべき点を纏める。(120分) |
第12回 | 指導案に基づく模擬授業と検討Ⅲ(グループごとの模擬授業と検討) (6グループに分け後半2グループの模擬授業) [事前学習] 模擬授業をおこなう2班は予行演習、残りの4班は発表班の教材内容について教科書での扱いを調べる。(120分) [事後学習] 本時の模擬授業についての評価、改善すべき点を纏める。(120分) |
第13回 | 指導案に基づく模擬授業と検討Ⅲ(グループごとの模擬授業と検討) (6グループに分け後半2グループの模擬授業) [事前学習] 模擬授業をおこなう2班は予行演習、残りの4班は発表班の教材内容について教科書での扱いを調べる。(120分) [事後学習] 本時の模擬授業についての評価、改善すべき点を纏める。(120分) |
第14回 | 改訂された指導案のプレゼンテーションと質疑応答 [事前学習] 行われた模擬授業での反省点、改善点を整理する。(120分) [事後学習] 本時での議論を踏まえ、指導案を完成させ、15回に提出する。(120分) |
第15回 | これまでに検討・修正された指導案の提出。 平常試験とその解説 [事前学習] 第1回から14回までの内容を総復習する。(120分) [事後学習] 解説をもとに、平常試験の解答を検討する。(120分) |
その他
教科書 |
文部科学省 『中学校学習指導要領解説 (H29年告示) 数学編』 日本文教出版大阪 2018年
文部科学省 『高等学校学習指導要領解説(H30年告示) 数学編 』 学校図書株式会社 2019年
なお、『高等学校学習指導要領解説(平成30年告示)数学編』は2019年3月刊行予定であり、文部科学省ホームページよりダウンロード可能。
|
---|---|
参考書 |
特になし。適宜、 資料を配布する。
|
成績評価の方法 及び基準 |
平常試験、小テスト、 指導案および模擬授業の完成度による総合評価 |
質問への対応 | 質問は講義の前後に対面によるか、メールで受け付けます。 |
研究室又は 連絡先 |
アドレスは第一回講義のとき伝えます。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |