2023年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 教)物理学実験 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 5年 |
担当者 | 大久保・伴 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 土曜5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | X65B |
クラス | 教職課程_理科免許(1年時に基礎物理学実験の設置のない学科) |
概要
学修到達目標 | 基礎の物理実験について、学生の立場から、教員として立場での理解に進む必要がある。 プレゼンテーションや問題提起と解決、学生理解を考える等を行うことで、教員としての資質を養う。 |
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授業形態及び 授業方法 |
基本はオンデマンド型授業(自宅で実習実験)。 実験キットを用いて自宅での実験を行う。 学生の立場での実験を行うと共に教える側の視点に立った実験における注意事項を検討する。 特にキットによる自宅実験のメリット・デメリットを考察する。 これらを含めた報告をプレゼンテーションする。 教員との質疑応答により教員としての資質を養う。 |
履修条件 | 1年時設置科目に「基礎物理学実験」がある学科は基礎物理学実験を受講し単位取得すること。その為,海洋建築工学科・まちづくり工学科・旧カリの建築学科など「基礎物理学実験」を設置していない学科が対象である。 履修費用を納入する前に、受講予定者は6月末に大久保まで連絡を取ること(受講者が極端に少ない場合、この講座自体が中止となるなどの為)。メールタイトルは「教職物理実験の受講について」とすること。 |
授業計画
第1回 | 授業概要の説明と質疑応答(6月を予定)。 【事前学習】中学・高校で生徒として経験した物理実験について振り返ってくる(1時間) 【授業内容】事前にメールでやりとりした上でズームを用いて実験概要を説明する。 |
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第2回 | 実験キットを発送(7月末予定)。 【事前学習】力学に関する実験①について、原理・実験装置・手順を予習する(1時間)。 【授業内容】実験①を行う(2時間)。 8月上旬 |
第3回 | 【授業内容】実験①について実験結果をまとめる(2時間)。 8月上旬 【事後学習】実験①について、結果をまとめ、気づいたことを整理する(1時間)。 |
第4回 | 【事前学習】電気に関する実験②について、原理・実験装置・手順を予習する(1時間)。 【授業内容】実験②を行う(2時間)。 8月上旬 |
第5回 | 【授業内容】実験②について実験結果をまとめる(2時間)。 8月上旬 【事後学習】実験②について、結果をまとめ、気づいたことを整理する(1時間) |
第6回 | 【事前学習】実験①②について、報告試料をまとめる(1時間) 【授業内容】実験①②についての報告をパワーポイントを用いてプレゼンテーションする(動画作成し提出[A])(2時間)。8月中旬〆切予定 |
第7回 | 【事前学習】実験①②について、学生がミスをする可能性のある所を考えてくる(1時間) 【授業内容】第6回のプレゼンテーション動画への個別コメントをする。必要があれば再実験をする(2時間)。8月下旬予定 |
第8回 | 【事前学習】熱に関する実験③について、原理・実験装置・手順を予習する(1時間)。 【授業内容】実験③を行う(2時間)。8月下旬 |
第9回 | 【授業内容】実験③について実験結果をまとめる(2時間)。 8月下旬 【事後学習】実験③について、結果をまとめ、気づいたことを整理する(1時間) |
第10回 | 【事前学習】波動に関する実験④について、原理・実験装置・手順を予習する(1時間)。 【授業内容】実験④を行う(2時間)。8月下旬 |
第11回 | 【授業内容】実験④について実験結果をまとめる(2時間)。 8月下旬 【事後学習】実験④について、結果をまとめ、気づいたことを整理する(1時間) |
第12回 | 【事前学習】実験③④について、指導する場合に注意する点も整理しておく(1時間) 【授業内容】実験③④についての報告をプレゼンテーションする為にパワーポイントを作成し動画にして提出[B]する(2時間)。8月末〆切 |
第13回 | 【授業内容】第12回のプレゼンテーション動画への個別コメントをする。必要があれば再実験をする(2時間)。9月上旬予定 【事後学習】学生理解をよる深められるような(ミスをなくす、理解を深める)点を整理しておく。(1時間) |
第14回 | 【授業内容】学生理解をよる深められるような(ミスをなくす、理解を深める)補助教材考える。 【事後学習】上記内容をレポートとしてまとめる(1時間) |
第15回 | 【授業内容】実験①~④を振り返り,実験キットでの自宅実験のメリット・デメリットを整理し,学生理解をよる深められるような(ミスをなくす、理解を深める)補助教材の提案を含めてレポートを作成提出[C](9月上旬〆切予定)する。 (3時間) |
その他
教科書 |
基礎物理実験のテキストを差し上げます。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
[A]35%,[B]35%,[C]30%程度の総合判断により評価する。 |
質問への対応 | 本年はメール(ohkubo.naoki[アットマークに変更]nihon-u.ac.jp)にて対応。 |
研究室又は 連絡先 |
代表:大久保尚紀:1号館1階112室 |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:30 ~ 13:20 大久保
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学生への メッセージ |
受講することが決まったら、履修料を払い込む前に、大久保までメール(タイトルには「教職物理実験の受講について」とする)をして下さい(6月末まで)。 |