2023年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | 生物化学実験 | ||
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設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 西村・萩原 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 3 | 曜日時限 | 月曜3・4・5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E13I |
クラス | 注:前期前半 | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 生物を材料とした実験を行う.アミノ酸,酵素,脂質,および微生物の取り扱いに関する初歩的な実験を通して,生物化学の基礎的な知識と技術を身につけることができる。また、生物工学的な考え方を身につけることができる。 本授業科目はDP4及びCP4に該当しています。 科目ナンバリング:MFmAc-324* |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 講義終了後あるいは実験開始前にノートチェックを行うので,与えられた項目を予習し記入してくること.実験の実施は,遅れることなく開始し,時間内に終了することが要求される.提出されたレポートは添削して返却する. |
履修条件 | 生命科学概論の内容を十分に理解しておくこと. 生命科学 I 及び生命科学 II を履修することが望ましい. |
授業計画
第1回 | 実験における安全と注意事項 予習:実験を安全に行うためにを熟読(120分) 復習:注意事項と今後のスケジュールを確認(120分) |
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第2回 | アミノ酸の光学異性1:実験講義 予習:実験テキストを熟読(120分) 復習:講義内容をテキストを見ながら確認(120分) |
第3回 | アミノ酸の光学異性2:実験 予習:実験方法をフローチャーにしてノートに記入,原理や方法を調べノートに記入(120分) 復習:結果をまとめ,レポートの準備をする(120分) |
第4回 | アミノ酸の光学異性3:質疑応答とレポート提出 予習:実験結果をまとめ,考察し,レポートを書く(120分) 復習:ポイントの確認と失敗を繰り返さないための振り返り(120分) |
第5回 | 酵母からの酵素の抽出と酵素によるショ糖の分解1:実験講義 予習:実験テキストを熟読(120分) 復習:講義内容をテキストを見ながら確認(120分) |
第6回 | 酵母からの酵素の抽出と酵素によるショ糖の分解2:実験 予習:実験方法をフローチャーにしてノートに記入,原理や方法を調べノートに記入(120分) 復習:結果をまとめ,レポートの準備をする(120分) |
第7回 | 酵母からの酵素の抽出と酵素によるショ糖の分解3:質疑応答とレポート提出 予習:実験結果をまとめ,考察し,レポートを書く(120分) 復習:ポイントの確認と失敗を繰り返さないための振り返り(120分) |
第8回 | 肝臓からの脂質の抽出と薄層クロマトグラフィー1:実験講義 予習:実験テキストを熟読(120分) 復習:講義内容をテキストを見ながら確認(120分) |
第9回 | 肝臓からの脂質の抽出と薄層クロマトグラフィー2:実験 予習:実験方法をフローチャーにしてノートに記入,原理や方法を調べノートに記入(120分) 復習:結果をまとめ,レポートの準備をする(120分) |
第10回 | 肝臓からの脂質の抽出と薄層クロマトグラフィー3:質疑応答とレポート提出 予習:実験結果をまとめ,考察し,レポートを書く(120分) 復習:ポイントの確認と失敗を繰り返さないための振り返り(120分) |
第11回 | 微生物の培養とグラム染色1:実験講義 予習:実験テキストを熟読(120分) 復習:講義内容をテキストを見ながら確認(120分) |
第12回 | 微生物の培養とグラム染色2:実験 予習:実験方法をフローチャーにしてノートに記入,原理や方法を調べノートに記入(120分) 復習:結果をまとめ,レポートの準備をする(120分) |
第13回 | 微生物の培養とグラム染色3:微生物の観察,質疑応答とレポート提出 予習:実験結果をまとめ,考察し,レポートを書く(120分) 復習:ポイントの確認と失敗を繰り返さないための振り返り(120分) |
第14回 | 実験総括と平常試験 予習:実験のポイントの確認(120分) 復習:試験で不確かであった部分の復習(120分) |
第15回 | 平常試験の解説 予習:身につけたことの確認と振り返り(120分) 復習:試験で間違った部分を復習(120分) |
その他
教科書 |
実験テキストを配布します
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参考書 |
秋久・長田編 『生体分子化学』 共立出版 2008年 第2版
岩村秀,角五正弘 『理工系のための化学実験』 共立出版 第1版
山中健生 『微生物学への誘い』 培風館 2003年 第2版
天野明弘,太田勲・野津隆志 『スタディ・スキル入門』 有斐閣ブックス 2008年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
実験50%(欠席・遅刻・予習ノート不備で減点,実験態度で加点減点あり),報告書40%,試験10%で評価する. 短期大学部の決まりにより,出席回数が総授業回数の5分の3に満たない場合,学業成績の査定を行わない(単位修得できない). |
質問への対応 | 基本的には、授業中&終了直後に対応.このほか,原則としてオフィスアワーの時間帯に訪問・メール等で対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
西村:船橋836室(内5588),駿河台228B室(内824), 平戸:船橋838室(内5589) 萩原:船橋837室(内5360) 赤澤:船橋836室(内5294) |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:20 ~ 13:10 西村,萩原,平戸,赤澤
木曜 船橋 12:20 ~ 13:10 西村,萩原,平戸,赤澤
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学生への メッセージ |
実験は準備が勝負です。しっかりと予習をしてきて下さい。若者の斬新な視点で新たな発見をしてくれるのを楽しみにしています。 理工学部物質応用化学科の必修科目「専門化学実験I〜IV」に認定される科目です(分析化学・無機化学,物理化学・化学工学,高分子・有機化学,生物化学の4つの実験すべて取得の場合)。理工学部への編入を希望している学生は必ず受講してください。 2022年度成績分布 受講3名(S 34%, A 33%, B 33%, C 0%, D 0%) |