2023年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | 危険物管理入門 | ||
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設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 小林 良夫 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E23H |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 危険物関連の知識、危険物取扱者ならびに特定化学物質等作業主任者の資格取得について説明するほか、「資格に準ずるスキル」として科学調査法・法科学など有用な技術の基礎も習得できることを目標とする。また、学生各自の社会進路の選択肢拡大も視野に入れる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義形式で授業を行う。主にプロジェクターによる写真、動画、イラスト、音声で説明する。 |
履修条件 | 内容に興味を持ち、集中して知識を吸収し、自身の社会貢献の方向性に真剣に向き合う姿勢が望ましい。 |
授業計画
第1回 | 【授業内容】講義内容の概略について。危険物関連の知識、資格取得をはじめ、法科学・科学調査・化学鑑定を含めた様々なスキルの解説など、次回からの内容を説明。 【事前学習】一般に危険物にはどのような種類があるか、化学系国家資格にはどのようなものがあるかをそれぞれ予習する。(2時間) 【事後学習】授業内容の復習およびにおける不明点の列挙。危険物の種類を調べておく。(2時間) |
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第2回 | 【授業内容】危険物取扱者、特定化学物質等作業主任者などの受験に関する実際と合格しやすい受験方法。 【事前学習】危険物取扱者や特定化学物質作業主任者などの資格について調べておく。また、危険物第一類から第六類はどのような物質であるか予習する。(2時間) 【事後学習】危険物の種類や関連資格、および授業内容の復習および不明点の列挙。(2時間) |
第3回 | 【授業内容】危険物管理の重要性。特に今後日本で起こり得る犯罪やテロの危険性から鑑みた危険物管理の重要性の解説。 【事前学習】各自で日々のニュースに着目し、事件や事故で仮に危険物が過失や故意として存在した場合に引き起こされる状況を想定する。また、その場合の対処法も合わせて考える。(2時間) 【事後学習】事前学習と同様の内容に着目して、危険の予見と回避する方法の訓練に努める。(2時間) |
第4回 | 【授業内容】音声解析:基礎編1。音声解析に必要なソフトウエアとその使い方。 【事前学習】平素の危険予知訓練に努めるとともに、自身のキャリア形成と社会貢献について鑑みる。(2時間) 【事後学習】自身のキャリア形成の一環として、自身の長所と短所、得意分野や苦手分野を把握する。(2時間) |
第5回 | 【授業内容】音声解析:基礎編2。音声解析において、特徴を有する音声の声紋解析。 【事前学習】前回の授業内容を踏まえた上、学習としてのみにとどまらず、キャリア形成と社会貢献にどのように活用できるか鑑みる。(2時間) 【事後学習】第7回の授業で実施される平常試験に備え、これまでの学習における疑問点を明らかにし、次回の授業で質問できるようにまとめておく。(2時間) |
第6回 | 【授業内容】音声解析:応用編1。音声解析による偽装音声の異同識別。偽装音声として、声帯模写(=ものまね)を例とする。 【事前学習】前回の授業内容を踏まえた上、キャリア形成と将来の社会貢献を視野に入れて自身の方向性を鑑み、授業を受ける姿勢に反映できる方法を考える。(2時間) 【事後学習】次回の平常試験に備えてこれまでの授業内容をまとめておく(2時間) |
第7回 | 【授業内容】音声解析:応用編2。聴覚認知齟齬(=空耳)の音声解析、鳥と人の音声の違いなど。平常試験1。 【事前学習】平常試験に備えてこれまでの授業内容を再学習する。(2時間) 【事後学習】平常試験問題と回答の再確認、およびその重要性を把握するとともに、自身の理解度を確認する。(2時間) |
第8回 | 【授業内容】画像解析:その1。画像解析例として、顔相の解析例として、監視カメラ画像と候補者画像の異同識別について。平常試験1の解説。 【事前学習】前回の試験内容を踏まえた上、自身の理解度と学習で得たスキルの向上に努める。(2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえて、社会に貢献できる自身のキャリア形成に関する方向性を検討する。(2時間) |
第9回 | 【授業内容】画像解析:その2。画像解析例としての顔相。また、特殊カメラとしての赤外線・紫外線カメラ。 【事前学習】第10回の授業で行われる平常試験に備え、これまでの学習における疑問点を明らかにし、質問できるようにまとめておく。(2時間) 【事後学習】学習で得た種々の手法から鑑み、自身に有用な国家資格について鑑みるとともにその必要性を検討する。(2時間) |
第10回 | 【授業内容】音声解析と画像解析を組み合わせた応用例。人間における一連動作の総合解析。平常試験2。 【事前学習】平常試験に備えて、これまで学習した内容をまとめておく。(2時間) 【事後学習】平常試験内容を再確認するとともに、自身の学習における問題点を明らかにする。(2時間) |
第11回 | 【授業内容】化学鑑定スキルの応用実例1。実例を想定した科学調査の説明を行い、その場合の化学分析についても説明する。平常試験2の解説。 【事前学習】前回の授業内容を踏まえた上、自身の得意な科学分野の社会への貢献方法を検討する。(2時間) 【事後学習】授業内容を参考として、自身の得意分野と取得できる資格から、社会貢献に関する方向性を考える。(2時間 |
第12回 | 【授業内容】化学鑑定スキルの応用実例2。実例を想定した科学調査の説明を行い、その場合の化学分析についても説明する。 【事前学習】第13回の授業で行われる平常試験に備え、これまでの学習における疑問点を明らかにし、質問できるようにまとめておく。(2時間) 【事後学習】授業内容を参考として、自身の得意と苦手分野からのキャリア形成に関する方向性を考える。(2時間) |
第13回 | 【授業内容】化学鑑定スキルの応用実例3。実例を想定した科学調査の説明を行い、その場合の化学分析についても説明する。平常試験3。 【事前学習】これまでの学習内容を再確認し、平常試験に備えて学習した要点をまとめておく。(2時間) 【事後学習】平常試験問題に対する自身の理解度から鑑み、自身の学習における不足点や問題点を明らかにする。(2時間) |
第14回 | 【授業内容】鑑定スキルの総合的応用・メディア技術1。平常試験3の解説。 【事前学習】平常試験内容を踏まえた上、不明点を明らかにして質問できるようにまとめる。(2時間) 【事後学習】平常試験の成績を踏まえ、これまでの学習内容を総合的に顧みて各学習事項を再確認する。(2時間) |
第15回 | 【授業内容】鑑定スキルの総合的応用・メディア技術2。平常試験4。試験終了後にその解説。 【事前学習】平常試験に備え、これまで学んできた内容を総合的に顧みた把握を行う。(2時間) 【事後学習】これまで15回学んだ学習内容から、自身のキャリア形成の方向性と、学んだ内容の社会貢献への手法を考える(2時間) |
その他
教科書 | |
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(約75%)。授業への取組状況(約25%)。出席は60%を満たしていること。 |
質問への対応 | 基本的には授業中と終了直後に対応。また、授業終了後から約30分間は船橋校舎8号館838号室にて対応。 |
研究室又は 連絡先 |
kobayashi.yoshio 上記の後に@を付け、また、nihon-u.ac.jpも追加する。 |
オフィスアワー |
火曜 船橋 14:50 ~ 15:20
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学生への メッセージ |
危険物取扱者資格などをはじめとし、その他の有用なスキル(音声解析・画像解析・科学調査・化学鑑定など)をわかりやすく解説して、学生の皆さん自身が相応程度に習得できることを目標にしています。また、学生各自のキャリア形成と社会進路の選択肢拡大も目標とし、できれば多々の社会貢献ができる人材に成長するための一助になることを考えています。加えて、学生の皆さんのリクエストに応じつつ、キャリア形成の参考となるようなゲストスピーカーを毎年度数回お招きし、講義を行って頂いています。 |