2023年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | 無機化学Ⅰ | ||
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設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 三五 弘之 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E41M |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 1)原子の電子配置を築き上げることができる ⇒ 核外電子の挙動をイメージする 2)安定な電子配置を説明することができる ⇒ 化学結合に関わる原子・イオンの電子配置を知る 3)共有結合における電子の関わり方について説明することができる ⇒ 原子軌道と分子軌道の違いを知る 4)分子や結晶の構造について説明することができる ⇒ 規則正しい原子・分子・イオンの並び方を知る 本授業科目はDP1及びCP1に該当しています。 科目ナンバリング:MFmAc-207 |
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授業形態及び 授業方法 |
・「対面授業」を行う |
履修条件 | ・科目区分:専門教育科目>分野別専門教育>D 応用化学 ・履修条件:選択科目 ・高等学校での「化学基礎」あるいは「化学」を履修していることが望ましいが,その復習からはじめるので心配せずに受講して欲しい |
授業計画
第1回 | テーマ1:化学のはじまり (1)原子の概念 (2)ドルトンの原子説からアボガドロの分子説へ <準備学修 2時間> 今回のテーマについて教科書・高等学校の教科書・参考書などを精読し,さらに不明な点は各自で調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく.可能ならば,別掲の参考書も参照されたい. <事後学修 2時間> 講義で用いたPower Point 資料と教科書を照合してノートにまとめ,再度精読する. |
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第2回 | テーマ2:原子の構造 (1)原子構造の解明 (2)原子を構成する基本的粒子 (3)水素原子の発光スペクトル -Balmerのひらめき,Rydberg式- <準備学修 2時間> 今回のテーマについて教科書・高等学校の教科書・参考書などを精読し,さらに不明な点は各自で調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく.可能ならば,別掲の参考書も参照されたい. <事後学修 2時間> 講義で用いたPower Point 資料と教科書を照合してノートにまとめ,再度精読する. |
第3回 | (4)Bohr の理論と水素原子模型 -電子の軌道半径とエネルギー準位- <準備学修 2時間> 今回のテーマについて教科書・高等学校の教科書・参考書などを精読し,さらに不明な点は各自で調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく.可能ならば,別掲の参考書も参照されたい. <事後学修 2時間> 講義で用いたPower Point 資料と教科書を照合してノートにまとめ,再度精読する. |
第4回 | (5)新しい原子模型と量子数 ー原子中の電子の状態を決める要因ー <準備学修 2時間> 今回のテーマについて教科書・高等学校の教科書・参考書などを精読し,さらに不明な点は各自で調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく.可能ならば,別掲の参考書も参照されたい. <事後学修 2時間> 講義で用いたPower Point 資料と教科書を照合してノートにまとめ,再度精読する. |
第5回 | (6)元素の築き上げ(原子の電子配置) -Hund の法則,Pauli の排他律,電子配置による元素の分類ー <準備学修 2時間> 今回のテーマについて教科書・高等学校の教科書・参考書などを精読し,さらに不明な点は各自で調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく.可能ならば,別掲の参考書も参照されたい. <事後学修 2時間> 講義で用いたPower Point 資料と教科書を照合してノートにまとめ,再度精読する. |
第6回 | テーマ3:安定なイオンの電子配置 (1)貴ガス型電子殻構造 (2)18電子殻構造 (3)不活性電子対効果 <準備学修 2時間> 今回のテーマについて教科書・高等学校の教科書・参考書などを精読し,さらに不明な点は各自で調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく.可能ならば,別掲の参考書も参照されたい. <事後学修 2時間> 講義で用いたPower Point 資料と教科書を照合してノートにまとめ,再度精読する. |
第7回 | (4)有効核電荷 <準備学修 2時間> 今回のテーマについて教科書・高等学校の教科書・参考書などを精読し,さらに不明な点は各自で調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく.可能ならば,別掲の参考書も参照されたい. <事後学修 2時間> 講義で用いたPower Point 資料と教科書を照合してノートにまとめ,再度精読する. |
第8回 | テーマ4:元素の一般的性質 (1)原子の大きさ (2)イオンの大きさ <準備学修 2時間> 今回のテーマについて教科書・高等学校の教科書・参考書などを精読し,さらに不明な点は各自で調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく.可能ならば,別掲の参考書も参照されたい. <事後学修 2時間> 講義で用いたPower Point 資料と教科書を照合してノートにまとめ,再度精読する. |
第9回 | テーマ5:化学結合に関わるエネルギー (1)イオン化エネルギー (2)電子親和力 <準備学修 2時間> 今回のテーマについて教科書・高等学校の教科書・参考書などを精読し,さらに不明な点は各自で調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく.可能ならば,別掲の参考書も参照されたい. <事後学修 2時間> 講義で用いたPower Point 資料と教科書を照合してノートにまとめ,再度精読する. |
第10回 | (3)電気陰性度 <準備学修 2時間> 今回のテーマについて教科書・高等学校の教科書・参考書などを精読し,さらに不明な点は各自で調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく.可能ならば,別掲の参考書も参照されたい. <事後学修 2時間> 講義で用いたPower Point 資料と教科書を照合してノートにまとめ,再度精読する. |
第11回 | テーマ6:イオン結合と結晶構造 (1)イオン結合 (2)結晶格子の表し方 ー単位格子と結晶系及びブラベ格子ー (3)イオン結晶の構造 -限界半径比ー <準備学修 2時間> 今回のテーマについて教科書・高等学校の教科書・参考書などを精読し,さらに不明な点は各自で調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく.可能ならば,別掲の参考書も参照されたい. <事後学修 2時間> 講義で用いたPower Point 資料と教科書を照合してノートにまとめ,再度精読する. |
第12回 | (4)格子欠陥 -化学量論的欠陥と非化学量論的欠陥ー <準備学修 2時間> 今回のテーマについて教科書・高等学校の教科書・参考書などを精読し,さらに不明な点は各自で調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく.可能ならば,別掲の参考書も参照されたい. <事後学修 2時間> 講義で用いたPower Point 資料と教科書を照合してノートにまとめ,再度精読する. |
第13回 | テーマ7:共有結合と分子モデル (1)原子価結合法と混成軌道 (2)VSEPR理論に基づく分子の構造 <準備学修 2時間> 今回のテーマについて教科書・高等学校の教科書・参考書などを精読し,さらに不明な点は各自で調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく.可能ならば,別掲の参考書も参照されたい. <事後学修 2時間> 講義で用いたPower Point 資料と教科書を照合してノートにまとめ,再度精読する. |
第14回 | (3)共鳴の概念 <準備学修 2時間> 今回のテーマについて教科書・高等学校の教科書・参考書などを精読し,さらに不明な点は各自で調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく.可能ならば,別掲の参考書も参照されたい. <事後学修 2時間> 講義で用いたPower Point 資料と教科書を照合してノートにまとめ,再度精読する. |
第15回 | 【平常試験の実施】 <準備学修 2時間> 第1回から第14回までの講義を復習し,各自で試験対策をしておく. 【平常試験の解説】 <事後学修 2時間> 解説と自分の解答を比較し,間違ったところを再度復習する. |
その他
教科書 |
坪村 太郎・川本 達也・佃 俊明 『無機化学の基礎[ISBN978-4-7598-1837-6]』 化学同人 2019年 第1版
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参考書 |
三吉 克彦 『はじめて学ぶ大学の無機化学[ISBN978-4-7598-0798-1]』 化学同人 2018年 第1版
田中 勝久 他訳 『シュライバー・アトキンス 無機化学(上)[ISBN978-4-8079-0898-1]』 東京化学同人 2016年 第6版
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(90%)を実施し,講義への取り組み姿勢を含めた平常点(10%)と合わせて評価する |
質問への対応 | オフィスアワーおよびメールで対応する |
研究室又は 連絡先 |
・船橋校舎8号館822室 ・sango.hiroyuki※nihon-u.ac.jp(※には@を入れてください) |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:10 ~ 13:20
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学生への メッセージ |
・無機化学というよりは,「大学で学ぶ化学の出発点」といった位置づけの科目である ・気楽に受講して,しっかり「モノ」にして欲しい |