2023年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | 多変量解析 | ||
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設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 眞中 裕子 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E41R |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 今まで学んできた線形代数や微分積分学の基礎知識を基に、シラバスに記載された各分析法の手法を学び、その適用例と計算法を演習問題によって習得する。また各分析法について関連問題を解き、得られた結果について解釈し自らの言葉でそれを表現する事ができる。 本授業科目はDP3及びCP3に該当しています。 科目ナンバリング:MFmIs-303 |
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授業形態及び 授業方法 |
[対面授業] 資料を読み参考にしながら講義を聴いて理解し、演習問題やレポート課題に取り組む。 |
履修条件 | 微分積分学 I, II, 線形代数、線型空間論、数理統計 I, II を履修している事が望ましい。 |
授業計画
第1回 | イントロダクション:公表されているシラバスに記載されている事柄について確認し、これから学ぶ多変量解析の内容について紹介する。 事前学習:シラバスをよく読み、質問事項などをまとめておく。(60分) 事後学習:シラバスに記載された参考書などを実際に手に取り確認する。(180分) |
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第2回 | 回帰分析:相関係数の定義とその意味を確認し最小二乗法によって得られた回帰直線の式を確認し、具体的なデータから回帰分析を行う。 事前学習:数理統計 II の内容や確率統計の復習をし、質問事項などをまとめておく。(120分) 事後学習:ノートや配布資料を再度読み直して講義内容を復習し、扱った問題を見直して自ら解けるようにしておく。(120分) |
第3回 | 重回帰分析:最小二乗法による重回帰分析の手法について復習し、具体的なデータから、当てはまりの良さについて単回帰分析と重回帰分析の結果を比較する。 事前学習:数理統計 II や確率統計の内容を復習し、扱った演習問題の解法を確認し質問事項などをまとめておく。(120分) 事後学習:ノートや配布資料を再度読み直して講義内容を復習し、扱った問題を見直して自ら解けるようにしておく。(120分) |
第4回 | まとめと小テスト:学んだ講義内容について復習し、理解度を確認するための小テストを受けて、知識の定式化を図る。 事前学習:講義内容を復習し、扱った演習問題の解法を確認し、質問事項などをまとめておく。(120分) 事後学習:ノートや配布資料を再度読み直して講義内容を復習し、扱った問題を見直して自ら解けるようにしておく。(120分) |
第5回 | 判別分析(1):判別分析についてその分析法の手法を学び、問題を解いて理解を深める。 事前学習:前回までの講義内容を復習し、扱った演習問題の解法を確認し、質問事項などをまとめておく。(120分) 事後学習:ノートや配布資料を再度読み直して講義内容を復習し、扱った問題を見直して自ら解けるようにしておく。(120分) |
第6回 | 判別分析(2):判別分析の結果についてその解釈を学び、具体的なデータから判別分析の問題を解く。 事前学習:前回までの講義内容を復習し、扱った演習問題の解法を確認し、質問事項などをまとめておく。(120分) 事後学習:ノートや配布資料を再度読み直して講義内容を復習し、扱った問題を見直して自ら解けるようにしておく。(120分) |
第7回 | クラスター分析(1):クラスター分析の手法について学び、関連問題を解いて理解を深める。 事前学習:前回までの講義内容を復習し、扱った演習問題の解法を確認し、質問事項などをまとめておく。(120分) 事後学習:ノートや配布資料を再度読み直して講義内容を復習し、扱った問題を見直して自ら解けるようにしておく。(120分) |
第8回 | クラスター分析(2):階層的クラスタリングとその結果の解釈について学ぶ。 事前学習:講義内容を復習し、扱った演習問題の解法を確認し、質問事項などをまとめておく。(120分) 事後学習:ノートや配布資料を再度読み直して講義内容を復習し、扱った問題を見直して自ら解けるようにしておく。(120分) |
第9回 | 主成分分析(1):主成分分析についてその目的を学び解析法を導き出す。 事前学習:講義内容を復習し、扱った演習問題の解法を確認し、質問事項などをまとめておく。(120分) 事後学習:ノートや配布資料を再度読み直して講義内容を復習し、扱った問題を見直して自ら解けるようにしておく。(120分) |
第10回 | 主成分分析(2):主成分分析法を用いて具体的なデータの解析を行いその結果の解釈について学ぶ。 事前学習:講義内容を復習し、扱った演習問題の解法を確認し、質問事項などをまとめておく。(120分) 事後学習:ノートや配布資料を再度読み直して講義内容を復習し、扱った問題を見直して自ら解けるようにしておく。(120分) |
第11回 | まとめと小テスト:学んだ講義内容について復習し、理解度を確認するための小テストを受けて、知識の定式化を図る。 事前学習:講義内容を復習し、扱った演習問題の解法を確認し、質問事項などをまとめておく。(120分) 事後学習:ノートや配布資料を再度読み直して講義内容を復習し、扱った問題を見直して自ら解けるようにしておく。(120分) |
第12回 | 因子分析(1):因子分析の手法について学び、関連した問題をとく。 事前学習:講義内容を復習し、扱った演習問題の解法を確認し、質問事項などをまとめておく。(120分) 事後学習:ノートや配布資料を再度読み直して講義内容を復習し、扱った問題を見直して自ら解けるようにしておく。(120分) |
第13回 | 因子分析(2):因子分析法によって得られた結果について解釈とその根拠を探る。 事前学習:講義内容を復習し、扱った演習問題の解法を確認し、質問事項などをまとめておく。(120分) 事後学習:ノートや配布資料を再度読み直して講義内容を復習し、扱った問題を見直して自ら解けるようにしておく。(120分) |
第14回 | まとめと理解度確認のテスト:多変量解析の講義で学んだ内容について復習し、理解度を確認するためのテスト問題に取組み、知識の定着化を図る。 事前学習:講義内容を復習し、扱った演習問題の解法を確認し、質問事項などをまとめておく。(180分) 事後学習:ノートや配布資料を再度読み直して講義内容を復習し、扱った問題を見直して自ら解けるようにしておく。(60分) |
第15回 | まとめ:学んだ多変量解析の解析法全般について振り返り、その適用分野と発展性について探る。 事前学習:講義内容を復習し、扱った演習問題の解法を確認し、質問事項などをまとめておく。(120分) 事後学習:ノートや配布資料を再度読み直して講義内容を復習し、扱った問題を見直して自ら解けるようにしておく。(120分) |
その他
教科書 |
原田史子、島川博光 『線形代数に基づく データ分析法』 共立出版 2016年 第1版
この本を用いながら講義を展開し更なる展開を試みる。
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参考書 |
松本裕行 『確率・統計の基礎』 学術図書出版社 2014年 第1版
栗本進二、綿森葉子、田中秀和 『統計学基礎』 共立出版 2016年 第1版
P.G. ホーエル 『初等統計学』 培風館
講義内容で扱った確率・統計の理論等について知識を再確認し復習するために用いると良い。
講義の進度に合わせて適宜紹介する。
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成績評価の方法 及び基準 |
授業への取り組み状況(レポート、小テストや演習問題解答の発表など)50%、理解度確認テストが50%とする。中間試験などの答案は採点した後コピーして返却する。提出期限の守れなかったものについては50%評価とする。出席回数は総授業数の5分の3(9回)に満たない場合は、履修放棄として取り扱い学業成績をE(判定不可)とする。 |
質問への対応 | 授業中の演習の時間等に積極的に質問することを奨励する。 |
研究室又は 連絡先 |
初回講義で紹介する。 |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:10 ~ 13:05
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学生への メッセージ |
今や多変量解析法は多様な分野で用いられ重要さを増している。数理統計で学んだ確率統計の理論を基に、講義を通じてその具体的な分析法と適用法を学び、データ処理の結果と解釈について自らの言葉で考え、その危うさも含めて認識できるようになってほしい。出来るだけシンプルに楽しい例を取り上げるので、各自がその概念を自分の言葉で説明できるようになりましょう。 【令和4年度成績分布状況】履修者数8名 S:1人(14.29%),A:3人(42.86%),B:1人(14.29%),C:2人(28.57%),D:0人(0%),E:1人 |