2023年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | 流体力学演習Ⅱ | ||
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設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 宮城 徳誠 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 木曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E42L |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 流体力学の実際の問題を解けるようにするため、課題演習により、流体力学ⅠおよびⅡで行う講義内容では理解しづらい問題をより理解する。 問題の解答にあたっては、論理的な展開で記述し、流体力学の問題についての思考力を鍛える。 科目ナンバリング:MFmMe-306* |
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授業形態及び 授業方法 |
授業は対面授業にて行う。 各回、流体力学に関する問題を提起して、解答の段階を通して論理的な思考を身に着ける。 したがって、解答に際しては、より分かりやすく展開し、記述する必要がある。次回演習実施の折に、添削済みの解答用紙および模範解答を配布して、各人の理解向上の一助とする。 授業内または時間外学修として課題問題を提示する.提出後に課題についての解説をおこなう.CSTーVOICEを課題提供・課題提出および解説の場として活用するので,よく確認すること. |
履修条件 | 流体力学I,流体力学IIを履修しているのが望ましい. |
授業計画
第1回 | 講義の概要および実施方法の説明 流体の粘性 ①粘性 ②粘度の定義と単位, ③動粘度 ④流体の物性値 授業後: 教科書の指定する範囲の例題を解いておくこと(60分) |
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第2回 | 管内流れの特性(1) ①層流と乱流 ②臨界レイノルズ数 授業後: 添削された演習問題について,改めて解いてみること.(60分) 教科書の指定する範囲の例題を解いておくこと(60分) |
第3回 | 管内流れの特性(2) ①ダルシーワイズバッハの式 ②管摩擦係数 授業後: 添削された演習問題について,改めて解いてみること.(60分) 教科書の指定する範囲の例題を解いておくこと(60分) |
第4回 | 管内流れの特性(3) ①ハーゲン・ポアズイユの式(2次元) ②クエット流れ(2次元流れ) 授業後: 添削された演習問題について,改めて解いてみること.(60分) 教科書の指定する範囲の例題を解いておくこと(60分) |
第5回 | 管内流れの特性(4) ①円管内の乱流 ②渦粘度,渦動粘度 授業後: 添削された演習問題について,改めて解いてみること.(60分) 教科書の指定する範囲の例題を解いておくこと(60分) |
第6回 | 管内流れの特性(5) ①円管における圧力損失 ②非円形管の圧力損失 授業後: 添削された演習問題について,改めて解いてみること.(60分) 教科書の指定する範囲の例題を解いておくこと(60分) |
第7回 | 理解度確認演習の振り返り 授業後: 添削された演習問題について,改めて解いてみること.(60分) 教科書の指定する範囲の例題を解いておくこと(60分) |
第8回 | 管内流れの特性(5) ①管路要素における各種損失 ②ディフーザー ③エルボのある流路 授業後: 添削された演習問題について,改めて解いてみること.(60分) 教科書の指定する範囲の例題を解いておくこと(60分) |
第9回 | 管内流れの特性(6) ①管路径のエネルギ損失 ②修正ベルヌーイの式 ③ポンプ動力 授業後: 添削された演習問題について,改めて解いてみること.(60分) 教科書の指定する範囲の例題を解いておくこと(60分) |
第10回 | 物体周りの流れ(1) ①流体の相似則(レイノルズ数,オイラー数) 授業後: 添削された演習問題について,改めて解いてみること.(60分) 教科書の指定する範囲の例題を解いておくこと(60分) |
第11回 | 物体周りの流れ(2) 揚力係数と抗力係数 授業後: 添削された演習問題について,改めて解いてみること.(60分) 教科書の指定する範囲の例題を解いておくこと(60分) |
第12回 | 物体周りの流れ(3) 円柱周りの流れ 授業後: 添削された演習問題について,改めて解いてみること.(60分) 教科書の指定する範囲の例題を解いておくこと(60分) |
第13回 | 物体周りの流れ(4) 平板状の境界層 授業後: 添削された演習問題について,改めて解いてみること.(60分) 教科書の指定する範囲の例題を解いておくこと(60分) |
第14回 | 物体周りの流れ(5) 噴流と後流 授業後: 添削された演習問題について,改めて解いてみること.(60分) 教科書の指定する範囲の例題を解いておくこと(60分) |
第15回 | 全体の総括 授業後: 添削された演習問題について,改めて解いてみること.(60分) 教科書の指定する範囲の例題を解いておくこと(60分) |
その他
教科書 |
鈴木 康方, 関谷 直樹, 彭 國義, 松島 均, 沖田 浩平 『流体力学』 機械系コアテキストシリーズ コロナ社 2018年
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参考書 |
『JSMEテキストシリーズ 流体力学』 日本機械学会 2005年
池森亀鶴、黒瀬元雄、越智光昭 『改訂 水力学』 コロナ社 2004年
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成績評価の方法 及び基準 |
受講態度および解答内容により総合的に判断する。 解答内容80%、講義への取り組み20% 出席回数が総授業回数の5分の3(9回)に満たない場合は,履修放棄と取り扱い,学業成績を評価E(判断不可)とする. |
質問への対応 | 授業中に対応する。 メールでの質問は随時受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
宮城:miyagi.norimasa@nihon-u.ac.jp ”@”は半角に変更 船橋校舎9号館 916B室 |
オフィスアワー |
木曜 船橋 12:10 ~ 13:20
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学生への メッセージ |
先ず、自分で解答すること。演習回答は自己満足ではなく、自身の記述内容が他人に理解してもらえるような解答をするよう心掛けてください。 【令和3年度成績分布状況】履修者数10名 S:3人(30%),A:2人(20%),B:1人(10%),C:1人(10%),D:3人(30%),E:0人 |