2023年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | 機械工作法Ⅱ | ||
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設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 山田 高三 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E45F |
クラス | ものづくり・サイエンス総合学科 | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 機械や装置を設計・製作するには多くの種類の加工法が利用される.また,新たな加工法が日々開発・提案されており,実際の機械や装置の製作に利用されている.この科目は機械技術者として知っておくべき基本的な加工法について学び,これを大まかに理解することを目標とする. 本授業科目はDP1及びCP1に該当しています。 科目ナンバリング:MFmMe-208* |
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授業形態及び 授業方法 |
授業形態は対面とする. 教科書に沿って授業を進める予定である.板書主体で授業を進行する. 企業において設計,製造に携わった経験に基づき,ものづくりの基本的な考え方について理解し,関心が持てるよう授業を行う. |
履修条件 | 特にない. |
授業計画
第1回 | 機械加工法の概要 溶接,塑性加工,研削加工,特殊加工法,NC工作機械の重要性について理解する. 【事前学習】シラバスに目を通し,どのような加工方法があるかを確認しておく.(120分) 【事後学習】復習用ノートに授業内容をまとめておく.(120分) |
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第2回 | 塑性加工:塑性加工の原理 弾性域と塑性域の違いを理解し,応力-ひずみ曲線から応力とひずみを求められるようにする. 【事前学習】教科書の関連個所を読み,理解できない個所をまとめておく.(120分) 【事後学習】復習用ノートに授業内容をまとめておく.(120分) |
第3回 | 塑性加工:平均変形抵抗 塑性加工での加工力を求める際の基準となる平均変形抵抗を応力-ひずみ曲線から求められるようにする. 【事前学習】教科書の関連個所を読み,理解できない個所をまとめておく.(120分) 【事後学習】復習用ノートに授業内容をまとめておく.(120分) |
第4回 | 塑性加工:加工硬化 塑性加工の最大のメリットである加工硬化について理解する. 【事前学習】教科書の関連個所を読み,理解できない個所をまとめておく.(120分) 【事後学習】復習用ノートに授業内容をまとめておく.(120分) |
第5回 | 塑性加工:鍛造,圧延 鍛流線を生かした塑性加工と,ローラーを用いた圧延を理解する. 【事前学習】教科書の関連個所を読み,理解できない個所をまとめておく.(120分) 【事後学習】復習用ノートに授業内容をまとめておく.(120分) |
第6回 | 塑性加工:プレス加工,その他の塑性加工法 各種の塑性加工法を理解する. 【事前学習】教科書の関連個所を読み,理解できない個所をまとめておく.(120分) 【事後学習】復習用ノートに授業内容をまとめておく.(120分) |
第7回 | 【1回目の試験の実施および解説】 塑性加工について理解する. 【事前学習】教科書の関連個所を読み,理解できない個所をまとめておく.(120分) 【事後学習】復習用ノートに授業内容をまとめておく.(120分) |
第8回 | 溶接:概要,アーク溶接 アーク溶接の原理と欠点,自動化の方法について理解する. 【事前学習】教科書の関連個所を読み,理解できない個所をまとめておく.(120分) 【事後学習】復習用ノートに授業内容をまとめておく.(120分) |
第9回 | 溶接:ガス溶接 溶接の原理と各種方法を理解する. 【事前学習】教科書の関連個所を読み,理解できない個所をまとめておく.(120分) 【事後学習】復習用ノートに授業内容をまとめておく.(120分) |
第10回 | 溶接:電気抵抗溶接,その他の溶接 スポット溶接やアプセット溶接など,電気抵抗を用いた溶接法を理解する. 【事前学習】教科書の関連個所を読み,理解できない個所をまとめておく.(120分) 【事後学習】復習用ノートに授業内容をまとめておく.(120分) |
第11回 | 溶接:溶接部の組織・変形・欠陥・検査 溶接における欠陥とその検査方法について理解する. 【事前学習】教科書の関連個所を読み,理解できない個所をまとめておく.(120分) 【事後学習】復習用ノートに授業内容をまとめておく.(120分) |
第12回 | 研削加工:研削理論,研削砥石,自生発刃作用 仕上げ加工に用いられる研削加工を理解し,工具として用いられる砥石とその構造を理解する. 砥石が工具として使われる利点である自生発刃作用について理解する. 【事前学習】教科書の関連個所を読み,理解できない個所をまとめておく.(120分) 【事後学習】復習用ノートに授業内容をまとめておく.(120分) |
第13回 | 研削加工:平面研削,円筒研削,心なし研削 研削加工に用いられる各種加工法について理解する. 【事前学習】教科書の関連個所を読み,理解できない個所をまとめておく.(120分) 【事後学習】復習用ノートに授業内容をまとめておく.(120分) |
第14回 | 特殊加工法:ホーニング,ラッピング,超音波加工 砥粒を用いた各種加工方法について理解する. 自動化:自動化や省力化は生産性向上に欠かせない.これに必要なFA、CAD/CAM、FMC、FMS、CIMについて理解する. 【事前学習】教科書の関連個所を読み,理解できない個所をまとめておく.(120分) 【事後学習】復習用ノートに授業内容をまとめておく.(120分) |
第15回 | 【2回目の試験の実施および解説】 溶接と研削加工について理解する. 【事前学習】教科書の関連個所を読み,理解できない個所をまとめておく.(120分) 【事後学習】復習用ノートに授業内容をまとめておく.(120分) |
その他
教科書 |
臼井英治,松村隆 『機械製作法要論』 東京電機大学出版局 1999年 第1版
機械工作法の基本的なことが記載されており,理解しやすい.
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参考書 |
講義中に逐次紹介する.
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成績評価の方法 及び基準 |
2回の試験の結果をそれぞれ50点満点とし,合計100点満点で評価する. ただし,15回中9回未満の出席でE判定とする. |
質問への対応 | E-Mailにて連絡をしてくれれば,いつでも対応する. |
研究室又は 連絡先 |
E-Mail yamada.takazo@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 船橋 12:00 ~ 13:00
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学生への メッセージ |
【令和4年度成績分布状況】 履修者11名 S:3名,A:2名,B:0名,C:2名,D:1名,E:3名 |