2023年 短期大学部 シラバス - 総合教育科目・補充教育科目
設置情報
科目名 | 自主創造の基礎 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 豊田・梅津 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | N12A |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 【一般目標(GIO)】 1 学部・学科に関わらず,本学の学生として共通して身に付けるべき学修姿勢や修得すべきスタディ・スキルを身に付ける 2 多様な存在を認め,それぞれの価値観を尊重しながら他者と関わり合うことで,自身の立ち位置を相対的に理解する 3 自ら設定した課題について論理的かつ批判的に検討を行いながら,自身の考えを伝える力を身に付ける 【学修目標(SBOs)】 本科目では,各TARGETで学修目標を定めています。 ―――――――――― [TARGET1]日大生としてのアイデンティティ ■ 日本大学についてさまざまな角度から概観することで,本学で学ぶ意味や意義について,説明することができる ■ 所属学部・学科の特色を理解し,在学中の目標設定し,学びの意識を高めることができる ―――――――――― [TARGET2]コミュニケーションとインクルージョン ■ さまざまなコミュニケーションの在り方や特徴を説明することができる ■ 自身の考えを適切に伝達することができる ■ 他者の意見に傾聴することができる ■ 多様な存在や価値観を受容し,尊重しながら,協働することができる ―――――――――― [TARGET3]論理的・批判的思考とアウトプット ■ グループまたは個人でテーマを設定することができる ■ 他者の意見を尊重しながら多角的かつ批判的に自身の考えを見直す伝えることができる ■ ワークでの検討結果を論理的に構成し,他者へ説明することができる ■ 他者の成果物に対して,自身の考えを示すことができる ―――――――――― 【ディプロマ・ポリシーとの関係性】 本科目は,DP1, DP2,DP3,DP4,DP5,DP6,DP7,DP8 に該当する科目です。 科目ナンバリング:CNB-101 |
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授業形態及び 授業方法 |
オンライン(Zoom等を利用した同時双方向型)にて行う。 基本的には,①授業開始時に動画を視聴,②Zoomミーティングに参加し,課題等について考察・議論を行う,③授業後に課題に回答する,を1セットとする。 なお,別途指示のない場合は,授業資料等の配付は「LMS-V2 Canvas」を使用する。また,課題等の提出は,原則として「LMS-V2 Canvas」経由とする。 |
履修条件 | なし |
授業計画
第1回 | スタートアップ ◆本科目の意味や意義,位置づけについて要点をとらえることができる ◆大学生としての学びの在り方について理解し,説明することができる ―――――――――― [事前学修:2時間] ・学部要覧の履修方法や卒業要件に関するページを熟読します ・『ミライヲツクル~Learning Guide~』を熟読します [事後学修:2時間] ・大学生としての「学修」について,理解を深めます ・「日本大学教育憲章」について,理解を深めます ・履修中の科目(及び履修予定の科目)のシラバスを読み,各科目の目的や位置づけについて 確認した上で,適切に履修登録が行われているかを確認します |
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第2回 | 日本大学を知る① ◆本学への入学動機について振り返ることができる ◆本学の歴史や特色を理解し,説明することができる ―――――――――― [事前学修:1時間] ・入学前に抱いていた本学のイメージや本学を受験した理由について整理します ・社会で活躍する本学の卒業生について,所属する学部や学科にとらわれず,幅広く調べます [事後学修:1時間] ・授業内で視聴した動画や担当教員による追加説明から得られた新情報について整理し,インターネット等で関連する情報を収集します |
第3回 | 日本大学を知る② ◆本学の総合大学としてのメリットを理解し,説明することができる ◆在学中の大きな目標を設定することができる ―――――――――― [事前学修:1時間] ・指定された事前学修動画から1つを選択し,視聴します ・視聴した動画について,自身の考えをまとめます [事後学修:1時間] ・選択しなかった事前学修動画を視聴し,あらためて本学の総合大学としてのスケールメリットについて考えます ・本時に作成した「在学中の目標設定」を達成するための具体的な方法を考えます |
第4回 | 理工学部を知る(理工学部を知る①) ◆所属学部の特徴を理解し,説明することができる ◆所属学部の施設・設備とその利用方法を理解することができる ―――――――――― [事前学修:2時間] ・理工学部にはどのような施設・設備があるかについて,インターネット等で情報を収集します ・理工学部の周辺地域について,情報を収集します [事後学修:2時間] ・理工学部には,事前学習動画で紹介しきれない施設・設備もあることから,それらについて学部HP等で調査をし,在学中の目標設定や利用方法について考えます |
第5回 | 学科を知る(理工学部を知る②) ◆所属学科の特徴を理解し,説明することができる ◆卒業後のキャリアをイメージし,段階的な目標を設定することができる ―――――――――― [事前学修:2時間] ・入学前に所属する学科や学系を進路として選択した理由を整理します ・所属学科のこれまでの卒業生の進路について下調べを行います ・自身の卒業後のキャリアについてイメージします [事後学修:2時間] ・所属学科の卒業後のキャリアについて,あらためてインターネットや冊子等で 情報を収集し,さらに理解を深めます ・特に,自身の興味・関心のある業種・業界について掘り下げ,より具体的な目標を定めます |
第6回 | コミュニケーション・スキルの錬成① ◆大学生に求められるネチケットを理解し,説明することができる ◆自身の考えを他者に伝えることができる ◆他者を尊重し,傾聴することができる ―――――――――― [事前学修:2時間] ・ネチケットについて,下調べを行います ・SNSに起因するトラブルを調べ,自身の考えや解決策について考えます ・第1週の授業動画「ディスカッションの方法」をあらためて視聴し,グループワークに備えます [事後学修:2時間] ・ネチケットについて理解を深め,SNSに起因するトラブルを引き起こしたり,巻き込まれないよう自身の考えや対策を具体化します |
第7回 | コミュニケーション・スキルの錬成② ◆KJ 法による協働ワークを通して,複数の学生の考えを集約することができる ◆グループでの議論を通して,自身の考えを深めることができる ―――――――――― [事前学修:2時間] ・所属する学部・学科に関する情報を多角的に収集します ・第1週の授業動画「オンラインツールの使用方法」をあらためて視聴し,円滑に使用できるようにします [事後学修:2時間] ・授業内で決めた5つのキーワードについて,あらためてインターネット等で情報を収集し,所属学部・学科以外の学生に説明できるようにします ・議論にあたって用いた手法やツールについて理解を深め,今後のディスカッションで活用できるようにします |
第8回 | ワールド・カフェ(N-MIX)① ◆学部を越えた交流を通して,本学のスケールメリットをあらためて認識することができる ◆複数の学部や学系が共存するグループで,多様な考えを認めながら協働ワークを行うことができる ◆協働ワークの成果をまとめ,伝えることができる ―――――――――― [事前学修:2時間] ・ワールド・カフェの趣旨を理解し,協働ワークに資するオンラインツールを円滑に使用できるようにします ・自身の所属以外で本学にどのような学部・学科があるかについて,あらためて確認します(第2週で既修) ・協働ワークを前提に,第6週及び第7週の既修事項について,あらためて確認を行います |
第9回 | ワールド・カフェ(N-MIX)① ◆学部を越えた交流を通して,本学のスケールメリットをあらためて認識することができる ◆複数の学部や学系が共存するグループで,多様な考えを認めながら協働ワークを行うことができる ◆協働ワークの成果をまとめ,伝えることができる ―――――――――― [事後学修:2時間] ・ワールド・カフェを通じて得られた経験から,今後の協働ワークの進め方について考えをまとめます |
第10回 | 論理的・批判的思考の錬成① ◆プレゼンテーションの目的や手法について理解し,説明することができる ◆プレゼンテーションの構成や作成のステップについて理解し,説明することができる ◆グループでの議論を通して,テーマを決定することができる ―――――――――― [事前学修:2時間] ・ワールド・カフェでの学びの経験や感想について,他者に伝えられるよう整理します ・プレゼンテーションの方法について,下調べを行います [事後学修:3時間] ・プレゼンテーションの作成手順について確認します ・グループで決定したテーマについて,取り上げたい具体的な内容を考えるとともに,関連事項について調べます |
第11回 | 論理的・批判的思考の錬成② ◆資料や先行研究を調べ,得られた情報を整理することができる ◆正しい引用の方法について理解し,説明することができる ◆グループでの議論を通して,章立てを行うことができる ―――――――――― [事前学修:2時間] ・第1週の授業動画「盗用・剽窃への注意」をあらためて視聴し,理解を深めます ・前時の事後学修で調べた内容について,他者に説明できるよう整理します [事後学修:3時間] ・他者の意見を引用する際の作法について,あらためて確認します ・議論にあたって不足している情報について,オンライン検索システム等を利用して適切に収集し,整理します |
第12回 | 検討結果のアウトプット① ◆聴き手に「見やすい」提示資料の技巧について理解し,説明することができる ◆章立てに従って,提示資料を作成することができる ―――――――――― [事前学修:2時間] ・前時の事後学修で調べた内容について,他者に説明できるよう整理します ・プレゼンテーションの提示資料をより見やすくするための工夫について,下調べを行います [事後学修:5時間] ・作成した提示資料を客観的に見直し,不足している情報を追加します ・提示資料のフォーマットについて,問題点や改善点がないか確認を行います |
第13回 | 検討結果のアウトプット② ◆聴き手に「分かりやすい」発表の技術について理解し,説明することができる ◆模擬発表の実践を通して,提示資料や発表方法について改善を行うことができる ―――――――――― [事前学修:3時間] ・前時の事後学修で追加作成した新たな項目を含め,グループ全員の提示資料を統合します ・発表者の割り当てに従って,模擬発表に向けた準備を行います ・聴き手がより理解しやすい発表を行うための工夫について,下調べを行います [事後学修:5時間] ・プレゼンターの技術について理解を深めながら,発表練習を行います ・作成した提示資料を客観的に見直し,情報の追加や削除,修正を行います ・自グループのプレゼンテーション全体について,「見やすさ」「わかりやすさ」の観点から再検証し,適宜修正や調整を行います |
第14回 | 検討結果のアウトプット③(Funa-MIX①) ◆グループによるプレゼンテーションを行うことができる ◆他グループのプレゼンテーションを評価することができる ◆他グループとの比較を通して,自グループの改善点を見出すことができる なお,第 14 週及び第 15 週は,理工学部・薬学部・短期大学部(船橋校舎)による合同授業(Funa-MIX)として行う。 ―――――――――― [事前学修:5時間] ・前時の事後学修で追加や削除,修正を行った項を含め,グループ全員の提示資料を統合し,確認を行います ・前時の事後学修で行ったプレゼンテーション全体の修正や調整をグループ全員で確認し,発表練習を行います ・各TARGETや各授業回における学修内容,ワークへの取組みを含めた自身の学修態度等について,振り返りを行います ・「日本大学教育憲章」に示される8つのスキルや各授業回の到達目標について,自身の達成度を評価できるよう準備を行います |
第15回 | 総括・振り返り(Funa-MIX②) ◆本科目における自身の学びを客観的に振り返り,各到達目標についての自己評価を行うことができる ◆本科目における達成状況を参照しながら,後学期に向けた具体的な目標を設定することができる なお,第 14 週及び第 15 週は,理工学部・薬学部・短期大学部(船橋校舎)による合同授業(Funa-MIX)として行う。 ―――――――――― [事後学修:2時間] ・他グループの発表に関する評価や担当教員の講評を参照しながら,自グループの具体的な改善点についてあらためて考えます ・本科目全体での学びや学修成果についてあらためて確認します ・本時に定めた「後学期の目標」を達成するための具体的な方法を考えます |
その他
教科書 | |
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参考書 |
『ミライヲツクル~Learning Guide~』
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成績評価の方法 及び基準 |
各授業回の「自己評価と振り返り」で提出する「振り返りシート」,課題の取組及び授業への参画状況を成績評価の対象とします。「振り返りシート」では,省察の態度・習慣を評価します。 各授業回の配点は以下のとおりです。 [スタートアップ] 6点(第1週) [TARGET1] 24点(第2週,第3週,第4週,第5週:各6点) [TARGET2] 24点(第6週,第7週:各6点,第8・9週[2時限合算]:12点) [TARGET3] 36点(第 10 週,第 11 週,第 12 週,第 13 週,第 14 週:各6点, プレゼンテーションに対する教員の総合評価:6点) [総括・振り返り] 10点(第 15 週) |
質問への対応 | 第1週(スタートアップ)にて周知する |
研究室又は 連絡先 |
第1週(スタートアップ)にて周知する |
オフィスアワー |
月曜 船橋 10:40 ~ 12:10 授業時間内に質問等を受け付けます。時間外では,第1週(スタートアップ)で周知する方法にて連絡してください。
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学生への メッセージ |
毎回の授業を欠席することなく受講すること。欠席した場合は,その授業回の内容を確認してから,次回の授業を受講してください。 オンラインによる授業ですが,授業前には準備(受講環境を整える等)を行い,授業時間,課題の提出期限を厳守するなど,丁寧な受講を心掛けてください。 |