2023年 短期大学部 シラバス - 総合教育科目・補充教育科目
設置情報
科目名 | 物理実験Ⅰ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 梅津・豊田 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 水曜4・5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | N34B |
クラス | 建築・生活デザイン,ものづくり・サイエンス総合(後半) |
概要
学修到達目標 | 様々な実験に自ら取り組み、基本分野である力学、熱学、電磁気学など各分野への理解を深め、工学実験における基礎的器具の使用が出来るようになること、また、レポート作成の基本を習得し、作成できることを目標とする。加えて、コンピュータを用いての計測・表示・視覚化も実習する。 本授業科目はDP4及びCP4に該当しています。 科目ナンバリング:MCbN-115* |
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授業形態及び 授業方法 |
実験に関係する基本事項の習得,安全指導,レポートの作成方法,基礎的測定器具の使用訓練と誤差論概要及びデータ解析・演習など,必要な知識と技術を個別に学習・実習し,原則2~3人を1グループとして実験を行う。レポートは各自作成し,原則として1週間以内にガイダンスで指示された提出先に提出する。(対面授業。必要に応じて一部メディア授業を行う可能性もある。) 課題のフィードバック:提出されたレポートのうち,最初の2回については添削および評価の上,学生に返却する。 |
履修条件 | 基本事項は実験・実習をしながら学ぶが,実験を行う上での安全意識,実験・実習に向かうという意識・姿勢,体調管理は大事である。指導教員の指示に従い安全に実験できるよう心懸ける。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス 実験内容,履修上の注意点,授業日程などの確認と実験レポートの書き方を学ぶ。 【事後学習】教科書および配布資料より実験内容と授業日程を確認する。教員に添削されたレポート内容を理解し,実験レポートを書く際の注意点についてまとめる(120分)。 |
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第2回 | 同上(連続時限) |
第3回 | A実験リテラシー 基礎的測定器具(ノギス、マイクロメータ)の使用訓練と誤差論概要講義及びデータ解析演習(グラフの書き方)を行う。 【事後学習】測定器具の読み取り方法は教科書で後学し定着させておくこと(60分)。学習した最小自乗法の計算を実験データに適応してみること(60分)。 |
第4回 | 同上(連続時限) |
第5回 | B1フックの法則 *学生により B1, B2, B3, B4, B5の実験順番は異なる。 【事前学習】教科書B1テーマを参照し、「目的」「原理」「装置」「方法」などに関して、事前レポート(予習レポート)を作成する(90分)。 【事後学習】必要があればレポートを修正し、実験を振り返り、その結果から学んだことを整理し理解を深める(60分)。 |
第6回 | 同上(連続時限) |
第7回 | B2基礎電気実験(電気抵抗率と等電位線) *学生により B1, B2, B3, B4, B5の実験順番は異なる。 【事前学習】教科書B2テーマを参照し、「目的」「原理」「装置」「方法」などに関して、事前レポート(予習レポート)を作成する(90分)。 【事後学習】必要があればレポートを修正し、実験を振り返り、その結果から学んだことを整理し理解を深める(60分)。 |
第8回 | 同上(連続時限) |
第9回 | B3単振子による重力加速度の測定 *学生により B1, B2, B3, B4, B5の実験順番は異なる。 【事前学習】教科書B3テーマを参照し、「目的」「原理」「装置」「方法」などに関して、事前レポート(予習レポート)を作成する(90分)。 【事後学習】必要があればレポートを修正し、実験を振り返り、その結果から学んだことを整理し理解を深める(60分)。 |
第10回 | 同上(連続時限) |
第11回 | B4ジュール熱と比熱測定 *学生により B1, B2, B3, B4, B5の実験順番は異なる。 【事前学習】教科書B4テーマを参照し、「目的」「原理」「装置」「方法」などに関して、事前レポート(予習レポート)を作成する(90分)。 【事後学習】必要があればレポートを修正し、実験を振り返り、その結果から学んだことを整理し理解を深める(60分)。 |
第12回 | 同上(連続時限) |
第13回 | B5様々な金属の比熱測定 *学生により B1, B2, B3, B4, B5の実験順番は異なる。 【事前学習】教科書B5テーマを参照し、「目的」「原理」「装置」「方法」などに関して、事前レポート(予習レポート)を作成する(90分)。 【事後学習】必要があればレポートを修正し、実験を振り返り、その結果から学んだことを整理し理解を深める(60分)。 |
第14回 | 同上(連続時限) |
第15回 | 到達度確認実験実習 基礎的測定器具の使用方法についての確認 。 |
その他
教科書 |
岡田悟志,梅津光一郎,大久保尚紀,伴周一,豊田陽己 『実践する物理実験』 東京教学社 2023年 第1版
教科書は初回から使用しますので,事前に購入しておいてください。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
実験レポートによる総合評価。 |
質問への対応 | 随時,研究室,実験準備室で受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
豊田 研究室:船橋校舎9号館2階921D室 E-Mail:toyoda.haruki@nihon-u.ac.jp 梅津 研究室:船橋校舎9号館2階921E室 E-Mail:umetsu.koichiro@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:10 ~ 13:20
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学生への メッセージ |
最後まであきらめず頑張りましょう。 【前年度成績分布状況】履修者数90名 S:18人(22%),A:26人(32%),B:17人(21%),C:11人(13%),D:10人(12%),E:8人 |