2023年 短期大学部 シラバス - 総合教育科目・補充教育科目
設置情報
科目名 | 日本語表現の基礎 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 石尾 奈智子 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 水曜6 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | N36L |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 正確に伝わる文章力を身につけることが本授業の目的である。授業の柱は以下の3点となる。 ➀語彙力をつける。意識して、使える言葉の数を増やすようにする。 ②悪文を書かない。 ③わかりやすい文章を書くことを心掛ける。 本授業科目はDP1及びCP1に該当しています。 科目ナンバリング:LLaJ-107 |
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授業形態及び 授業方法 |
オンデマンド授業を実施する。 課題のフィードバック方法は課題内容によって異なる。授業内解説あるいは個別にメールを送るなどする。課題は次の授業の前日までを期限とする。 |
履修条件 | 2/3以上の出席(課題の提出をもって出席とする)をしていなければ、成績評価の対象とはしない。ただし出席のみで、単位の修得が保証される訳ではないので注意すること。 未完成の文章や他の科目のものを誤って提出した場合、欠席扱いとする。またインターネット上の文章を丸写しにした場合は、採点の対象としない。なお、この授業はグループワークを行う授業ではない。同じ文章が複数出てきた場合、全て採点の対象外とする。 |
授業計画
第1回 | 授業の進め方、成績評価の方法などを説明する。 資料編 1 表記法 表記の原則を確認する。 2 悪文とは何か *悪文の推敲① 主語と述語がうまく呼応していない文を推敲する。 【事前学習】この科目のシラバスを熟読しておく、 教養教育科目のシラバスをよく読んだ上で授業に参加すること。(30分) 【事後学習】課題に取り組み、授業内容を理解しておくこと。 (30分) |
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第2回 | 3 話し言葉と書き言葉の違い 話し言葉と書き言葉の違いを説明する。実際に話し言葉を書き言葉に書き換える練習を行う。 *悪文の推敲② 修飾語と被修飾語の関係が分かりにくい文を推敲する。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p13~p15。(30分) 【事後学習】課題に取り組み、授業内容を理解しておくこと。(30分) |
第3回 | 資料編 2 敬語 敬語の使い方について解説する。 *敬語のエクササイズ 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p61~p67。(30分) 【事後学習】課題に取り組み、授業内容を理解しておくこと。(30分) |
第4回 | 資料編 3 ー1 手紙文の書き方 手紙文の書き方について学習する。 資料編 3-2 メールの書き方 メールの書き方について学習する。 資料編 3-3 通信文の書き方 通信文の書き方について学習する。 *悪文の推敲③ 読点の打ち方と一文の長さが適切でない文を推敲する。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p68~p72(30分) 【事後学習】課題に取り組み、授業内容を理解しておくこと。(30分) |
第5回 | 7 要約文⑴ 要約文の書き方について説明する。テキストの例文を解説する。 キーワードやキーセンテンスの見つけ方について学習する。 *漢字のエクササイズ ① 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p31~p34。(30分) 【事後学習】課題に取り組み、授業内容を理解しておくこと。(30分) |
第6回 | 7 要約文⑵ 課題文を要約する。その後コメントを作成する。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p31~p34。(30分) 【事後学習】課題に取り組み、授業内容を理解しておくこと。 他の教養教育科目で取り上げた文章などを要約してみること。(30分) |
第7回 | 5 段落を作る 中心文(トピックセンテンス)と支持文(サブセンテンス)について解説する。段落の役割に注意しながら、文章を書く練習をする。 *漢字のエクササイズ ② 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p23~p29。(30分) 【事後学習】課題に取り組み、授業内容を理解しておくこと。 また読み手を意識した書き方を、他の教養教育科目でも応用できるかどうか、 各自で実践してみること。(30分) |
第8回 | 4 何を書くか、どう書くか テーマの選び方や書き方を解説する。文章の構成法について学習する。 *三字熟語・四字熟語のエクササイズ 四字熟語・三字熟語を使用した短文を作成する。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p18~p21。(30分) 【事後学習】課題に取り組み、授業内容を理解しておくこと。(30分) |
第9回 | 8 説明文 説明文の書き方を解説する。手順を説明する文章を書く。概念を説明する文章を書く。 原稿用紙の使い方を確認する。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p36~p37。p59~p60。(30分) 【事後学習】課題に取り組み、授業内容を理解しておくこと。(30分) |
第10回 | 10 自己PR 自己PR作成例を紹介する。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p45~p50。(30分) 【事後学習】課題に取り組み、授業内容を理解しておくこと。(30分) |
第11回 | 9 意見文⑴ 意見文の書き方を解説する。 *カタカナ語のエクササイズ カタカナ語を使用した短文を作成する。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p39~p41。(30分) 【事後学習】課題に取り組み、授業内容を理解しておくこと。(30分) |
第12回 | 9 意見文⑵ 意見文の書き方を学習する。主張とそれを裏付ける理由の書き方を説明する。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p41~p43。(30分) 【事後学習】課題に取り組み、授業内容を理解しておくこと。 また意見文の書き方を他の教養教育科目などでも応用できるかどうか、各自で 実践してみること。(30分) |
第13回 | 11 レポート・小論文の書き方⑴ 資料の探し方、参考文献の扱い方を解説する。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p51~p53。(30分) 【事後学習】課題に取り組み、授業内容を理解しておくこと。(30分) |
第14回 | 11 レポート・小論文の書き方⑵ 引用文献を使用したレポートの作成の仕方を解説する。 記号の使い方を理解する。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p51~p56 p60 理解できなかった点や疑問点を把握しておく。(30分) 【事後学習】課題に取り組み、授業内容を理解しておくこと。 第15回の課題の準備を行うこと。(30分) |
第15回 | 11 レポート・小論文の書き方⑶ 第14回で作成したレポートを推敲する。 全体のまとめを行い、疑問の解消に努める。 【事前学習】第14回の解説に基づき課題レポート作成準備をしておく。(30分) 【事後学習】テキストを再読し、自分の弱点を理解しておくこと。(30分) |
その他
教科書 |
石尾奈智子・市川浩昭・押山美知子・岸規子・渡邊重人 『日本語表現の基礎』 日本之書房 2021年 第3版
教科書には課題提出用紙が含まれていますので購入しましょう。
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参考書 |
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成績評価の方法 及び基準 |
平常点(授業時の提出課題)70% 期末の課題レポート30%の総合評価。 |
質問への対応 | メールで受け付ける。学科・氏名を忘れずに書くこと。 |
研究室又は 連絡先 |
ishio.nachiko20@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
書くことは自分の考えていることを伝えることです。基礎事項確認と演習とによって、正確に伝わる文章作成をめざしましょう。 【前年度成績分布状況】履修者数28名 S 7人(25%), A 5人(17%), B 4人(14%),C 2:人(7%),, E 10人 |